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ジャカルタでお買い物に行ってみて感じたこと3つ

 外国に行けば、その土地の雰囲気を知りたいと思うもの。それにいいのは、やはり、お買い物かもしれません。
 お買い物は何と言っても自分のお財布を開くわけだから、どのくらいのお値段が妥当かとか、治安の状況を考えると、どうやって行けばいいのかとか、一気にその土地が分かるものです。

 今日気づまりだったお仕事が無事に終わって、ちょっと解放感に浸っている私。思わず、月餅でも買うかなあ・・・とか、そういえばジャコウネコの糞からとる幻のコーヒーの話とか聞いたっけ。それ行ってみよっかな・・・とかちょっと気が大きくなり・・・・

 昨日は、ホテルのお兄さんとフリーマーケットに行って衝撃を受けた。そんなことを忘れないように書いておこうと思います。

1.フリーマーケットで受けた衝撃
  フリーマーケットって、ちょっと古いけれど価値のあるようなものがあるのかな・・くらいの感じ。
  お兄さんがいなければ、決して立ち寄れない雰囲気だった。
  偏見かもしれないのだけれど、なんだか売っているおじ様たちがちょっと怖い。中にあるものも、古いダイアル式の電話とか、映画に出て来そうな蓄音機とか、そろばんの大きいやつとか・・・日本では絶対に売り物にならないと思われるようなものが所狭しと並んでいる。そして、圧倒的に95%男の人が売っている。すごく異様な雰囲気。
  近くには大金持ち(インド系の人が多いそうです)がメイドさんを20人くらい雇って住んでいるようなお家がいっぱい。こういうお家の人はここに買いに来ないだろうし、どんな人がお客さんで、この通りが成り立っているんだろう・・・???
  本当に謎でした。何かが違う。

2.月餅リベンジ
  シンガポールでとてつもなくお高い月餅をお土産で購入。今まで感想を送ってこないところを見ると、あまり感心しないお味だったんだろうと思った。今日、なんとなくラウンジに入ったところに月餅が飾ってあったからこれは日本に持って帰れるか聞いてみたの。
  そしたらね、ラウンジのお姉さんが早速お値段とか聞きに言ってくれて、下のペストリーショップで購入できるって教えてくれた。お値段は何と、お安くても280000ルピア。0を二つ外せば大体日本円だから、なんと2800円、シンガポールより物価が安いはずのここで、更に高いじゃん。どこにも行っていないから、一度買ってみようかしら?と思い立ち、ペストリーショップで聞いてみる。今日中にもらえるのは2個だけだそう。良かった!なんかももらえるって言われてもそこまでお高い、そしてそこまで月餅に愛情のない私が買いたいわけではないので、ちょうどいいなあ・・と思っているところ。
  物価が安いはずの地域でこのお値段って何?誰が買うの????

3.サリーナデパートに行ってみた。
  お土産を買いに行きたい!ってホテルのお姉さんに相談してみたら、サリーナデパートがいいよって、スマホで教えてくれた。それを写メしてさあ行こう!歩けるけれど、タクシーで行った方が良いような雰囲気。かばんは絶対前でもってしっかり押さえて・・とかお姉さんが心配そうに言うから、ホテルからタクシーに乗った。
  交通渋滞でなかなかつかない。15分で歩けるところ20分かかってようやく到着。まあ外を見ながら行けたからいいわ。
  ジャコウネコの糞からとるコーヒーをゲット。
  200グラムで290000ルピア。めちゃ高!(でもよく考えたら月餅1個分だ)2個だけ買って、さあ帰ろうと思ったらタクシー乗り場がない。どうしたらいいん??っと思って、もうしょうがないから歩くか!いざとなれば走ればいい。運動不足ではあるけれど、まだまだ走れるはず!!って覚悟を決めたら、ガードマンのお兄さんがタクシー?って言って近づいてきた。このお兄さん信用していいのかどうなのか?でも、最悪逃げればいいんだから・・と思いながら、呼んでくれている風であったのだけれど、反対側にお客さんを下したタクシーのお兄さんが手を挙げて呼んでくれて、結局それに乗った。
  ちょっとタクシー乗るだけでまあまあドキドキだった。買ったものはジャコウネコのコーヒー2パックだけなのだけれど、帰りは回り道せずにすんなり15000ルピアで到着。でもその道中歩いている人は本当に少ない。やはりタクシーなのかなあ・・・

  もはや物欲もない私。
  何なら家のものをどうやって減らすか悩んでいる私。
  それでも、買い物と言う行為で分かる街の雰囲気、文化は計り知れない。だから、あまり物欲がないのもつまらないなあ・・と思い、だからこそ、日本の普段は質素に暮らそうかと改めて思いました。そうすればちょっとくらい置物買って帰っても置く余地とかできそうだよね。

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