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波打際に落ちていたのは、ボタン?それとも…。

中学生の時に、中原中也さんが好きでした。

「月夜の晩に、ボタンがひとつ…」

このフレーズを唱えるだけで、
当時は泣いていました。

今思えば、
中也さんの悲しい想いに感情移入していたのかな。

詩を朗読しては泣いていました。
中也さんが亡くなった30歳で自分も死ぬと思っていました。



中学生の終わり頃、
尾崎豊さんはわたしの神でした。

高校生の時に、
尾崎豊さんが無くなりました。

わたしは、尾崎豊さんが亡くなった26歳で
自分もこの世を去るものだと思っていました。



社会人になり、
金子みすずさんの詩と出会いました。

「海の魚はかわいそう…」

という詩と出会い、
その通り!と涙して
金子みすずさんの亡くなった26歳を超えることは無いだろうと思いました。


わたしは重い厨二病にかかり、
まだ完治していません。(笑うとこです)

今週の土曜日、
わたしは40代最後の誕生日を迎えます。

いつの間にか、
中原中也さんのことも
尾崎豊さんのことも
金子みすずさんのことも
歳は追い抜いてしまいました。


お誕生日の前後は、
特にエネルギーの流れが変わるから
最近眠たくて仕方ないし
こんなこと思い出しちゃった。

冬至も近いし、
なんだかワクワクします。

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