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だから思い通りに引き寄せが起こらない。 | 陥りがちな罠と脱出方法

引き寄せの法則を知るとき、大体の人が「欲しいものが手に入らないからこれを使って手に入れよう!」と思っていると思います。

そして引き寄せの法則は確かに存在しているんだけど、間違った見方のせいで結局欲しいものが手に入らなくて、信じられなくなっちゃって…って拗らせていく人をたくさんみてきました(私にもそんな時期がありました)。

今回はその陥りがちなワナの説明と、そこから抜け出す方法を私なりに綴ってみることにします。


引き寄せのファーストステップとよくある誤解

引き寄せの法則という言葉のせいで少しだけ本来の意図とは異なったイメージをしてしまう人が多い気がします。

まず自分が中心にいて、自分の現実という世界が周りに広がっている。そして、そこに自分の思考の力を使って見えないところからポンっと欲しいものが出てくるような感覚。

自分がいて、欲しいものがある。それに意識を向けることでその欲しいものが自分の方向にどんどん近づいてくるようなイメージ。

願いを放てば、あとは自分がいい気分でいればそれが現実に引き起こされるようになる。だからいい気分でいるように心がけよう。ネガティブはNO。

完全に間違いかと言わればそうではないのですが、上のように理解して引き寄せに取り組もうとすると、思い通りにいかない原因になりかねないです。

引き寄せの法則は「自分のいやだと思う現実を体験する」というところから始まります。エイブラハムの言葉ではcontrast (対比)と言われていましたね。

まずは現実を通して、自分が経験したくないことを知ることで、経験したいことを知ることができる。

あんな風に人に扱われた。もっと大切にされたい。
自分の実力の無さに失望した。もっと実力をつけたい。
今の家はキッチンが狭くて不便。もっと大きな家に住みたい。

まずは「ない」を経験しないと、何が欲しいかがわからないようにできています。だからまず、ファーストステップは「何が欲しくて何が欲しくないのかを知ること」になります。


2つ目のステップ「欲しいものとマッチする周波数にいる」

そしてセカンドステップは、「欲しいものとマッチする周波数に自分がなること」です。

さて、ここで混乱が起こります。

欲しいものとマッチしている周波数ってなんじゃいな。。あ、そうか、それを持っている姿を想像すればいいのね!そしたら「持っている私」の周波数を再現できるよね!妄想タイム開始〜。ってなっちゃいます。

または、紙に願いを書いたり、アファメーションをしてみたり、とにかくメソッドと呼ばれるものを必死にやりながら「はやく現実に現れないかな」ってやってはいないでしょうか?

部屋を想像してみてください。そしてその真ん中に自分がいます。

部屋の真ん中に自分+その周波数にマッチした世界が広がる窓の外

その自分が思っていることはなんでしょうか?「お金がない」「彼氏に振られた」「不細工」自分の内側にそれを入れてください。

そして部屋の窓の外を見渡します。「お金がない現実」「彼氏に振られた現実」「自分が不細工に感じる現実」が広がっています。

お金がないという確信=お金がない現実が広がる窓の外

これが引き寄せの法則です。自分がずっと考えていること、感じていること、強く周波数として持っているものが現実の世界に広がること、です。

だからあなたが現実に変わって欲しいと願いながら必死にアファメーションをしている間、あなたは「それがないことを強く認識する部屋」にいる。何かを変えようとしているけど、ずっと「それがない」という場所から一歩も動いていない。

叶わないことが不安でノートに必死に書いていませんか?

妄想して、ウフウフした後に、現実世界に戻り「さ〜て、いつ現実に現れっかな」ってやっているうちは、ずっと同じ「それがまだない」部屋に座り込んでいる状態なのです。

もちろん妄想や紙に書くこと、アファメーションに全く効果がないわけではないです。ですがそれをすれば叶う、とかひき起こる、とかではなくて、それをすることによって「自分が今居座っている部屋を移る」から効果があるわけなんですね。

じゃあ「それがある部屋にいる私」ってどんな状態でしょうか?

