アイドル水と嘘


口に入れた食べ物をまずく感じたことがない。

ほとんど嘘じゃない。

幼少期の家の料理の味が絶望的だったということもあり特に地元を出てからは世の中の食べ物は大体上手いように感じた。

今日は何もない日だった。

朝起きてぐうたらして散歩して
ゲームしてマインドフルネスして
焼きそば食べてTwitter見て筋トレして、、、

夕方くらいに外出て彼女宅に訪問した。

彼女は「アイドル水」なる聞き慣れないものを作ったから飲めと自慢げに勧めてきた。


アイドル水とは緑茶にレモンを混ぜたアイドルが痩せるために考案されたというなんとも近現代的な聖水である。


しかし一口飲んだ瞬間そのポップな名前にはそぐわない強烈な刺激が口に衝突した。


喉にパンチされたやんけ、、、、

まっっず笑笑


夕ご飯は肉じゃがと玄米だった。


肉じゃがはめちゃくちゃ美味かった。
youtubeでどこかのいやらしい日本料亭のおっさんの動画見ながら作った。

だけど玄米食べた瞬間また衝撃を受けた。

公民館食わされとるやんけぇ……


なんやこの公民館みたいな味…


最近の悩みは考えがコロコロ変わること

寝る前はAと思って全然Aやわってなってても

起きた時にはいやAはありえんし絶対Bやったわ…Bは道徳的にはあれやけど人生的にはやっぱりBやわ、、、。

でもまた夕方にはAで間違いあらへんがなってなる。


浮気のことなんすけども、、、


今日は彼女がやけに優しくて可愛いかった。

これほんとに未来の自分に言っとくけども
マジでどうせ遊ぶために今捨てたとしても
どうせお前如きじゃこの人以上は絶対捕まえられないし捕まえたとしてもここまで浮気やら目移りやらを、しないニンゲンは他に存在しないのでマジでよく考えとけよって思う。

なにわともあれ人生的にあのタイミングで今の人と出会ってこの時間を過ごせたのはかなりかなり意味があった。

寒すぎて冷えきった体に熱々のコーンスープ大量にぶっかけられたみたいな時間だった。

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