『資格』の必要性。



『資格というのは、足の裏についたご飯粒のようなものだ。取るまでは気になって仕方がないけど、例え取れてもそれを食べることはできない。』


昨日読んだ本に書いてあった言葉である。




今、私が学んでいる分野がかなり注目されるようになり、資格を取得する人も増加しているように見受けられる。


確かに、人様にお金を頂くようなことがあれば『肩書き』があった方が、安心感や信頼度も増すだろう。

しかし一方で、『資格という肩書きさえあれば』という考えの人も少なくはないはずだ。


それはどの分野に限らず。


私は、サロンメニュー監修にあたり毎日毎日自分自身で様々なものを試し、失敗してきた。
もはや自分の身体だけでは足りなかった。


そんな時、力になってくれたのは私のインスタグラムのフォロワーさんだった。



その女性は、クレイの愛用者で日頃から使っている方だ。
私は、その方に思い切って相談をした。


そして、その方が今まで使ったあらゆるメーカーで得た体感を、事細かに教えて頂くことが出来た。
冗談抜きで、本当に驚いた。


ちなみにその女性は、資格を持っているわけではない。
語弊があったら申し訳ないが、言ってしまえばただの愛用者だ。


でもきっと、そこらへんの資格保有者よりよっぽどわかっていると思う。
それは知識ではなく、自分が実際に体感して得られたものを。


知識なんて、勉強すれば身につく。


しかし体感は、実際に何度も使ってみないと得ることはできない。



自分で得た体感は、無敵だ。
誰にも真似はできない。


私は彼女を尊敬しているし、信頼している。
もし、彼女が資格を取ったら強いと思う。 
でも、資格なんていらないか。


肩書きなんて自分で作ればいい。



と、資格保有者は最近思うのであった。



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