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面のスプーン作りに挑戦:【フックナイフ不要!】でクラフトできる愛着湧く一品。

「ソロキャンの時間に何か作ってみたい」
「贈り物を自作できないかな?」

見た目もかわいいカトラリーはいかが?

面スプーン:フックナイフなしで作れる一品。

◎面スプーン
広葉樹を使用して作るフックナイフ不要で
作れるスプーン。

使用する道具

  1. 塩水

  2. 中鍋

  3. 亜麻仁油

  4. 紙やすり(#120~#600)

  5. 倒木(広葉樹おすすめ)

  6. ノコギリ

  7. ナイフ

  8. ノミ(任意)

  9. パラコード(お好み)

  10. 火の道具一式

作業順序

バトニング

①広葉樹の倒木を採取。
※針葉樹は柔らかく加工しやすいですが、
ヤニが多くカトラリーには向きません。
②二等分にバトニング
③台形にバトニングし、少しずつ平面を出す。

つぼ加工

①平面に上記のような型をけがく。
②ナイフ、ノミで型を掘る。

持ち手作り

柄の部分を細く持ちやすいように加工。
パラコードを付けたい場合、先端に穴あけしておきます。
千枚通し、ネジ、ドリルなどを使用。

つぼ裏加工

①仕上げの薄さを狙ってけがき。
②つぼ裏をバトニングで加工。

塩漬け

強度を高めるため、沸騰した塩水で90分煮沸します。
数時間~24時間付けるとより強固に。
塩の濃度:10%
取り出したら拭き取って、1週間乾燥!

油仕上げ

最後に亜麻仁油を塗って完成!
仕上げとして、クルミ油、グレープシードオイル、えごま油、亜麻仁油などが使えます。

パラコード取付(お好み)

セリアやダイソーでも購入できます。
ストッパーに鹿の角などを使用してもOK!

メンテナンス

☛水洗い
使用後は水のみで洗うか、少量の中性洗剤をたして洗います。
水に浸けっぱなしにしたり、熱湯で煮沸したりするのはNG。
水洗いした後は、よく拭いて乾かします。
☛オイルメンテナンス
油分を塗り込むことで、乾燥やひび割れを防ぎます。
油分は植物性のものを使い、木目に沿って塗り込みます。
頻度は、スプーンの手触りや色合いで判断。乾燥してパサパサした感じになったら頃合いです。
☛保管方法
風通しの良い乾燥した場所に置くことが基本。
湿気や直射日光に当てるのはNGです。

感想、使用感

針葉樹を使用してしまい「ささくれ」が
できやすかった…材料選びから注意ですね(;^_^
面型なので少量しかすくえないのと、若干木の香りや質感が気になるかもです。
見た目はかわいく愛着の湧く一品になりました!

まとめ

◎面スプーン
フックナイフ不要で作れる一品。
作業はバトニングと研磨がメインです。
広葉樹でクラフトするのがオススメ!

本日もご愛読ありがとうございました~!


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