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旅行先とホテルの選び方で考えたいこと3つ

 旅行を通じて知らないもの、不確かな状況への対処の勘が戻りつつあって、我ながらほっとしている今日この頃。
 若い時には、旅行先=行きたい場所だった。
 おばちゃんになって、何が困っているって、肩が痛いんです。
 それがどーした!って言われるけれど、キャリーバッグを引く動作が辛い。だから機敏に動けない。優しい回りの男性が荷物を降ろして下さってどうにかなっている今日この頃
 さらに、目が悪くなって遠くが見えないし近すぎても見えない。だから情報がいっぺんに入ってこないから、処理が遅れる。
 もっとさらに、記憶力の衰えで、何でもきれいさっぱり忘れるもんだから、途中まで何かやってしばらくペンディングにしておくといちからになって効率の悪いことこの上ない。

 だけどね・・
 きれいさっぱり忘れるってことは、行く場所に対してこだわる必要はないってことなんですよね。どうせ覚えちゃいないんだから。
 じゃあ、何にこだわればいいのか・・
 気付いたんですよね。
 その瞬間どんな気分でいたくて旅行に行くのか?
 それだけ考えればいい。
 そしてその時に出やすい体の不具合とか仕事の忙しさとか・・・

 それで3つに分けてみた!!
 それに応じて、行く場所を決めたらいいのかも・・自分ながらまあまあいい思い付き。きっと明日になればまた綺麗に忘れるだろうから、メモとして残しておこうと思い書いています。

1.元気で気力があふれていて、何でもできる自信のある時に、何かをクリアする旅
  今の私がこのテーマで考えるテーマは「リベンジ!」の旅。
  昔、パリに行ったときに、みんなで凱旋門昇ろう!って8ユーロ位したと思う、チケットまで買ったんだけれど、あの暗さ、狭さがガ~ンと来て、断念したんですよね。もう10年位前のお話。それからは、ミラノやフィレンツェのDUOMOも昇っていない。
  私は子供の時にトイレの扉を閉めることが出来なかった人だから、どうしようもなく疲れたりプレッシャーがかかると、本当に暗い、狭いが無理になる。
  それでもね、大人になって初めて断念したのが凱旋門だった。それから自然とそういう場所に行かないように避けている。この意気地なしの流れを止めたいんですよね。
  今度、韓国でお友達2名を誘ってDMZツアーに行くことに。第3トンネルと言って北朝鮮からソウルを攻めるために掘られたトンネルなんですって。そこがコースに組み込まれている。どれくらい長いか暗いかわからないけれど、まず近場からリベンジ!それがいけたら凱旋門に行こうと思う。
  そういうところに行こうと思える活動的な時って、ホテルの滞在時間は極めて短いはず。だから、例えば、パリに行くことにしたら、出来るだけお安いホテル、近所が散歩出来て、おいしいパン屋さんの近くにホテルを見つけて。パリではクロワッサンのお値段がどのお店でも同じなんですって。だから、おいしいパン屋さんで買ったもん勝ち!
  なんか行ける気がしてきた。もちろんそういうときはエコノミークラスで行く。ここ一番の時以外は、お食事はどん兵衛でいいわよ!

2.リトリートの旅
  これは私のジム友のお兄さんに教えられて認識した旅スタイル。私が弾丸の日程でばかり出かけていたら、「旅はリトリート!」って言うアドバイス。お兄さんはお年もあるでしょうが、フルフラットの飛行機にしか乗らないそうです。
  バリ島でヨガをして・・・と言うお話を伺って、空気感の違うところでヨガをしたり、エステをしてもらったり・・そういう旅もありだと思った。
  今度バンコクで予定している旅行は、ホテルが主催してくれるヨガクラス、ピラティスクラス、ムエタイクラスの合間に評判のエステに行くというコース。結局クラスとエステのお部屋にほとんどいるから、お部屋はそれほどこだわる必要はないのだけれど、エステがあって、クラスが開催されているようなところは、そこそこ評判のいいホテルのようです。
  バンコクは3泊で7万円くらいでそこまでお安くはないけれど、ものすごくお高くもない。
  ラオスのホテルはエステは無制限のお部屋を予約した。そこでは、お寺の瞑想とかのクラスもあるんですって。
  きっとこういう旅を考えるときは、東南アジアでホテルのリーゾナブルな地域から探すのがいいんだろうと思う。

