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Photo by
kentamaruyama
9月
夕方までは 晴れるらしい
タオルで色とりどりの窓辺
隙間から 借景を見つめる
毛玉の背中が 視界の隅に
自分の中で アニソンの分類
どこかで聞いたような
たくさんの音数 高いキー
落ち着かなくて「ストップ!」
いつもの温度に戻ったら
穏やかに 言葉を探す
せがむ毛玉に まあだだよ
借景の位置へ 戻って行った
お腹が空いて 冷蔵庫を開ける
すぐに食べられるものは ない
寒天でコーヒーを固め
冷えたら 蜂蜜をかけよう
少し暑い9月 日曜の朝
室温が28℃になったら そしたら
フィルタを掃除したエアコン
早速 点けるんだ
借景とは またしばらく
逢えない日が続くだろう
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2020年度に創作した詩
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