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ラブ♥シネマ

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映画見て思ったまんま書いてます。 面白くなかった映画の感想はかきまへん♪
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2014年11月の記事一覧

鑑定士と顔のない依頼人

鑑定士と顔のない依頼人

ジェフリー・ラッシュ、素晴らしい役者さんだ。
日本でいうところの山崎努さん。
ジェフリーさんだからこそこの映画は成り立ってると思う。
英国王のスピーチとはうって変わって、美しい依頼人に恋をして翻弄される鑑定士の役。
彼は自分の全てで彼女を愛し、彼女を立ち直らせようとしていた。
なのに、、、。
結末を言ってしまいたくはないので、というか文字にしたくない。
私には鑑定士の気持ちが痛いほど分かり、本当に

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大統領の料理人

大統領の料理人

私は料理を食べるより、するより、見るのが好きです。
dinnerというドラマも、王様のレストランというドラマも料理してるシーンが一番好きだった。
この映画も女性シェフがいきいきと楽しそうに料理してるシーンが好きだった。
大統領の料理を作るって結構なプレッシャーやなぁと思う。
自分がもし任されたらと思うと、めっちゃ神経質になると思うし。
でも彼女は精神的にとても強い人だった。
まぁ、色々あって大統領

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猫侍

猫侍

猫が飼いたい。
しかし、私はアレルギーがある。
母は何故か動物嫌いだし、そもそもうちのマンションは動物を飼ってはいけない。
しかし、、、この映画を観てしまうと私の中の欲望が溢れてしまうのだ。
あぁ、、、猫が飼いたい!!
この映画は猫中心で描かれた猫ムービーだ。
しかし、猫にも負けない存在感を出している北村一輝。
なかなか侮れない男よの。
ほぼ台詞は頭の中で浮かんだ言葉。
もはや突っ込み(笑)
北村

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リアル 完全なる首長竜の日

リアル 完全なる首長竜の日

黒沢清という監督の撮る映画は不気味だ。
怖いとか、気持ち悪いとかより不気味。
私が初めて見た黒沢監督の映画はCUREという作品だった。
この映画の不気味さは今でも鮮明に思い出せる。
リアル 完全なる首長竜の日という作品は決してホラー映画ではない。
むしろとても愛に満ちたラブストーリーだと思う。
が、しかし見終わった今私の頭に残ってるのはやはり不気味さだ。
黒沢監督の撮り方はいやらしいくらい計算され

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二流小説家

二流小説家

武田真治という役者がいなければ、この作品は成り立たない。
そして、その相手役は上川隆也じゃなきゃいけない。
この作品の底にある、男のマザコン気質というものは女にとって実は驚異である。
その驚異を多少大袈裟に描いてるだけだ。
恐いねぇ~ほんとに。
人間、満足しようとしちゃダメなんだよ。
満足しようと追求しすぎるとどんどん降りてっちゃうんだよ。
だから何か不満足なままがいいと思う。
満たされないものを

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