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転職までのストーリー②

2023年11月に転職をしました。
2022年4月から受講した3か月間の“自己理解プログラム”を起点に、
転職に向けて図のようにさまざまな行動をしていきました。
実際に私が行ったこと・その中で感じたことをこの記事では書いていきます!(↓↓おおまかに時系列順↓↓)

【自己理解プログラム】

 自己理解プログラムは、「本当にやりたいこと」を確実に見つける3ヶ月のオンラインコーチングプログラムです。
”すべての個性が調和した世界をつくる”をビジョンとする
株式会社ジコリカイが運営されています。

プログラムでは、動画視聴・ワークシート・コーチング・受講生同士のワークショップ等を通して、3か月間みっちり自分と向き合いました。
私は働きながら参加していたので、平日の朝夜と休日に進めていました。
自分の価値観・得意・興味を言語化し、自分に気付いていく。
ワークシートに取り組みながら「本当に自分はこう思っているのか?」と
問い、考え、コーチや受講生と話す、そしてまた考える、言葉にする。
そんなプロセスであり、非常に非常にやりごたえのあるプログラムでした。

中でも大きかったのは自分にも得意なことがあるんだという自信が持てたことでした。
自分はやろうと思えばたいていのことはなんでもできると思っていたのですが(笑)、ちゃーんと得意も苦手もありました。価値観も興味も、言語化して初めて認識できた感じがします。
また、このプログラムで初めてストレングスファインダーを知り、人の個性に非常に興味を持ったので、その後ストレングスファインダーの講座に出たりもしました!

私はこのプログラムで自分を表す土台ができました
そしてこの後自分らしい人生を生きる素晴らしいきっかけになりました。


【環境や心身を整える】

●こんまりさん片付け

 自己理解プログラムの終盤に立てた目標の一つが「転職する」でした。
そして自分の見つけた”やりたいこと”に近い、納得のいく転職を目指して集中して取り組める環境をまず整えたいと思うようになりました。
そこでプログラム中に取り挙げられていた、近藤麻理恵さんの片付けを実践しました。
書籍「人生がときめく片づけの魔法」を買い、朝に本を読んで、夜や休日に実際に片付けをしてみるという流れで実践していきました。
これもまた骨の折れる作業でした。。(笑)
持っているものをカテゴリーごとに分け、全て出して、ときめきを基準に選び、収納する。
大変でしたが、自分の好みを改めて知れたり、選び抜いたモノに愛着が湧いて以前より丁寧に扱うようになったり、手放したものに対して”今まで自分のために使わせてもらってありがとう”と感謝できたりしました。
持っているモノを通して自分を知るというプロセスだったように思います。
モノが減り、ときめくものだけになると、本当にスッキリと部屋が軽くなり、家の中の不要な情報が減ったような感じで、過ごしやすく居心地が良くなりました。また、洗濯物が減るなど、モノの管理もしやすくなりました。
また、後に退職して実家へ引っ越す際も荷造りがとってもラクでした!(笑)
そういう面で、引っ越しへのハードルが下がるので、移動を伴う大きな選択もしやすくなるなと感じました。
現在も、数か月に一回片付けの日を設けてモノの見直しをしています。


●健康への投資

 何をするにしても、心身が健康でないと何もできないしパフォーマンスが落ちるので、以前よりも健康へ気を遣うようにもなりました。
当時仕事柄パソコンを一日中使っており目が疲れやすかったので、目の美容院というところに通ったり、マッサージに行ってみたり、食事や睡眠といった生活習慣も見直すようになりました。
運動面では、ZUMBAというダンスエクササイズに出会い、音楽に合わせて心身を解放するのが楽しく、通い始めました。

【コーチングを学ぶ】

●CTIコーチング

 自分のやりたいことの手段としてコーチングがありそうだということで、コーチングの勉強を始めました。
最初はコーチングについてネットで調べたり、本屋でコーチングの本を買って読んでみたりしました。中でもYoutubeであるストレングスコーチの方が紹介していた「コーチングバイブル」という本が自分にとってものすごく深く面白く、どんどんハマっていきました。朝読んでいて仕事に行くのがおっくうになるくらい、仕事に行かずにずっと読んでいたいと思うほどでした。(このころは自分の都合で仕事を休んだり辞めたりするほどの度胸はありませんでした(笑))
そしてもっと深くコーチングを学ぶためにも、自分の転職を成功させるためにも、プロコーチのコーチングを受けようと決めました。
コーチングバイブルの本を出版したCTIという機関からコーチを選ばせてもらいコーチングを受け始めました。
また後にCTIのコーチング基礎コースも受講して、今までにない素晴らしい学びになりました。
今私が感じているコーチングの良さは、人と人が対話によって力を合わせることでお互いが自分の人生を生きあえることかなと思っています。


