すきなこと500 vol.5: カフェ・ド・武
「食べること」に興味がないので、1日の摂取カロリーがあまりにも少ないことにお風呂あがりに気づき、眠る体力がないため夜中にバナナを食べることがある。そのくらい食べることが後回しになっている人生だ。
そんなわたしが興味のある食べ物がコーヒーゼリーだったのは以前話したが、唯一興味のある「食事処」が原宿に店を構える「カフェ・ド・武」さんである。
閉店するらしい。
悲しい。
「食べる」ということは楽しみであるということ、「おいしい」という感情の尊さを教えてくれたのは間違いなくこのカフェなのである。
いろいろなものがたくさん混ざっているものが苦手なので、シンプルでいて素材の味がとてもおいしいところがすき。
特にケーキは店内で手作りをしているので、新鮮でとってもおいしい。新しい味がひょっこり登場したり、売り切れていたりと食べるものとの「出会い」も楽しみなお店である。
近くでアルバイトをしていたことがあるので知ったお店なのだが、このご時世をきっかけにわたしもそのアルバイトから離れてしまった。もっとたくさん行きたかった。大切な、思い出のお店。
失うことが怖いから生きているのが怖いけど、
閉店までに一回は食べに行きたいな。
いただいたサポートでココアを飲みながら、また新しい文章を書きたいと思います。