201後半をもう一度訳す

●201は、台詞につけた通し番号。ここは、五場(最終場)のイグレーヌの長台詞の後半です。どんなシーンか把握した上で、フランス語で読んでもらった録音を聞きながら、妄想的にハマる言葉を訳文として書いていきます。

201前半はタンタジールを奪われたイグレーヌが朦朧としながら走っているシーンです。それで、妄想的な言葉もハマっていきやすい。対して後半は行き止まりの扉に着き、現実に戻ってきます。そのしっかりした箇所と*意味までわかるはっきりした語の扱いが難しい。

*この難しさは、訳者の心の中の位置どりであるかもしれません。案外、「ポッと浮かぶ扉」のイメージははまりました。訳せていませんが「寒い、暗い」といった…現実の現象の置き所を、妄想訳の中にどう置くか、工夫する必要がありそうです。

●以下、201後半の妄想訳の後、細々とメモを書いています。
仏語録音と逐語訳の画像も、出来たら載せたいです。

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201後半もう一度

どんな靴で走ってきたの (フィクシィ)
(フィクシィ→決まるのか)
これからどうするの。(いろにすぽんどん:きろにさぼごわ)
目も何も ***。〈何も出来ない中で〉

あほがとんでる。/眼差し一周彼女の周り
私は何もできない。
かわいい犬が、すべりこむ。 
ほら、ほら。
::(この辺りは訳せなかった。:いるフェノあ いルフェシノア しこのでトレスぴーれ おちころでね、ボンポワゾン。)

(ポッと)(出現)(ポット 扉)
もし鉄が見えたら

(彼女は)ポーテラポーテラタート(という童うた)(扉)(彼女はああやって立った)
終わりになる(不安)

〈彼女Yのボソっと言う独り言…〉
; 実(ツチニ) 田舎で/土に 
〈未成熟な訳語。何事もやりようはあった。後悔?〉


ぱっと、(ん)座ってる。(バトン ばっとん)
(パッと、育てる。)

変な怪獣(ぱどぅごんという名前)(pas de gonds 蝶番)

犬が走って上がる。(peau pas がパパと聞こえて走っているよう)
:(訳せなかった:いなぴどマーシュ。)
うっ、サイン借りて読んだら、ハッ。(金の輪を見つける。)

温厚 池袋、道路(どう)。(光るバトンを取れ。)プリズンとれバトン。(このバトンを取らなくちゃ。)(boucles d’or 金のバックル)(prises entre les battans!)(:池袋がバックル)


TT、昔やったね(じょんとん とんべらとんべらこ :という遊びみたい)
じゅまーぺーる、じゅまーぺーる(:呪文のようにして生かしたい)(どうしたーの どうしたーの/どうする)

うそ。いるでしょ。
〈希望が見えてきた。どうしたらいいの。〉
ピースボート(救命船) 

:(:オールモンスタモンスタ。セチシクブゼ。)
聞いて。もうすぐ決まる。もうすぐ決まる。(カシャ カッシオブ というシャッターを切る音)
/呪ブラスフレーム、カッシオブ。(呪怨)
呪いのフレーム、もうすぐ撮る。
/この扉を行かなくちゃ。


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・じゅーとける
・ぱぱもんて
・ぷりずむ、写真
・田舎の対立 池袋 都会?
・子供の頃の遊んだイメージ
・英単語を聞き取ってしているところもある。
・思っている事があって、そこに音色がくると聞き取れる。

②逐語訳を手元に一応の意味を見ながら、録音を聞いていく。自分が連想出来る特徴的な単語(連なり)がどこにあるのか、/出来ないところがどこか、線を引いてチェックしていく。

・文章には何が描かれている?口に出す語、ジョントントンべらトンべらこ
様子を言う 録音を聞き、今、理解している。その「訳文」を、「かごめかごめ」「どんぶらこ」とする文、「かつて遊んだ」とする文…
 

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音色、意味、字幕
どのように言葉を受け取って、体の中に意味を形成していくのか。