●チャイルドコーチング

 子どもが好きなので、当時”子ども×コーチング”の仕事ができたらいいなと思い、調べるとチャイルドコーチングアドバイザー®という資格が現にあったので、これは力になりそうだと感じて資格取得講座の勉強を始めました。
関連本も読みました。
興味深くどんどん学びを進めていましたが、だんだんとなんだか教科書的に感じて最後の方は身が入らなくなってしまい、実は資格取得まで行きませんでした(笑)が、自分の気持ちに正直に従って次の行動に移ったことも含め、これもまた良い経験になりましたし、学んだことは今の仕事で子どもと関わる際に活きています。またどこか別のところで役に立つかもしれません。

 もう一つ、コーチングとは別ですが、こども哲学というものにも出会いました。
自己理解プログラム中に、自分は疑問や物事を深く考えて納得解を見つけようとすることが好き?というか自然にやってしまうことであることが分かり、そういえばやっぱり哲学にも興味があるなぁということに気付かされました。
子どもと一緒に、正解のない問いやいろんな物事を考えられたら超おもしろいのではないかという思いから調べてみると、こども哲学というものがあることを知りました。主催する団体さんの講座を受けて強く感じたことは、
心理的安全性が土台にあることの大切さでした。
これは自分の価値観の「安心・ありのまま・個性」がとても表れていると感じました。


【転職サイト等】

 当時フリーのコーチとして独立することを目指していましたが、現実にするのが難しいと感じ、まずは企業などに転職しようという考えに至りました。が、こだわりが強いせいか、なかなかマッチする(自分がぜひ働きたい!と思える)企業が見つかりませんでした。
サイトは、リクナビやマイナビなどの大手エージェント、保育系業界の特化型エージェント、ハローワークインターネットサービスも利用しました。

加えて、利用してみてすごく良かったのがWantedlyという求人情報サイト兼ビジネスSNSです。(コーチに教えていただきました。)
Wantedlyは、条件や給与が掲載されておらず、事業への思いやビジョンが詳しく書かれており、それに共感したユーザーが話を聞きに行きたいというボタンを押すと採用担当者と連絡がとれ、面接ではなく気軽に話ができるというところが特徴でした。
エージェントやハロワを使っていると、条件面で見てしまいがちですが、
仕事を自己実現の場として捉えている私にとっては求めているものに近く
心強いサービスでした


【川原卓巳さんオンラインサロンSENSE】

  ある日書店を歩いていて目に入ってきたタイトルが「Be Yourself 自分らしく輝いて人生を変える教科書」。手にとってみると、本の帯には男女2人の写真があり、それが著者の川原卓巳さんと片付けのこんまりさんだったのです!!ぜひ読んでみたいと本を購入しました。
本の内容を自分なりにできることからを実践しながら、川原さんが主宰するオンラインサロンがあることを知り、どんな人達がいるのだろう?私も自分らしい人生に近づきたいという思いで入会しました。
オンラインサロンは初めてだったので不安もありましたが、コンセプト通り”自分らしく生きている(生きたい)人が集まり、自分らしさを見つけ、活かし、ありのままの自分を表現できる場所”でした。
起業されている方や、主婦の方など、自分らしさを求めるさまざまな方がいらっしゃいました。サロンでは、プロフィール作りや自分らしい話し方、書き方、稼ぎ方、発信の仕方などの様々なワークショップや講演があり、興味のあるものにどんどん参加しました。
何かをする上で人の力を借りることや、仲間をつくり共有することの大きさを感じました。


【面会交流ボランティア】

 自分の方向性を確かめるという意味でも、実際に子どもに直接関わる何かがしたい!と思い、仕事をしながらできる方法を探しました
調べていると、家から通えるところに子育て支援施設があり、ボランティアを募集していたので問い合わせて伺いました。
それから約8か月間、月1.2回のペースで活動に参加していましたが、
子どもとの関わりはもちろん、子どもを取り巻く環境や貧困、親子関係について学ぶ本当に良い経験になりました。
この経験についてまとめた私の文章を団体のホームページに掲載していただいたのでこちらに貼ります。

(面会交流とは:子どもと離れて暮らしている父母の一方が子どもと定期的、継続的に、会って話をしたり、一緒に遊んだり、電話や手紙などの方法で交流すること)法務省HPより引用

【四角大輔さん超ミニマル主義実践】

 日曜日しか休みがない12月~3月は、休日は家事と転職に向けていろいろやっているとあっという間で、
「なんだか体が休めていない」、「辞めたいのに転職先が見つからない」、「年度末が近づいているというのに思うように進まない、上手くいかない、、」という焦りが出てきてました。そして時間とエネルギーを最適化したいと思うようになりました。転職活動はもちろんですが、いったん生活面や精神面を見直して変えたいという感じだったと思います。
そこで読んだのが四角大輔さんの「超ミニマル主義」です。
(四角さんの存在は、”世界一自分らしい生き方の教室”というオンラインイベントで知りました。お話が興味深かったのを覚えています。)
この本は、余計なコト・モノを手放して身の回りをミニマル化し、楽でシンプルな働き方を手に入れるための教科書と紹介されています。
私はこの本のおかげで、あらゆるものを軽くすることができました。
最初は持ち物や服を軽量化するところから始めて、身軽になることの心地よさを体感し、情報やタスク、スケジュール軽くすることも行っていきました。仕事にも活きましたし、一つ一つのことに集中できるようになったと思います。
スマホのアプリを減らして一画面に収める、LINEの通知をバッジのみにする、Todoリストをつくらずスケジュールに落とし込む、物事を行う時間を計ってみる・・など今も続けていますが、一度やってみるとそれが自然になって、その後その効果をずっと得られます。
 こういった本を読むと毎度思うのですが、著者の方が今まで積み上げてきたものを享受できる本というものは本当にありがたい存在です。
これも人の力を借りることの一つではないでしょうか。


