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管理社会にノーと言いたい!


ここのところかわいいかわいい娘に腹が立って仕方なくなって、なんだか悪循環に陥っていました。
かわいい娘が腹立たしいなんておかしいじゃないですか。だからどこかに歪みが生じているんだと思って考えていくと、親として持っている手綱を離す時期なんだなという結論に辿り着きました。

家族会議をして、彼女に関することを親の管理から本人が自分で管理するように方向転換をしようと決めました。
管理下から放り出す。

親って、子どもに望むものが少なからずいろいろあって、こういうゆうに思ってほしいとか、こういうふうに捉えてほしいとか、もっと具体的にこうしてほしいとか、思っちゃいますよね。
そういうのが行き過ぎると「なんでできないの??」と腹が立ってくる。

でも、子どもがそうなるのも、親や社会の空気の影響だったりするんですよね。

今、我々の社会は、なんでも監視したり管理したりするのが当たり前にという流れの行き着く先みたいなところにいます。
医療や介護、教育もひどいもんです。

なんとなく、管理してるほうが安心で、されてるほうが安心で。たとえ理不尽な要求だったとしても呑めば少なくとも責任を問われることはないし、余計なことを考えずに済むし、、、

これね、やってるとドンドン生きてるっていう実感が薄れていくんです。
だんだん無気力になって、自分の人生なんてどうでもいいってなってしまう。苦しくて死にたくなる人だってたくさんいる。
不登校もそうですが、子どもの自殺も増える一方やないですか。こんな世界で夢を持てとか希望を見出せなんてムリな話。

幸い我が家には娘を放り出してもフォローしてくれる人がたくさんいるので、本当にありがたいです。

私達はみんなで、血縁関係なく、こんな希望のある人間関係をめいっぱい広げていきたいんです。
家族で抱え込まないでください!

「健全な依存先を増やすことが自立」とは、安冨歩さんの言葉。
がんばってだめなら助けて!って言えばいいんですよね。
私もつい意地を張ってしまったりするけれど、みんなで助け合って、自由に楽しく生きていきたいです。
生きていくのに大切なことって、子どものほうがちゃんとわかってたりします。
我々大人は大切なことをひとつひとつかなぐり捨てて生きてきたのです。
だから、子どもと向き合うときは謙虚でいたいといつも思います。
いや、なかなか難しいんですけど!!(¯―¯٥)

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