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インドネシアのアライバルVISAをとろうとして詐欺と気付いたプロセス3つとその後・・・

 ジャカルタに行ってみよう!そう思いついた。そのきっかけについては書いた通り(マイレージの特典航空券予約を試みて気付いたこと3つ|Hana (note.com))。取りやすかった。そしてホテルがお手頃だった。そして、本当は4月にBALIに行こうかと思ったのがご縁がなくてなくなったからなんとなくインドネシア・・という感じもあった。
 台北に行って、帰りに上海トランジットを体験して(上海から入国と日本帰国便のチェックインまでにあったこと3つ|Hana (note.com))、日本のパスポートはもはや万能ではないという現実に気付き、ちゃんと調べなくちゃと思った次第。
 そうしたら、インドネシアは少なくとも空港でアライバルVISAの手続きを踏まないと入れない。空港で行列なんてまっぴらな私。それが電子申請が可能という情報が出てきて早速入力。それがなんだかおかしいの。何でそれに気づいたかというそのプロセスを3段階でお知らせしようと思いました。

1.サイトでお金を払ってもお値段の情報が全くでなかった。
  パスポート番号とか、母親の名前まで入れて、最後にクレジットカード情報をフルに入力。それで申請ボタンを押したら、情報が足りませんって出る。さらに、ルールで5月5日から申請が始まりますというメッセージ。そこでちょっと???と思ったの。普通1か月以上も先なら、もっと日が迫ってから申請してくださいとかそういうメッセージ出るもんじゃない?
  でも、開発途上国のサイトだから・・・みたいな不完全さもありありと思う先入観があったのが隙になった。そこから写真とパスポートのコピーとかもアップロードして送信ボタンを押したら、申請が完全にできましたのメッセージ。やれやれと思いながら、お金の情報がそれでも出てこない。おかしいでしょ!もっと早く気づくべきだったけれど、全部の重要な情報を入力するまで気付けなかった・・残念!

2.問い合わせページが機能していなかった。
  そのサイトのページはいかにも政府の外郭団体っぽい感じで本当にきれいだった。それでもお金が出ないのはおかしい!と思って、問い合わせ窓口に問い合わせをしようと思って情報を入力。そこでもまたパスポート番号を入力した。ところが、私が正しくメールアドレスを2回入れても、そのアドレスが間違っていると言って再入力を求めてくる。それを2回繰り返して、さすがにおかしい!いくら耄碌していても、2回も同じ間違いを繰り返すことはない。だから、3回目は目を皿のようにして確認した。これで完璧!!そう思って送信ボタンを押したら、今度は間違っているとも言わない代わりにうんともすんとも言わない。そう、ボタンが押せていない。問い合わせられないようになっている段階で極めて怪しいと思った。そもそも、1か月以上も棚上げになるなんておかしいじゃない?ESTAだってせいぜい3日で返事来るし、何かがおかしい、と思ってインドネシア大使館のホームページに行ってみた。

3.大使館ホームページに詐欺の情報が出ていた。
  これは決定的。オンラインVISA申請サイトなどでカード番号入力して高額な請求が来るケースがありますって。決して入力しないでください、って書かれていて、いやあ~ん、もう入力しちゃったよ。パスポート番号とさらに写真まで取られちゃったよ・・・・
  JCBにお電話をしたら、日本人かどうかわからないお兄さんが、とりあえずカードの機能を止めてくれた。いやあ~ん、カード変えたばかりで、やっと全部の引き落としとかを書き換えたところだったのに・・・
  本当に淡々と事務的な説明を繰り返して、止める手続きは以上です。と言ってくれるから、ちょっと待って、すごい請求が来たらどうしたらいいの?って聞いてみたら、警察に行ってください。被害が受理されたら全額補償の対象です。と即答された。ええ~??警察?警察って、交番とか派出所とかに行くのでいいの?それとも大きい警察署に行くの??何話したらいいの?本当に事務的に淡々と、交番に行ってください。交番に行っても大きな警察署に行くように言われることがあります。だって。
  
  その後、そのサイトのチャットが急に出てきたからやり取りを開始した。もうそのころには怪しさを十分感じていたから、あまり怒らせないように、お金のことがわからないから心配になって・・みたいなところから入ったら、同のアメリカのESTAの申請も運営しているのか、話がかみ合わない。やたら強気。きっとこれはアメリカを拠点としているな・・と思った。請求は右端に書いていたはずだの一点張り。だから、全部の画面コピーを持ってるけれどそんな画面なかったよと書いた。そして、2週間前からしか申請受け付けないってインドネシアのホームページに書いてあるのに阿奈々たちは2か月前にプロセスを始めるって私のお返事したじゃない?それって絶対できないから、契約違反だよねえ・・なんて少し言ってみた。そしたら、2週間前には手続きをするから待っとけと言うから、いったんキャンセルさせてもらって、2週間前にもう1回申し込みさせてくれないかしら?とそれだと私安心できるんだけれど・・みたいに言ってみて。
  そしたら、今度は問い合わせ窓口にそれを書いてくれたらスタッフからすぐに連絡するって言うのよ。
  さすがにちょっとイラっとして、そのページ機能してないわよ。って言ってみたらそのエラーの状況を教えろと言うからおこったことそのまま書いて教えてあげた。だからメールで連絡させて、メールアドレスを教えて頂戴って言ってみたら、メールの連絡先は持っていないから受け取ることも送ることもできないって返答。いやいやあなたたちメールで連絡2回の送ってきているのよ。
  ちょっと待って、それに、何か疑問に思ったらいつでも問い合わせフォームかこのメールアドレスにって書いてたじゃない、そこに送るから、確認してと言って、メールのコピーごと送ってみた。
  Great!とか言って調子いい。72時間以内に誰か返答するとか書いてくるから、JCBに警察に行けと言われて困っているんだけれど、キャンセルのメールをくれたら行かなくてよくなるから嬉しいんだけれど・・・・と書いてみた。それでもあまり響かないから、あなたとのチャットのやり取りもアドバイスがあったから全部保存しているわ。それをどこかに提出する必要がなかったら私はとてもハッピーだからどうかよろしく!って書いたら、必ずキャンセルの連絡をすると書いてきた。
  これでひとまず無茶はしないかなあ・・くらいな雰囲気になってきたように思った。
  それでも今現在まだ、何も送ってきた気配もなく・・どうなっているのかしら?

  カードは一旦停止、ホント不便。
  明日は飛行機会社にもお電話するように言われた。
  そうそう、パスポートも更新した方がいいわよね。
  ああ~ん、どんどん余計なことが増えてきてうんざり。

  日本にいれば、悪い人なんていないと思っているような人が好まれると思う。でもそれでは世界では戦えない。
  4年も日本だけで暮らしていたから完全に平和ボケ。
  
  ほんとにボケでも困るから、こういう刺激も神様が下さった警告と思って、粛々と取り組もうと思う。
  ひどい目にあったら、また続編でお知らせします。

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