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みんな誰かの気持ちに生かされてる

おはようございます!
ひなしゅしゅ/松崎雛乃です。

私事ですが先日デザインフェスタに参加してまいりました。デザインフェスタとはたくさんの方がものづくりされたものを販売や展示をしているイベントです。私は普段関西に住んでいるため、なかなか関東の方には行くことができず、今まで関東方面にお住まいのひなしゅしゅを応援してくださっている方々には会うことができていませんでした。11/19、11/20と二日間関東の方に会うことが叶う時がきたのです。今日はまだ20日が始まったばかりですが19日の気持ちを忘れないうちにしたためたいと思います。

外に出ることを助ける服は外出に不安がある人のための服なので、ターゲットとなる方々のデザフェスへのお越しはおそらく難しいのになぜ出展するのかと聞かれたことがありました。
わたしは今回、ひなしゅしゅのお洋服を必要としない人にこそ見ていただき、そのような人々に想いを馳せたり、本当に、本当にほんのちょっとしたことが何かのきっかけになりうることを知ってもらい、生きづらい世の中何かの気づきになればと今回出展を決めていました。

ひなしゅしゅのブースは他の出展ブースから見ても異質です。でも、それでも「外に出ることを助ける服」というワードに引っかかってくれる人がたくさん居て、たくさんの人に服をご説明することができました。
服の説明を聞いてまず「かわいい!」と言ってくださる方が多かったです。そして、「わかる!」と言ってくださった方が多かったのが嬉しかった。ひきこもっていてもいなくても、人間誰しも少なからず生きづらさは抱えて生きているものだと私は思っています。多くの方が見て共感していただけるというのはぬいぐるみを作ってくれた当事者さんにも、そしてひなしゅしゅを応援し関わってくださる皆様にも伝えたいと思いました。なにも自分達は特別なんかじゃなく、みんな同じ感覚なのだと。そしてそれはみんな違う人間だけど、違う人生を歩んでいるけれど、同じところもあるよということです。

そしてひなしゅしゅブースには応援してくださるたくさんの方が足を運んでくださりました。
関東方面、と一言に申し上げても本当にたくさんの地域の方に遠いところお越しいただき、申し訳なさを感じる一方で、本当に会えてよかった。きてくださりありがとうございます。
いつもはインターネットでやりとりすることが多い方々。実際にそこに居て、目を見てお話しできるというのは本当に力になります。ひなしゅしゅを応援してくださる方が本当に各地にいるんだと、嬉しくなります。

わたしは今までひなしゅしゅの活動をやってきてもちろん悩むこともありましたし、これは本当に誰かのためになっているのか、この言葉は誰かを傷つけていないか、と立ち止まることも多々あります。
でもそんな中でこうして遠いところまで会いにきて応援してます!と言ってくださる方がいる現実が今の、そしてこれからの私を生かしていくことと思います。
「ひなしゅしゅのおかげで救われた」という言葉で同時にわたしも自分のやっていることに意味はあるのかという呪縛から救われるのです。

いつも皆様応援ありがとうございます。
もちろん会うことが全てではないのでインターネットで遠くから応援してくださるのも嬉しいです。でも、いつか、皆様一人ひとりに会いに行けたらと近い将来思っています。
その日のために、わたしはまだまだ生き続けます。みなさんもその日のためにどうか、生きてください。

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