今あなたが当たり前に持っているものや人間関係、事象について考えてみてください。スマホを持っていますか?当たり前ですね。来月の15日にお給料が振り込まれますか?当たり前ですね。

それが起こって当たり前。それがあるのが当たり前。それがこれから起こるのも当たり前。だって、当たり前だもん。そのくらい、当たり前ですよね?

それを持っている部屋というのは、それが自分のものであると確信している自分がいる部屋です。

あなたの周波数は常に外側に見える世界にマッチしています。つまりあなたの周波数が変わらないと(=別部屋に動かないと)、外の景色は変わらない。

エイブラハムは「欲しいものがわかったら、ボルテックスに入ってくださいね」と言います。

それは、あなたが今「ない」と思っている場所から、すべてがある場所に移動してくださいね。だってそこにありますから!という意味。


じゃあその周波数にどうマッチすればいいのかって話

普段私たちは、願いを見つけるのは上手なのに、受け取るのが下手すぎるんです。

「豊かな生活ができるお金」という願いを宇宙通販で頼んで、「豊かな生活ができるお金がある自分の部屋105号室」宛に発送してもらっているのに、自分自身はずっと隣の隣の部屋ぐらいで「お金がなくて大変な部屋103号室」で、ずっと届くのを待っているんですよね。

めっちゃ注文してるのに、全然宛先の場所に自分がいなかったら、受け取れないですよね。

もう置き配してくれているのに、あなたが103号室にいるから、受け取ることだけができていないんです。も う 届 い て い る の に、です。つまり…

隣の隣に、動け!

というわけなんです。

受け取れ!

ということなんです。

そこにあるから、その周波数に(場所に)自分が取りに行けばいい

そしてその部屋に移動する(その現実の周波数にマッチする)ためにオススメなのは、「願ったものは必ず叶うのがこの宇宙の仕組みであるのだ」という真実を腹に落とすことです。

信じたいけど、信じきれない。だから疑う。だから不安になる。

逆に「願いは放ったし叶うのは時間の問題だなー。」っていう状態、これは「手に入れるのが当たり前」になっているんです。

それが起こるのが当たり前、という安心感、皆さんも感じたことがあると思います。

先月は〇時間働いたから来月はお給料はこのくらい振り込まれるな、とか。
お金を払ったら、この品物は私のものになるぞ、とか。
風呂自動ボタン押したし、20分ぐらいでお風呂が炊ける、とか。

こんな日常で感じている「あたりまえだよね」、を「願ったんだし、叶うのは当たり前だよね」に変えていく。すると、それは当たり前です。

今まだそれが起こっていなくても「それはもう私のもん!」と確信している状態を作ります。それは、注文した商品をちゃんと受け取れる場所にいることと同義です。

ルンルンしていればなんでもうまくいく!と言って、なんでも叶えられちゃう人は「ルンルンしてるんだから、全部叶うべ!」と心底信じているからその方法で叶っているし、

紙に書いたら何か分からないけど叶うらしいわ!といって叶える人は、そのメソッドが「ホンモノ」と信じているから叶っている。

「ルンルンしてたら叶うのね..じゃあお洒落なカフェに行ってテンション上げるか..わー可愛いケーキセット。ああ、でもまだ彼から連絡ないや…ガックリ」ってやっている時は、結局はそれが叶うと思い切れてないということです。

何をやっていても、それが手に入るという確信を持ったとき、ちゃんと叶うんですよね。

(逆に、確信がないし不安だらけだけど、叶うもんは叶うんだと信じていればそれもそうなりますよね。それはそれで最終的には「叶うもの」として認識しているのです。)

だからもし今でも引き寄せの法則が信じきれなくて、不安にのまれている人がいたら、ぜひ自分に1番しっくりくる方法で「その法則が本当に働いているから、絶対に叶うんだな!」と信じられるような勉強をしてみてくださいね。


全部叶えているのはあなた

ああ、私の願いが叶わないと嘆いているとき、その「願いが叶わない自分」を完璧に叶えているんです。

あなたには叶える力がある。

呼吸をしているように、身体を持ってこの地球を体験しているように、自分の周波数で現実を創造しているのも当たり前なことなんです。

だからその力に自信を持ってくださいね。

大丈夫、大丈夫です!

-Hina

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