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[TCG]自分が考えるチーム戦の掟

どうも「もえるごみとしていきるもの」です。
皆さん、TCGでチーム戦のCSや大型大会に出た事はありますか?僕は何回もあります。
そしてこれを書こうと思ったきっかけはヴァイスシュヴァルツというTCGでBCFと呼ばれる公式主催の大型大会がありました。そこのトリオサバイバルという3人1チームのチーム戦に出場しました。そこで感じた事、学んだ事をアウトプットしていきます。
これからTCGのチーム戦CSや大型大会に出ようかなと思ってる方、チーム戦に向けての練習の仕方に少し迷いのある方、準備に向けて困ってる事がある方など誰かの参考になればと思います。
ただし私自身チーム戦で戦績を残したとかの強者では無くあくまでチーム戦を複数回出た事だけある一般人だと思って聞いてください。

①個人戦とチーム戦の違い

個人戦とチーム戦の違いとか分かるって言うのが当たり前だと思います。TCGや他を含めると細かな所は違うと思いますがここではヴァイスシュヴァルツというTCGで括ります。
主な違いを箇条書きしてみます。

❶個人戦は自分が勝てばそれで勝ち。
チーム戦は自分が勝っても味方がみんな負けたら事実上負け。
❷個人戦、チーム戦で環境(デッキの強さ)が一部異なってくる
順番に説明していきましょう

❶について(個人戦とチーム戦での勝ち扱い)

個人戦は当たり前ですが自分が勝てばそれで勝ちです。しかしチーム戦ではどうでしょうか?
自分が勝っても味方全員が負けたらチーム戦は敗北になるのです。逆を言えば自分が負けても味方がみんな勝ってくれたらチーム戦では勝ちになるのです。
これがチーム戦の醍醐味の一つといっても過言ではないでしょう。チーム戦が楽しいと言われてる理由の一つです。

❷について(個人戦とチーム戦の環境の違い)

個人戦とチーム戦での環境は一部変わってきます。
もちろん環境が固まってきたら見る範囲も狭ばりますが3人いれば考えも多数になります。いわゆる地雷枠と呼ばれるなかなか見ないデッキを見かける時があるのです。
またマッチアップも人によっては環境トップ(最強クラス)のデッキに当たりまくる人もおれば逆に地雷枠(あまり見ないデッキ)に当たりまくる人もおるのです。
そのためチーム戦の結果を見ると意外なデッキもおる時があります。
これもチーム戦が面白いと言われてる理由でしょう。

いかかでしょうか。違いの当たり前な事を少し考えるとかゆい所に気づかない所もあるかもしれません。これを改めて知るのと知らないのとではチーム戦での準備の取り組み方にも少し変わると思います。

②準備編

チーム戦に出るには準備は必ずしないといけません。以下の事をする必要があります

❶チームメイトを集める
❷チーム戦に向けての準備、練習
❸当日の会場までの集合などの打ち合わせ
❹睡眠は必ず取れ
順番に説明しましょう。

❶について(チームメイトを集める)

チームメイトを集めなければ参加できません。当たり前です。
皆さんは人柄は良いようにしましょう。僕の周りで人柄が悪い人は基本集まらないです。
普段の振る舞いって大事なんだと気付かされます。(そもそも人として大事な物を忘れるな。TCG上手くても人として終わってたら何にも無いタダのクズ扱いされる)

❷について(チーム戦の準備や練習について)

チームメイトが決まったら当日にむけた練習をしましょう。
なぜ練習する必要があるの?と疑問に思う方もいるでしょう。
なぜなら試合時間は限られてるので限られた時間の中で思考を速くするための練習、そして試合時間内に終わらせれるように慣れるための練習、今の環境の内容の学習をする必要があるからです。
練習は自分たちのためだけではなく相手方のためでもあります。1番最悪なのは試合時間切れで両者敗北になりお互いの気分が悪くなる事です。時間を省く努力は出来ます。テキストの把握、思考の高速化、試合時間への慣れ、やってる人とやってない人では差がモロに出てきます。
お互いのためです。練習を怠らないようにしましょう。

