見出し画像

「名乗る」の新ルールを作ろう

一般的に、立場が下の方から名乗るべき、とされている。

やまこしはそれちょっと違うと思う。

「名乗る」という行為は、別に何度やってもいい。何度も挨拶をして、気持ちを害することはないからね。でも、新参者が「名乗る」というのはとてもハードルが高くて怖い。

例えば、20人いる部署に、今日から新しい人(以下新参者)が1人入ってきたとしよう。すると、受け入れる方の20人は、新参者1人の顔と名前を覚えれば良い。
しかし、新参者は20人の顔と名前を覚えなければならない。これは大変なことだ。

「はじめまして、○○と申します」を繰り返していく中で、「あれ、、、、この人会ったことあるっけ、、、?この前休み、、、?いや会ったなぁ、、、挨拶した、、?」ということが発生する。

まぁもちろん「この前挨拶したかもしれないんですが〜」と言ってもいいわけだが、この逡巡が繰り返されると思うと結構ストレスになる。

簡単なことだ、新参者1人を覚えればいい20人の方から挨拶すればいいのだ。
20人の方が、積極的に名前を呼んであげればいいのだ。
本当に、本当に簡単なことだと思う。

そのコミュニティにより長く属している方が、新参者に対して積極的にコミュニケーションをとっていくこと、これもはや義務だと思う。
立場の上下じゃなくて、そのコミュニティ在籍歴。

今年度は社会人1年目として3つの部署を点々とする研修形態の中にいた。たくさん挨拶を繰り返したけれど、毎度ストレスがすごかった。
そんな中で、会社のレジェンドのような人の方から挨拶をされた時の安心感たるや。
私は絶対そういう「先輩」になろうと思った。

「上の人は待つ」という考え方、何もかもナンセンスじゃない?

いただいたサポートでココアを飲みながら、また新しい文章を書きたいと思います。