3.自分が大事にされる存在だと思いたいときに行く旅行
  私はどMキャラだから、どちらかと言うと控えめだし、すぐ謝るし、動物の様な人間の餌食になることたびたび。どう考えても理不尽で、「許せぬ!」という考えがよぎる瞬間も1年で何度か存在する。それでもね、雑に扱われすぎると、それが常態化してしまう。そこまで来るとお相手の問題ではなくて、私が雑な扱いをしていい人間だというオーラが出てしまうのだろうと思う。
  だから・・・
  優しいホテルの人達に大事にしてもらって、おいしいお食事をして、ちょっと行きたいところに少しだけ行く。そんな自分を取り戻す旅というのもあるんじゃないかと思った。
  私は人に愚痴を言ったりして気分が晴れるようなタイプではないから、こういうのが一番!ジャカルタに行って皆さんに優しくしてもらって、そうだよね、私の周りの人ってこういう人たちだった!って思い出した。

  こういう旅は、いいホテルに泊まるのが一番。
  きれいな広々とした見晴らしの良いお部屋に泊まり、声をかけたら一生懸命お話を聞いてくれるような・・・
  どうやって探すのか?
  まず、対円でドルみたいに強くない国を探す。もともとの物価のお安い国を探す(対円が強くても元々がお安ければお財布には優しい)、出来たらあまり遠くない国(飛行機代が安くなるはず!)。
  評判のいいホテルのチェーンで、比較的物価の安い地域をピックアップし、そこのホテルのお値段をチェック。アメリカでは1泊30万円でも、ところ変われば同じチェーンでも4万円くらいでも泊まれる地域があったりする。
  心が弱った時のために今リストアップ中。マニラはフィリピンの首都、ホテルの外には出にくいけれど、ホテル滞在だけをメインに行くならいいかも。コタキナバルは自然がいっぱい。オランウータンに会えるかもしれない。お正月にコタキナバルに行こうかと思ってギリギリまで迷っていたけれど、結局どうしても中東のどこかに行きたくてドーハに行くことにしてしまった。

  こんな風に行き先・名所から選ぶのではなくて、その頃のコンディションとか、気分で全体の構成を決めるのもいいかもしれません。

番外編:私はジム友のお兄さんの影響でクラシックを聴き始めました。いつかベートーベンの第九をドイツ人のコーラスで聴いてみたいなあ・・・ハゲタカの鷲津さんが初めに目指した晴れ舞台のカーネギーホールのコンサート行ってみたいなあ・・この間プラハ交響楽団のドボルザーク、感動したなあ・・プラハでクラシックもいいなあ・・・
  ドイツ、ニューヨーク、プラハではプラハが圧倒的にお値打ち。
  ホテルも、お高いチェーンが東南アジアくらいのお値段。
  これなら、3番の旅のテーマにクラシックがついてくる1石2丁かも、何てワクワクしてきました。

  旅行はそれほど好きではなかったはずだけれど、なんか計画を考えるのはとても楽しい今日この頃。

 そうそう、私が一番好きな国はイタリアだった。イタリア人の緩さが好き。食べ物が圧倒的においしいのが好き、もう空気感が大好き。
 今、イタリアは飛行機高い、ホテル高い、ユーロ高い、食べ物おいしいからどん兵衛は封印しなければならないので滞在費も高い、だから、今候補にすら上がってこない国ではあるのだけれど、ポイ活、マイルで世界一周とか景気のいいお話も聞くので、私もうまく工夫して、どこかのタイミングでは絶対行こうと思っています。


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