❸について(当日の打ち合わせについて)
当日までの会場の集合はミスがないようにしましょう。
おすすめなのはチーム全員で一台の車で行ったり、チーム全員で行動する事です。別行動になればチームメイトの誰かが来れなくなったとかのトラブルにもなります。折角練習までしてきたのにここでトラブルが発生するのは勿体無いです。もし別行動で集合するなら入念に決めましょう。

❹について(睡眠の重要性)

睡眠は必ず取りましょう。これは科学的に証明されてます

出所:「がんばらない」仕組み 
https://president.jp/articles/-/80491?page=2

以下のグラフを見てください。睡眠を取った人と徹夜をした人のグラフに差が歴然としてます。
ここでいう脳の反応速度はざっくりいうとプレイングの物だと思ってもらった方が分かりやすいです。
私も徹夜をした事ありますが細かなプレイミスが出てきます。
徹夜をしても勝てる人は元のスペックが常軌を覆している人です。一般人は徹夜すると必ずガバします。ここで大事なのが自分の身の丈にあった事をしましょう。たとえトッププレイヤーが徹夜でもいいからやれと言っても自分自身が夜に弱かったらどうでしょうか?当日に十分なパフォーマンスを発揮できないでしょう。そういう人らはいわゆる魔神です。我々ら一般人とは違う事を認識しておきましょう。一般人は周りに魔人と一緒にいても大体自分自身も魔神と思い込む人もおるかもしれませんがそれは絶対ないです。自分の身体の事は自分が1番分かってます。身の丈に合った行動をしましょう。
しかし会場まで徹夜で移動しないといけないのは仕方ないです。住んでいる場所や開催場所を恨むなりしましょう。

③当日編

チーム戦の大会に出場出来たら練習の成果を十分に出しましょう。ここからはあくまで自論になるので全てが正解とは言えませんが思ってる事を吐きます。
当日大事なのが以下の事に分けて説明します。

❶対戦相手の確認
❷対戦前の準備で気をつける事(主にシャッフル)
❸対戦中の振る舞い
❹対戦中に疑問を感じてしまった時
❺対戦後の振る舞い
❻チームメイトへのアプローチ
今回の記事を書こうとしたきっかけが主に❻の項目。これを1番伝えたかった。

❶について(対戦相手の確認)

対戦相手の確認は怠らないようにしましょう。
(ヴァイスシュヴァルツなら先鋒、中堅、大将と同じ配置の人か合ってるかの確認)
マッチアップが違うと勝敗に関わりますしトラブルの元にもなります。必ずしましょう

❷について(対戦準備で気をつける事)

対戦前の準備は不正と思われないようにしましょう。
主にあるのがシャッフルです。
ファローシャッフル(以下を横入れカット)をする時に言われた人もいるかもしれませんが横入れカットは縦すぎてシャッフルするとデッキの中身が見える可能性があるので不正と思われます。
正しい横入れカットの仕方はネットで調べたらいくらでも出てきます。CSにあまり出ない人は改めて調べるのがベストでしょう。
次に気をつけるのはカードの曲がりがないか確認しましょう。特にあるのはキラカードなどは物の性質上自然に曲がる事があります。これによりどのカードか分かるいわゆるマーキング行為に該当するのでキラカードをデッキに入れる際は入念に注意しましょう。1番良い対策はキラカードにしなくても同じカードがあるならノーマルカードを入れる事をお勧めします。
後、これは気をつけることではないですが対戦前の処理が終われば試合開始まで少し時間があると思うので対戦相手と少し雑談すると試合する時の緊張も少し解けると思います。実際私自身、試合前の処理を全て終えたら対戦相手と少し話したりします。(もちろん試合の勝敗に直結する話は無しです)そうする事でお互いの事について少し知れますし、試合中も少し話しやすくなるでしょう。お互いが気持ちよく試合が出来やすいように持ち込みやすいからだと思うので私自身はやってます。

❸について(対戦中の振る舞い)

