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外国のひとり旅で必要だと思うこと3つ

 私が大学に入ったころに、バックパッカーが流行っていて、1か月単位でスーツケースではなく巨大なリュックサックを担いで旅行をする強者が続出した。ちょうどバブルがはじけるかはじけない頃。

 そんな時期には海外旅行とは無縁だった私。普通の人。
 コロナ明けでマイルを使うために海外に行ってみて、こりゃいかん!と思ったのと、いい年になってから女のひとり旅なんて記事に感化されたのとで、この1年間はとにかく時間を見つけて海外に出て行こうと心に決めた。

 何かと仕事もプレッシャーがあって、一昨日一区切り、さあ、次行くぞ!!というときにも、燃え尽き症候群で頭が動かない。どうやって何かをするか・・そう!次の旅の計画を立てたらいいんだ。ANAも割引運賃セールするってメール来てたし、次どこ行くか考えよ!

 11月に週末勤務が多いから、少しまとめて休みをとってヨーロッパに行ってみようかと思ってANAサイトを開く。最近ロシアの上空を通れない影響でヨーロッパまでアメリカ東海岸並みにお時間がかかるようです。狭い、くらいが苦手な私。エコノミークラスに一人で乗っていく自信が消え失せて、たまたま、大韓航空で少しお安めで上位クラスに乗れるイスタンブール行きを見つけた。私がお世話してた若者がトルコ系のイラン人で、是非、行ってください!って何度も言ってくれていたから、行ってみようと思ったのもかなり強い動機付け。安い日で行こうと思ったら、4泊6日になってしまったから、他の都市にも足を延ばそうかな・・と思って、なんとなくカッパドキアという都市の名前が浮かんだ。
 カッパドキアってそもそも都市の名前だったんだあ・・というレベルの私。それでも子供のころの何かで頭に残っていたこのフレーズ、行ってみようと思って、飛行機を確保。今度はトルコ航空。今はネットで何でもできる。でもねえ・・・

 最近、台北・上海・ソウル・釜山・ハノイと回ってきて、私のように若い時にバックパッカーとかやった経験のないような人のひとり旅は、少し違う素養と準備がいるのでは?と思ってこの記事を書こうかと思いました。

 前置きはこのくらいにして・・・

1.最後はアナログほど強いものはない。紙のチケットとか・・
  私は私の仕事の領域できっとかなり早く人工知能とかになじんだような人ですから、昔は良かった・・・なんてセンチなことを考えるタイプではありません。それでもね、いざというときにネットがつながらない、スマホが電池切れしていたら、本当にどうしようもなくなる、なんてことがおこらないように、すべての大事なものはプリントして持っておく。パスポートのコピーもスマホに写真を入れておくだけでなくコピーもどこかに忍ばせて。

2.ガイドブックは本で持って行く。
  私はたいてい、出発ギリギリまでパンパンで仕事をするから、準備なんてあったものではなく、行きの飛行機の中でガイドブックを読む。地図アプリさえ入れておけば・・って書いてあるけれど、そんな暇もなくて。台北でガイドブックをダウンロードしようとしたけれど、ネットが遅いからか、落ちてこない。本持っててよかった!
  バックパッカーやっていけた人たちはコミュニケーション能力が高くて、現地の人とコミュニケーションをとりながら解決していくだろうけれど、私のような普通の人はそれはきっと無理。だから紙の本。

3.正露丸
  子供のころはおなかが弱くて、よく、胃薬のお世話になっていた。コロナ下でマスクをしていたせいか、ノロウィルスにもかからず、おなかが弱かったことをうっかり忘れていて、羽田空港までの国内線で水に気を付けるようにという注意書きをガイドブックを読んで知った。
  慌てて、成田空港のドラッグストアに入り、おなかの薬下さい!と言ったら親切な薬剤師さんが
「今どの様な症状ですか?」
と聞いてくださった。調子悪くても、飛行機に乗れる時代に戻ったんだ・・・と思いながら、
「今は元気なのだけれど、おなかが弱くて、水の良くない地域に行くので、そのためのお薬が欲しいんです!」
とお答えしたら勧められたのが「正露丸」。
帰りに油断をしてたたきの入っているサラダを食べたら案の定おなかの調子が悪くなり、正露丸のお世話になりました。
 日本ほど水がいい地域ばかりじゃないから、本当に気をつけなくちゃ。
 一人でいるときに体調を崩すと心細いから、特に消化器系はやられると、高熱が出るよりずっと気が滅入る。
 少しずつ思い出しながら準備をしていこう。
 


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