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小さな幸せの見つけ方         ~幸せの匂い~

 どもども、ひもすです。7月も半ばとなり夏がどんどんと本格化している今日この頃ですが、体調は如何でしょうか。「体調が良い」というだけで幸せですからね。さて、今回は『幸せの匂い』というお題目で記事を書きたいと思います。今回は短めの内容となりますが、どうぞお付き合いください。

物理的な匂いの話

 今あなたは何処でこの記事を読んでいるでしょうか。いつものように自室で?それともお洒落にカフェで?或いは、移動中の電車や車の中?もしかしたら屋外で読んでいる方もいるかもしれませんね。

 はい、そこで鼻からゆっくりと深呼吸をしてみましょう。勿論、マスクをしている方は、外してやってみて下さい。人ごみの中だと難しいかもしれませんが、特に不具合がない限り外して深呼吸をしてみて下さい…。

 さて、どんな匂いがしましたか?

 え、何の匂いもしない?そういう方はきっと30分以上その場所にいるのではないでしょうか。人間の嗅覚は30分~1時間程度で今いる環境の匂いに慣れてしまい、嗅覚が弱くなるそうです。そういった方は一度別の場所へ行って深呼吸をしてみましょう。きっと違う匂いを感じるはずです。更に言えば、その後もう一度さっきいた場所へ戻って深呼吸をしてみて下さい。

 今度こそ、匂いを感じましたか?それはどんな匂いでしたか?

 例えば、部屋にいる場合ですが、一言で「部屋の匂い」とか「いつもの匂い」と云ってしまえばそれまでなのですが、もう少し深く感じてみて下さい。きっと複雑な香りのはずです。エアコンだったりフローリングや畳だったり、食べ物や飲み物、木材、ペットを飼っているのであれば動物の匂い、一緒に誰かと暮らしているならば、他者の匂い…それらが一緒くたになって「部屋の匂い」と表現しているだけです。部屋だけではありません。その場その場で様々な匂いが混ざり合って、その場所の匂いを形成しているのです。さて、さらにそこから深ぼってこの質問です。

 その匂いはあなたを幸せな気持ちにさせますか。

 はい、ここできました。本日の核心に当たる部分です。

嗅覚によるダイレクトアタック

 人には5つ感覚が備わっています。知ってはいるかと思いますが、改めて5感とは「視覚」「聴覚」「味覚」「触覚」そして「嗅覚」の事です。匂いを感じるのは勿論、嗅覚によるものですが、実は「嗅覚」以外の感覚は情報処理の為に「考える脳みそ」を経由するのに対し、「嗅覚」だけは直接に「感じる脳みそ」へと到達します。*ここでは脳みその部分部分の役割や細かい話はすっ飛ばします。

 つまりは見てから、聞いてから、食べてから、触ってから考えた結果、幸せを判断するのではなく、匂いを感じた瞬間には幸せかどうかを判断します。幸せへの直通バイパスです。他の感覚よりも感情に働きかける動き強いという事を覚えておいてください。

自分の好きな匂いを見つけよう

 私は季節の匂いが好きです。春には春の匂いがします。夏には夏の、秋には秋の、冬には冬の匂いが好きです。朝の匂いが好き、夜の匂いが好き。それは言い換えれば自然の匂いであり、幼少期の頃に嗅いだことのある記憶の匂いかもしれませんね。故に好きなのだと思います。そして、その匂いを胸いっぱい嗅ぐと幸せになります。

 逆に、どんなに良い匂いのするといわれる香水の匂いを嗅いでも幸せにはなりません。やはりそれは自分の記憶と照らし合わせているからなのだと思います。

 あなたはどんな匂いを嗅いだ時に幸せを感じますか。

まとめ

 匂いを嗅いで幸せに感じるかどうかは自分の記憶に直結しており、幸せを感じた瞬間のその時の匂いは脳みそに刻み付けられている。匂いは直接、脳みそに語り掛けてくる。だからこそ、その匂いを見つけて、鼻から深呼吸をすれば小さな幸せを見つけられます。

 本日の話はここまで。小さな幸せは見つかりましたか?「見つけられたよ!」という方は是非、スキやフォロー、コメント等をお待ちしております。また来週、お会いしましょう!ではでは。

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