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2024.1/23 早朝晴れ

びっくりするくらい久しぶりですわな。

今回は以前にも増してまとまらなかったので

書き殴りで

今の感情全部かいた。

許せないって、許さなくていいかもね

って思ってる節があるよね。



私の意地のはなし

「嫌な物からは離れればいい」
そうだろうか。

うわ、嫌なやつ。離れよう。
こう思えるのは、さほど関係性が薄い人間に対してじゃないだろうか。

嫌なこと、本当に耐えられない事からは逃げていい

これを知ったのは大学生になってからだ。

少なくとも、中学生、高校生のときの私は知らなかった。
逃げることは負けを意味し、相手の意見を肯定する事だと思っていた。

だから、逃げることなんて選択肢になかった。
表では平気な顔をして、戦うことに必死だった。

そうやって戦ってきたことは、いつしか「意地」になった。

今更引けない。

私が今ここで黙ったら?距離を置いたら?
あの時、必死に戦っていた私が馬鹿見たいじゃないか。
ここまで戦ってきたのに。
あっさり引くなんて出来ない。

今更一重ブームなんか起きるな。
たかが目のしわの一本。そのために8年間私は苦しんだのに。
今更元の顔を褒めるな。
ただそれだけのために私は顔を上げることさえ怖かったのに。

お金を貯めて、時間をかけて、激痛に耐えて、必死で手に入れたのに
前も可愛かっただなんて。絶対に言わないで。

二重が可愛いとされる時代に、私はこれでいいと思いながら、
それでも、周りからは評価されず、批判を受け、
比べ、比べられ、選ばれない生活に私が何を思ったか。

信じたいのに信じられない苦痛に耐えられるほど私は強くない。

これでいい

なんて

思えなくなった。

小さい目
腫れぼったい目
眠そうな目
睨んでいるような目
長い鼻
薄い唇
二重顎
そばかすだらけのくすんだ肌
大きなお尻
丸太みたいな太もも
分厚い体
広い肩幅
寸胴のウエスト
くびれのない足首

もっと努力すれば。もっと変われば。

私が変われば認められる。
私だって可愛くなれる。

そう信じた私はそんなに滑稽だっただろうか。

デブズが頑張ったところで見苦しいだけだよ

これを言った友達とはまだ友達を続けてる。
たかがジョーク。その場の冗談。
それでも、私はこの言葉を生涯忘れる事はないと思う。
私が私をどうしようもなく醜いと感じた一言だったから。
努力することを初めて愚かで、醜いと見なされる事を知ったからだ。

なにそれアイプチ?私生まれつき二重だからわかんないー
プロテイン飲んでんの?飲んでてそれかよーーー

全部私を焚き付ける言葉になればいいと思った。
絶対に見返せると思った。
言われれば言われるだけ
私が変わったとき、大層な反応がもらえると思った。

ストレスから2ヶ月で5㎏の減量という成果を出した。

そして、周りは言った

え、痩せた?あ、気のせいか太ったよね?笑
また太ったの?笑

もうどうでもいいと思った。
周りは私なんか見てなかった。
何も見ていなかったことに初めて気がついた。

必死だった私はもう疲れてしまった。

全部あなたのためだからね?
私が言わなきゃ気づかないでしょ?誰も注意してくれなくなるんだからね?

有り難いと思わなきゃ。

言い聞かせてた、思い込もうとしてた言葉は

全部嘘だと知った。

ただ、自分が「いいやつ」になるために私を利用してたんだね。

素直に受け止めて馬鹿みたいだった。

私は私が好きなように生きたい。
自分の顔も、体型も自分が好きなら、納得するならそれでいいと思いたい。

それなのに、未だに周りの目が怖くてしょうがない。

あのときの事を、縁を切ったのだからそれでいいなんて思えない。
許せない、
あの子達全員私よりも幸せになれませんように。
祈り続けて6年が経過した。

もう忘れなよ。
もう関係無いよ。思い出さなくていいよ。

そうやって周りは私を優しく慰めてくれる。

それなのに私は祈ることを辞められない。

絶対に忘れたくないと思っている。

馬鹿だと思う。

早く忘れて 切り替えて 捨ててしまえば 楽になれるのに。

でも、忘れてしまったら、あの時、必死に笑って耐えていた私が消えてしまう気がするから。

私は忘れない。
いつか、意識することもなく、忘れてしまうほど、素敵な生活が送れるようになったらいいと、ただ今は願っている。

これは私の意地の話。

2024.1.23 4:53

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