カードを使う宣言、効果の宣言ははっきりと伝えましょう。
特に複数同時に誘発する物はフリー対戦などでまとめて処理する事がほとんどですが公式は一個ずつ解決するのがルールです。まとめて処理する場合は相手に許可を取りましょう。許可を取らずにやると相手からもう処理を終えてる扱いなるので…など意図的でなくても処理を終えてる扱いになるので気をつけましょう。
(まぁ俺はそういう奴らあんま好きじゃないんですけどね…あまりにも勝ちに執着しすぎてるから一般人から見ればただのガメツイ奴と思われても仕方ない。俺も競技シーンだから仕方なくしてます…)

❹について(対戦中の疑問について)

対戦中にカードの効果処理に分からない事があれば近くのジャッジ(審判)に聞きましょう。とある動画で見かけたのですがジャッジから見ると分からないのに進められるのが1番困るみたいです。
大会運営に関わってくるので分からなければ遠慮せず聞きましょう。

❺について(対戦後の振る舞い)

対戦後は負けても不機嫌に過ごさないようにしましょう。
対戦後に不機嫌だと印象が最悪です。絶対にやめましょう。
対戦相手と感想戦をする際はあまり尖らないように指摘は控えておきましょう。楽しんで出場している人も少数ですがいます。どういう人なのか全て分からないうちは控えておきましょう。相手を傷つけさせないためです。

❻について(チームメイトのアプローチ)

チーム戦だから負ける事があるでしょう。チームによっては負けたら「何でここの場面このアクションをした?」などといったチームメイトを攻める人や罵倒する人がいるでしょう。
私はその人達に言いたいです。

「ではあなたはこの試合で100%負けないという自信はあったのですか?」
「あなたが負けた時チームメイトから罵倒や攻められたら嫌な気持ちになりませんか?」

チーム戦というのは準備段階から勝負が始まってます。本番でミスをできる限り最小限にするために練習し直していく。練習に時間をかけまくると攻めたり罵倒したくなりますがここは気持ちを抑えましょう。人によっては精神状態が不安定になりその後の試合に影響が出てくるかもしれません。しかし1番ダメなのが練習で直す過程をしていないのにチームメイトを攻めたり罵倒する事です。これはもう論外です。チーム戦に出場するという事はこの時点でGOサインを出したという事なのです。そんなつもりは無くてもそういう行為をしてるのです。今一度自分の振る舞いを振り返ってみましょう。こういうミスがあって負けた時は「次があるから頑張ろう」みたいに明るく振る舞いましょう。お互い良い気分になりますしね。
どうしても指摘をしたい時に私がよくやってるのは攻めたり罵倒したりはしません。相手に諭す事をしてます。
まず相手になぜこのプレイミスをしたかを経緯を含めて聞きます。聞いた後はまず相手を肯定しましょう。何でも良いです。そういう考えもあるだなとか小さな事でも良いです。肯定して実はこういうもっと良いプレイがあるんだよと仮定も含めて説明すれば相手はきちんと話を聞いて納得してくれます。人間誰だってミスはします。知らない事だってあります。人生何事も経験が全てなので今回失敗した事を糧に次に活かすように諭す。これで良いと私は考えてます。

④終わりに

以上、個人戦とチーム戦の違い、準備編、当日編にざっくり分けて説明しました。
これを読んでチーム戦に対する意識や今後チーム戦への取り組み方の参考に少しでもなってくれたら幸いです。本当に当たり前で基礎的な事しか書いてませんがそうなってくれたら書いた回があります。
そしてここからは自分語りになりますが元々この記事を書こうとしたきっかけがデュエル・マスターズというTCGで活躍されているZweiLance(ツヴァイランス)さんという方がYouTubeでチーム戦に関する動画を上げていたのでそれを見て自分もチーム戦に対する意識が変わったのがきっかけです。変わるきっかけをくださった事をここに感謝します。本当にいい勉強になったと感じました。
長くなりましたがこれで終わります。最後まで読んでくださりありがとうございました。

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