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対策を頑張ってるライブハウス、ミュージシャン、そしてこんな状況でいらしてくださるお客様・・・来れないのも痛いほどわかるよ、、、配信、、、する派しない派いるよ・・・それぞれ言い分あるよ。なのに善意が善意を攻撃するこの感じ。コロナウィルスが落ち着いたあとの音楽業界はどうなるんだろうか。(タイトル長)そして書き始めてみたら本文も長いので2回にわけますーその1

程嶋です。強気な記事を書いたり弱気な記事を書いたり、情緒不安定です(笑)全然週次ルーティンが守れなくなりました。

そりゃ不安定にもなるよね。

ただ、なんとか頑張っています。

大人だからね!!

さ、今回は長いかもしれないので、Agenda切ります。

【ライブ会場:開催派】感染防止努力を訴えようとするライブハウスの立場

さて、Facebookでは何回かコロナウィルスに対するライブハウスの取り組みをご紹介させていただいています。

元の着想はこちら。

Villageさんの記事ね。

こちらの3本の動画を見ていただけると、
①ライブハウスといってもメディアで言われるような換気の悪い密閉空間だったり人が密着するようなスタンディングだったりするような形式のものは我々の活動フィールドにはほぼない。(クラブは別ね)

②規模的にもクラスターが起こる可能性はほぼない(もちろん【絶対ないとは】言えない)因みにスイスとかだと100人以上がNGとか各国によって基準値があったりしたはず。

③この形態の営業が無理なら「レストラン」や「バー」もNG、むしろライブハウスは今とても気を使ってくれているから清潔だし安心??

じゃね?

と思うのです。

でも。この動画をとったあといろいろなことを考えました。

【ライブ会場:自粛派】やめたくてやめてるわけじゃないライブハウスの立場

最近は

①ギターを持っているだけで電車の中で自分に人がよりついてこなくなった

②ライブハウスのマスターという事を知られているからか行きつけの居酒屋で自分が入店したら他のなじみの客が帰った

③レストランでライブをすることがあるが、常連さんから「ライブって今危ないんじゃないの?」と言われた

④地方とかで近所から「こんな時にライブで集客するなんてやめてほしい」と言われた

など、多数ではないかもしれないけれど悲しいエピソードがSNSではいってきます。ちなみに知り合いのSNSをざっと見て書いているのでフェイクニュースではないです。③とか特に馬鹿みたいでしょ?ライブをするだけで、空間は一緒、、、(ライブをすると多少混むんでしょうか??)はっきり言って風評被害ですが、遠ざける気持ちもわかる。(これはあとから書きます)

そして、断腸の思いでライブをキャンセルするライブハウスさんの気持ちもわかります。特に地方の狭いコミュニティでライブハウスを経営している方は④は死活問題な感じもします。

因みに大規模な会場がやむを得ずキャンセルになってるのはもうこの状況だとどうにもならないと思います。これはライブだけではなく全ての「大人数が集まる」事項が自粛されているからです。

そして。

【ミュージシャン:ライブ決行派】「対策はできる限りやってます!来れる人は来て!」の立場

私の周りの人たちはほぼこれですね。
ちょっとお客様が減ったとしても、まあ、普段からそんなに大規模だったり、パンパンの満席でライブをやることもないし、

中小規模のものはやるよーという立場。
ただ、これはJAZZ界隈のシステムに限った話だけどお客様が減ったりしているとチャージバックが減ったり、ギャラで出させていただいている場合、長期的に見るとお店の体力をがつがつ削っていることになるのでいろいろと収入を補うものとして配信を考えたりするよね?(無観客だったりもある)
で、、
ここを有料にする、しない、オリジナル、カバー曲にするなどで権利の問題があったり決済の問題で悩んだりする人が多かったりするよね。
私も「善意の」攻撃を食らいました。Jasracさんにいろいろ聞きながらやってます。これは後ほど・・・。でも、みんな基本は善意なんだよ・・・。

【ミュージシャン:ライブ自粛派】やりたくてもやれなくなった立場

いろんな立場で考えた場合、ライブを自粛する人がいます。
基本的にはミュージシャンは予定されていた演奏はしたい生き物です。

だってミュージシャンなんだもん。

でも、、、

このあと書く、お客様の立場との合わせ技でライブをやりたくてもやれなくなる人がでます。

そして難しいのが「地方公演」

実は昨日、いつもツアーでライブに来てくださるお客様がFacebookに、
「東京のミュージシャンはなんでツアーのライブだけ中止にするんだろう。信用ならない。」

と書き込まれているのを見て、心底悲しくなって、、今この記事を書いています。

ミュージシャンだってキャンセルしたくてしているわけじゃないです。

もちろん、その方とミュージシャンの間に何があったかはわかりませんが、

応援してくださるファンの方をがっかりさせてしまうのは、
ミュージシャンとして本当に悲しいことだな。。

と思いました。

同じように疑問に思われる方やもやもやされるお客様のためにもこの記事を書いています。

ただ、自粛するライブハウスの立場に書いたことと、この後書くお客様側の事情を踏まえて、「ツアーに行けない」状況に追い込まれるのです。

と、第二回に核心がつまってしまいますが。
そろそろ生徒さんがいらっしゃるので今日はここまで。

ちょっといろいろギスギスして耐えられなくなってきたので、半ば自分の気持ちの整理のような記事になってしまってすいません。

もろもろ状況をちゃんと判断してみんなで乗り切りたいです。

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