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書き上げるまで

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何者でもない人が35万字の物語を書き上げるためにやった全ての努力。書き上げたあと、さらに書き続けるための全ての試行錯誤。
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2024年3月の記事一覧

夜泣きのエッセイ

作品を作る前の自分 現在は物語作品を「書き上げること」をテーマにマガジンを書いているが、…

火水イリイ
3か月前
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ダイアローグは最後に悩む

ロバート・マッキー『DIALOGUE』で物語に磨きをかける さあいよいよ第三稿で物語に磨きをかけ…

火水イリイ
3か月前
17

あこがれる文体と、「好きなことを仕事にするか」という命題への一次回答

文芸誌を手に取った 遅いタイミングとは思いつつも、文学ムック「ことばと vol.7」を読んだ…

火水イリイ
3か月前
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限界を知って更新する

テーマ設定の方法 第二作目を作るにあたり、一作目の方法論を踏襲している。書き上げること…

火水イリイ
3か月前
11

第三稿。テーマやオマージュとのすり合わせ

テーマをどう設定するか 35万文字の物語を作り終えて、2作目に取り組み始めている。次は10万…

火水イリイ
3か月前
9

なぜ、物語で主人公を成長させなければいけないのか

成長物語とストーリーの関係 「主人公と成長」というテーマで記事を書いてみようと思い立っ…

火水イリイ
3か月前
14

タイプした原稿は紙に印刷するか

デジタルシフト vs プロトタイピング 以前の職場はほぼペーパーレスになっていた。会議から契約書の文面チェックに至るまで、全てパソコンの画面上で行うということに5年以上慣れていた。  しかし、その前のプロダクトデザイナー時代はプロトタイピングとして常に手作業があった。パソコン上で描いたものを出力してみたり、サンプルを作ってみるという作業が当たり前にあった。  それらはいずれゴミになる。作ることは未来を創ることに繋がっていると否定はしないが、ゴミを作ることとも紙一重だと知っ

推敲で発揮される創造性

 私が師と仰ぐある牧師がいる。高齢だがご存命である。私は今でこそ北海道に帰ってきたが、…

火水イリイ
3か月前
15

自分の中心にある物語

職業が一語という威力 「作家」と名乗るための方法論は広がっているように見えて、スタンダ…

火水イリイ
3か月前
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第二稿。「これが何か」をすぐに知ることができても、「何でないか」には文脈の理解が…

多いようで多くない 「火水イリイ」アカウントでnote投稿を開始する前にも、漫画投稿用アカ…

火水イリイ
3か月前
9

物語制作中の進捗管理に近道はないが、ご褒美作業の要素もある

子供の頃からブレない夢を持った自分でいたかったか もっと早く、できるなら十代のうちから…

火水イリイ
3か月前
6

「未来にくるはずの不安」に、今どう対応するか

 物語制作を始めて4ヶ月目の私に、決断の時が訪れる。  物語に手応えを感じていたので、…

火水イリイ
3か月前
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