本物よりも小さくて軽い。布花ラベンダーの耳飾り。

2021年1月4日 05:51

今まで何度か作ってきたラベンダー。

この初代ラベンダーは
2018年の1月〜2月に作ったもの。

当時から、作り方はほぼ変わらず、
一粒一粒、布を巻いて
それを束ねて組んでいくことで、
このラベンダーが出来上がります。

そして、今年の夏に作った
こちらもブローチサイズの二代目ラベンダー。

初代ラベンダーから
一粒一粒を巻いている生地を変えて、
さらに小さく、さらに繊細に仕上がりました。

これを作っていたときに、
「ラベンダーの耳飾りが欲しい」と
お客様より、お声がけいただいて。

今回、３代目となるラベンダーは
初めて耳飾りサイズでお作りしました。

２代目までのラベンダーは
極小のペップに生地を巻き付けて作っていたけれど
同様の作り方では、
耳飾りサイズにするには少し大きすぎる…。

今回は
糸を芯代わりにして、さらに小さい生地を巻いて作りました。

一粒一粒がとても小さいので
ピンセットを使いながら、作っていきます。

1本よりも2本、2本よりも3本…
束ねるからこそ、
そして束ねれば束ねるほど、
かわいくなるラベンダーだから

耳飾り1set分を作るには
少し気が遠くなるほどの時間と手間がかかります。

どうしても、わたしは不器用で、
こっちの方がかわいい、と思ったら
妥協できなくて

その分、手間も時間もかけながら、
ひとつの作品を仕上げていくから
一般的なアクセサリーよりも、
価格帯も高くなってしまいます。

だけど、ただ高いだけじゃなくて
ラベンダーの耳飾りで
これほど、繊細でリアルなラベンダーに近い耳飾りは、きっと他を探しても無いはずで。

この繊細でリアルに近いラベンダーは
1粒1粒手をかけて作っているからこそ、できるものです。

1日10時間ほど、休憩なしで作業して
ようやく、おひとりにお届けできる耳飾り。

だから、
大量生産は出来ないので
ご注文いただいてから、
その方だけのために、お作りしようと思います。

そんなeritonunoのラベンダー。

せっかく受注生産の形を取るなら
デザインから選んでいただけるよう、
2パターン、ご用意しました。