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乳がん日誌4<手術前検査と新型コロナ>

~手術前検査~

さて。
手術を控え、手術前のPCR検査と麻酔科・歯科の検診。
ありがたいことにこれまで大きな病気をしたことがなかったので「なぜ歯科?」と思っていたが、手術後の合併症の発生を予防のため、口内に原因となる不具合がないかを確認すると。なるほど。
唾液でのPCR検査、麻酔科、歯科と順調に進み終了。

順調に進んではいたものの、健診を受けてから3ヶ月半、手術は怖いながらも今すぐにでも体内からがんを取ってしまいたいという気持ちから焦りもあり、入院が目の前に見えてきて少し安堵していた。

~新型コロナ~

これであとは入院・手術だ!と帰宅した直後に病院から入電。
なんだか嫌な予感がする。
と案の定よくない知らせ「PCR検査にてコロナ陽性」とのこと。
なんと…。
当然、入院手術は延期・療養終了後に仕切り直しとなる。

オミクロン株の潜伏期間中心値は3日、3日前までの行動を振り返ってみるが、食料品を買いに出たぐらいで思いあたる節がない。
5日前まで伸ばして考えてもやはり思いあたる節がない。
そしてなにより症状がない。
疑陽性かもしれない。でもだからといって再検査もしてもらえない。
これはちょっと口惜しいが起こってしまったことは致し方がないので療養に専念するしかない…。

この時点での私のステータスは<乳がんの手術を控えていたがコロナ陽性になった無職のアラフィフ女性(独身)>です。

決してポジティブではない私のモットーは「目の前にきた出来事は(嫌々ながらでも)乗り越えるべきもの」。
とりあえずひとつひとつ倒していこう。


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