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地域取材の完成度は事前準備で決まる!はじめて地域取材をする方へアドバイス


旅を仕事の1つにする」がコンセプトのコミュニティ「POOLO JOBトラベルクリエイターコース」1期生のひなです。

今回は、POOLO JOBでの講義で学んだことと、実際に逗子の地域取材をした体験を元に、これから地域取材をしたいと考えている人に向けてアドバイスをしたいと思います。


1.取材する目的はしっかり決めつつ、インタビューする人や地域ならではをプラスする

実際に仕事として地域取材の記事を書く場合、クライアントからの要望を理解し、テーマに沿って目的を明確に考える必要があります。

最初に目的を明確にしないと、記事を書いたものの、「テーマが違っていた」「ターゲットが違う」など、見当違いな記事を書いてしまい、クライアントに満足いただけない、更には取材のやり直し、などの事態に陥ってしまう可能性があります。

筆者の場合、POOLO JOBの課題で逗子のゲストハウスで、住み込みで運営のお手伝いをしている方に、「逗子の魅力を伝える」ための記事を書きました。(記事は後ほど公開予定です。)

インタビューで逗子に訪れた際の写真

取材をした方が、ゲストハウスに住み込みをしつつ珍しい働き方をしている方なので、正直その人の仕事やライフスタイルの方が興味があり、面白い記事になりそうだなと思ったんですが、今回の課題のテーマが「地域の魅力を伝える」だったので、その方の仕事に焦点を当てるのではなく、「ゲストハウスの運営のお手伝いを通して逗子の魅力に気づいたこと」を中心に取材しました。

決められたテーマの枠からははみ出さずに、その人にしか聞けない情報をインタビューし、おもしろい記事になるように意識しました。

他の類似記事と差別化するためにも、新しい視点や情報を盛り込んだり、読者にとって有益な情報を提供することも重要です。

2.事前に調査を行う

取材する地域や、人物について事前に調査を行いましょう。

「どうせインタビューするんだから、なんでも教えてもらおう」という姿勢では面白い話は引き出せません。調べたら出てくる内容をただ並べただけの記事になってしまう可能性があります。

しっかり事前準備を行うことで、「ここを深掘りしたらおもしろそう」「この人にこんな質問をしたら、他と差別化した記事が書けそう」など、より深くおもしろい記事が書けるようになります。



POOLO JOBの講義を受けて、ライターとして仕事をする、特にインタビュー記事を書く際には考えること、気をつけることがたくさんありました。

実際にインタビュー記事を書いてみたら、想像よりかなり大変で、しんどくなる場面も多かったです。

しかし、インタビュー記事は大変な分、「インタビューした人や地域のことを少しでも広められた」「インタビューした人に喜んでもらえた」「情報を欲しがっている人の役に立った」などのやりがいも大きいし、学べることがほんとうに多いです。

今回紹介したインタビュー記事の気をつけることに関しては、ほんの一部の内容にはなりますが、知識を全部頭に入れてから実践よりも、実践しながら学ぶことが大切だと思います。

ぜひインタビュー記事を書く際の参考にしていただけたら幸いです。


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