【北海道移住検討】

 どういうきっかけだったか忘れてしまったのですが、「仕事」から視点を変えて、自分はどんなところで生活したいのか、身を置きたい環境について考えるようになりました。
それで思いついたのが北海道でした。暑い夏が苦手、都会はごちゃごちゃしていて嫌だ、日が昇ったら起きて日が沈んだら寝るのような自然的な生き方がしたい・・四角さんの本の影響もあったと思いますがこんなことを考えていたと思います。
そんな頃、たまたまこの時期に社員旅行があり、行く場所が北海道だったので、シンクロを感じていました。
実際旅行で北海道を訪れてみて、広い自然・雄大さ・開放感に何とも言えない心地良さを感じました。
それから北海道移住を本気で検討しだしました
調べてみると、北海道移住に関するオンラインイベントや移住コーディネーターさんとの個別相談会など、様々なサポートがありました。
私は普段人に自分の深い話をすることを控えてしまうのですが、移住コーディネーターさんが良い方々だったのもあり、この時は転職活動のことや自分がどんな生き方をしたいのかなどをお話しました。
自分が本音を話すと、相手はそれに応えてくれるということを感じました。
また、自分を応援してくれている人がいるというありがたさを実感しました。
しかし自分の求める仕事を北海道という未知の場所で探すのはやはり難しいと感じていました。

【本当の仕事ワークショップ】

「私が求めているのは、ライスワークではなくライフワークだ」
そんなころ、コーチの方にすすめてもらったのが「本当の仕事」という書籍とそのワークショップです。これが大きな転機となりました。
当時コーチングでガツンときたのが「決めたら進める」という言葉でした。今まで自分ができていなかったのは決めることでした。
自分の人生の舵を握るのは自分だということ。頭ではわかってはいたけれど、そうだよなと改めて思い知らされました。
このワークショップのあと決めたのは、
ハンググライダーを始めること・ひとまず実家に戻ること・ズンバ(ダンス)を深めること・子どもに直接関わる仕事で収入を得ること
でした。
それを決められたから、次の仕事が決まっていませんでしたが会社を辞める決意が出来ました。
そしてこのワークショップから約一か月後に会社を辞めました
そして一気に状況が動きました。

子どもに直接関わる仕事で様々な場所で経験を積みたいと思っていた私に、
「派遣という選択もアリなのでは?」と母が提案してくれました。
今後これから何年と長い単位で働くことが約束されていしまう正社員よりも魅力的に感じ、保育系のいくつかの派遣会社に相談をしました。
最終的に決まったのは派遣会社ではありませんでしたが、様々な保育施設を直営している会社の契約社員となりました。

~振り返って(ここまで書いて)感じたこと~

いやぁ、自分よく頑張ったわ!!(笑)まずこれ(笑)
いろんなことしたね。すごいわ(笑)
ふだん自分のことあんまり褒めないけど、結構しんどかったから、ほんとよくやったと思う。

年末に一年を振り返って2023年を一言で表したのが「もがきと打開」。
2024年は、もっと気楽に、自由に、楽しみたいという言葉が出てきた。

転職活動の中で、「お金の心配があるし、上司が退職を認めてくれないだろうから、次の仕事が決まるまで辞めれない」というブロックが外れたこと、正社員以外の選択肢はないというブロックが外れたことなど、自分が持ってる制限やしがらみから抜けるということは現状打破の後押しとなった。

他にもいろんなことを学んだ。
心配していることは実際そんな大きな問題にならないということ。
だからもっと気楽に、怖がらずに始めてみよう、進んでみようということ。
”意志あるところに道は拓ける”を体感できたこと。
自分の心に正直に従うこと。
自分のやりたいこと(に近いこと)やそれを叶える手段は世の中にあるということ。

この経験は今後の人生の背中を押す大きな勇気になっている。

そしてそして、
今、仕事が楽しい!!!
やっぱり仕事を楽しいと思える時間にすることって出来る!

仕事以外のやりたいこともたくさんでてきた。
やりたいことどんどんやって、Connecting the Dotsコネクティング・ザ・ドッツ)することを信じてる。
本当は一つのこと極めたいけど、今はそのフェーズじゃなさそうだ。
初投稿のやりたいことをやっていくゾ!という投稿はそれを表している。
自分の人生、本当に変えることができてよかった!


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