見出し画像

自分の人生で何が大切かを考える

昨日、葉書が1枚届きました。自分宛でした。

暑中見舞い?引越し通知?
文面を返すと、友人のご主人が亡くなった知らせでした。しかも半年前に葬儀を済ませたとのこと。
印刷された活字と絵の端に短く、手書きのメッセージが添えられていました。彼女らしい気遣いで、やっとの思いで筆を走らせたことが感じ取れました。そして、突然家族を失ったショックが当然癒えていないことも。

私自身、父の新盆を終えたばかりで、故郷の家じまいについて兄弟と検討を進めている最中。
年齢とともに、おそらく多くの人が経験しうる人生のうねりに、近ごろ自分も、大きく揺さぶられるのを感じます。

特に今年に入ってそんなことが色々あって、「自分の人生で大切なことは何か」を考えるようになりました。

噛み砕くと「どうしたら自分が気分良くいられるか」「何があれば(あるいは誰がいれば)満足か」みたいなことかもしれません。

嫌なやつだと思われるかもしれませんが、私が気分良くいられるのは「いい人でいること」です。最近気がつきました。
例えば仕事で余裕がなかったり、仲が良い人でも一緒にいる時間が長すぎたり距離が近づきすぎると、自分や相手のいやな面が出てきたりして、「いい人」でいられなくなることがあります。私にとって大切なのは「距離」でした。

あとは、そんなに出来る人じゃないので、自分で「自分は並である」と認めてあげることかなと思います。理解していれば、無理をすることも、無理をして自分を不要に卑下したり傷つけてしまうこともありません。また、限界がわかっていれば、出来ることも見えて行動しやすくなります。結果的に、並の自分だからこそ人様の役に立てることも、きっとあるような気がします。

少しずつですが、自分が心地よくいられるように、最近、整えているところです。

あとは最近、苦手なお掃除を以前よりはやるようになりました。家事はお給料がもらえないけれど、やるととても清々しい良い気持ちになります。よく言われることですが運気も良くなる気がします。

もう少しで、サウナーの皆さんのように「ととのった〜」となれそうな予感です。齢を重ねるのも悪くないです。身体は衰えるけれど色々なことを知れて楽しいです。

近々、友人にお手紙を書こうと思います。

仕事との距離を置くため月に1度鎌倉の海を見にきます

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?