ゲースロのYouTube動画。字幕なし
字幕で見ていた映画 字幕で見ていた時とは違う、耳のすましかたをする。音色で意味を受け取ろうとしている。けれどしばらく慣れると、その意味が「速く、」入ってこれるようになる。⇄音色が遠くに行ってしまう。(地と柄の地面。)

201後半の以前訳を見ながら、仏語録音を聞く。

201後半、再び訳そうとしている。これは、妄想により聞こえてくる。


・思い付ける語、霞む語
音色をずっと聞いていて、ずっと何て言ったらいいかわからない部分がある。

ーravi de feire votre connaissance.
はび ど フェル ぶ と コネさんす
仏語テキストでずっと、ぶ周辺が聞き取れなかった。何に作用してるか文に目を落として、votre わかるようになった。

↑これはちょっと違う話だが、ここで思いついた。

いふ アイアン オントンじゅ
とかは、if 鉄 オントンじゅの語感〜思いつく。
あほが飛んでる。はダイレクトにそう空耳で聞こえる。(ちなみに、regaedant アホぎゃー と聞こえていたのですごいと思った。眼差し一周彼女の周り。ーイグレーヌが自分を俯瞰して皮肉する気持ちがあるのだろうか。正しい訳としては、イグレーヌが周りを見渡している場面。)こうした往還運動。


・逐語訳で調べた単語は、記憶にならなくちゃいけない。大体こんなこと、で録音聞いて書くのは聞き取れる。だから、以前訳を挟んだのはちょうどいいのだ。



・音の世界に。「日本語を離れた」というの。どうすればその、観客へも体感されるだろう?
また思いついた。何年か前の変な人の喋り。コピー機を取りながら独り言。魅力的だった。
〜もうB型肝炎ね。治る。
独り言、詩、
詩の魅力は関係性なしに喋れるところだ。

「パソコン」て英語なくて。通じない、が。ぱっそ こん ぱっそ こん 繰り返す音の響きで…

ー「観客」って、(そう想定する私は)何を思ってるんだろ。この時、「音の記憶のない人たち」と思ったのだ。「俳優である私たちは、下準備に音の記憶を沢山持つけれど、たまたま居合わせた人は、どうやって何かを感じとるのか。」ー俳優、(見せる側の)私たちは、自然現象をマネしてるのだろうか。自然現象に至るにはと、試行錯誤しているのだろうか。

ー整理のため「見せる側」と言ったが、ーアクセス出来るものの断絶ーこの広場への信頼ー
この広場への信頼の中で、とあるアクセスのさなかにいたものと、居合わせる人々が出会う。ー眼差しによって出現するってやつ。

幽霊降臨。

どうやって体感する??

ーニュースのインタビュー映像 泣いている 泣く


じゅぬパパドゥゴン この変な音の世界に 行ってみたい
やはり、仏語発してるのを聞けるの、いいんじゃないか。

その時に、音素の違いの世界が、また面白く現れる…

じゅぬパパドゥゴン これを、日本語の音素の世界で言ったっとしても、仏語の不思議な音の感覚にいれる。…いや、もしかしたらですよ、だからいやすいのかもしれませんよ。

仏語の音素なら…(いれるのか?)?で、思いつくのはYamasuki。「外国人が聞こえる日本語ってこんな感じなのかなあ。」
これ、日本語話者の私たちが歌ってみると、どうだろう??

知らない言葉 知る音素で 知らない音素で それぞれ、どうだろう。
知る言葉ver


(色んな歌の例、もらったね。)


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妄想 話 物語
物語を読む、快楽が存在する/事を考える。

昨日鬼滅見てて、ある登場人物に意識が向く。アニメで楽しく見てるけど、これも一人の人物を見てるのか、という。現実世界でそんな人の事気にした事あるかな。でも、こういう楽しみ方は王道だ。

なんか、時間を操作するみたいでもあるよね。一人の人を見られるなんて。

/一人の人間として「立って」くる。キャラ立ち。
アイドル。オモコロの人たち。


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mmd調べる。miku miku dancersとは。
電子の海のロマンスってあるよね。


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