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57 劇場版呪術廻戦0

今年は映画をもっと観る予定だったんだけどな…
ようやく57本目です。

この作品は公開翌日に観ました。
モルカー以来のシネコンです。
何を隠そう私は呪術廻戦の大ファンです。
本誌では毎週一番最初に読むし、なんなら月曜になった瞬間に電子版で読んでるし、コミックスも集めてるし、アニメも3周見ました。
それぐらいのファン。
オタクは語ると長くなるので控えめにしますが、一番好きなキャラは脹相。
人気投票はすべて彼に捧げました。
二番目に好きなのは日車さん。
ああいう大人キャラ、いいよね。

この作品の原作は0巻が原作だけど、これってかなり異例なことなんじゃないでしょうか。
連載開始前にGIGAに載った読み切り作品、こんな風に映画になるなんてアメリカンドリーム!ではなくてジャパニーズドリーム!
すごい出世をしたな、という感覚です。
それだけ完成度が高いということですね。

もちろん0巻は読んでいるけど、絵が動いて声がつくということの破壊力はすごい。
一言で言えば素晴らしかったです。
里香ちゃん、かわいかったな!!
あの年頃の女の子にしては色気が滲み出ている、本当に原作の里香ちゃんそのまんま。
イメージ通りの里香ちゃん。
約束だよって乙骨と指切りするシーン、里香ちゃんはちょっと彼の小指を撫でてから指を繋ぐんですよ!
そういうの細かいけど、色気のある仕草だなって!
一人でにやにやしちゃうぐらい納得のシーンでした。
呪霊になってからも里香ちゃんはかわいい。
声がつくとこんなにかわいいものかと、本当に驚きました。
彼女が呪いを解かれ、乙骨の元から消えるシーンは思わず泣きそうになりました。
原作読んだ時はそこまで思い入れがなかったんだけど、やっぱり切ないシーンであることは間違いない。
生きていた時よりも幸せだったなんて…
あんな子供だったのにどんな人生だったのかと思うと身につまされる。
あんまり早くこっちに来ちゃだめだよって言う里香ちゃんはとても良い子。
物分かりが良すぎて寂しくなるぐらい。
だからこそ乙骨が今連れているリカちゃんが恐ろしくもあるんです。
何なんだろうね、あのリカちゃん…

もう一つ泣いてしまいそうになったのが夏油の最期。
いや、こっちは泣きました。
過去編を読んでいるだけに、夏油が元々はどんな人間だったのか、何がどうして呪詛師になってしまったのかがもうはっきりとわかっているから、めちゃめちゃに感情移入にしてしまいました。
櫻井さんの演技よかったですね…
「最後ぐらい呪いの言葉を吐けよ」ってセリフは元々好きだけど、あの夏油の表情や声を目の当たりにすると涙が出てきました。
五条のその言葉が何だったのか明らかにしてくれないところも好きです。
アニメの過去編は見るのが辛いだろうなー。

虎杖達三人は本当に全く出てこなくて清々しかったです。
とは言え、盛られるところはしっかり盛られている。
ミゲルの戦闘すごかった。
黒縄が短くなっていくのがドキドキしたw
ナナミンの活躍もかっこよかったなぁ!
京都校のシーンもばっちりありましたね。
メカ丸が三輪ちゃんを守ったところにきゅんとしました。
メカ丸というか与幸吉、けっこう好きなんです。
渋谷事変の応援に行く新幹線の中でメカ丸が三輪ちゃんに語りかけるところは読む度に泣いてしまう。
三輪ちゃんはメカ丸にそういう感情を持ってなかったところも合わせて悲しい。
与くんを京都のみんなに会わせたかった…

日下部先生に声がついたのもよかったです!
三木さんぴったりでした。
渋谷ではやる気なさげだったからか、百鬼夜行で頑張る日下部先生は意外だった。
まあ渋谷は特級がごろごろしてたからかな…
術式はないのに強い日下部先生かっこいいと思います。
抜刀して戦うスタイルが絵的にもかっこいい。

これはまた観たいと思う映画。
あと一回は絶対に観たい。
お兄ちゃんがいなくても呪術廻戦って面白くてかっこいいなと思える映画でした。
観る度に新しい発見ができそうで楽しみです。


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