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「今日ちょっとダメかも」なメンタルの日の過ごし方。

「あ、今日ちょっとダメかも」と思う日がある。
今日は朝起きてすぐにそう思った。

何かきっかけがあったわけでもないし、体調が悪いわけでもない。
理由はわからないけど、急にやってくる。
すごく悲しくて、寂しくて、不安で、怖くて、無性に泣きたくなる日。

妊娠してから、ずっと落ち着いていた鬱の症状がひどくなった。
最近薬の量も減ってきて、調子がいい日が増えてきたけれど、やっぱり急にやってくるダメな日。
そういう日って、ネガティブなことばかり考えちゃうし、ダメな日に支配されている自分をどんどん嫌いになっていく。

そんな日に、なるべく自分を嫌いにならないための、わたしの過ごし方を書いてみる。


①ダメな日であることを認める

まず、ダメな日だと潔く認めて、自分を責めない。
今までは、なんで自分は頑張れないんだ!なんで他の人と同じように過ごせないんだ!とか考えていたけど、そうすると、さらにネガティブ思考になって負のループに陥り、自分をどんどん嫌いになっていく。
「あー、今日はその日か。仕方ないな。」くらいに受け止めて、自分を必要以上に責めない。

②心を無にする

何も考えない。心を無にして、目の前にあるしないといけないことだけを黙々とやる。
例えば掃除や片付け、洗濯など。どんなに小さなことでもいいから、なるべく頭を使わずにできること。
とにかく黙々とやると、それが片付いたときに達成感があるし、自分を褒めてあげられる。

③とにかく外に出る

出かける用意をするだけで、ものすごい疲労感に襲われるけど、それでもとにかく外に出る。
家の中にいると、どんどん余計なことを考えてしまうし、横になったまま起き上がれなくなる。
それで楽になるならいいけど、わたしの場合はそんな自分がダメな人間だと思えて、さらにしんどくなっていく。
無理矢理でも出かけたら、本屋さんで読みたい本に出会えるかもしれないし、好きなカフェで甘いものを食べて幸せな気持ちになれるかもしれない。

たまに、家を出て目的地に着いた時点ですごく疲れてしまって、そのまま帰る。という日もあるけど、それでも家を出れただけすごい!って自分を甘々に褒めてあげる。

④本を読む

よく読むのはさくらももこさんや朝井リョウさんのエッセイ。
温かい飲み物を飲みながら、心が穏やかになれる、温かい気持ちになれる、クスッと笑えるようなエッセイを読んで、ホッとする時間を過ごす。

読んでいても全然集中できないし、余計なことを考えてしまって、全く頭に入ってこないことも多いけど、それでもいい。
たまたま目に入ってきた一行に心が救われるかもしれないから。

最近特にしんどい日に読んで救われたのが、usaoさんの本。
「今のわたしになるまで」と「はじめまして あかちゃん」の2冊で、絵日記だから読みやすいし、共感する部分が多くて、泣きながら読んだ。

⑤好きな映画やドラマを見る

わたしの場合は、昔から大好きなジブリの映画を見る。
ジブリの映画ってすごく背中を押してくれるから、疲れたとき、もうダメかもって思った日に見ることも多い。


色々と書いてみたけど、正直なところ書いたことの何ひとつできない日もある。
そんな日はとにかくダラダラして、ひたすら何もしない。何も考えない。そして早めに寝る。
何もできないってことは、今は心と体が休みたいって言ってるんだって思うようにしている。

きっとそんな日は永遠に続かないし、いつか頑張れる日が来る。

とは言いつつ、そんなふうに思えない日もあるけど、自分のことを認めてあげられるのも、許してあげられるのも自分しかいないし、「今日ちょっとダメかも」なメンタルの日は、自分をいつも以上に大切にしてあげられたらいいな。
自分を大切にしてあげられたら、もっともっと周りの人を大切にできると思うから。

今日はダメな日だと思ってたけど、こうしてnoteを書けた自分にびっくりしている。
できないことばかりに目を向けるんじゃなくて、どんな小さなことでもできたことに目を向けて、ダメな日と付き合っていけたらいいな。


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