見出し画像

【準優勝&ベスト8】クワガノンジュナイパーこと「眠れぬ森のクワガタサーカス」

つばきです。

最近の趣味は、もつ煮を食べることです。鍋がおいしい季節になってきました。

そんなことはさておき、本題に入ります。

名前だけが多少独り歩きしていたので、デッキレシピが気になる人もいたと思いますが、おそらく想像通りです。
本記事は、主に回し方などの説明に力を入れて解説します。

正直デッキレシピを見ても意味が分からないし、僕はずっと一人回ししていました。それでも難しい箇所は未だに多いです。

注意点としては、

1、難しいデッキであること。
2、内容を知られているとあまり勝てるデッキではないということ。

まず、25分で終わらせるのも難しく、僕はシティリーグでは全ての試合で20分は使っています(事故を除けば)もっと、早くできたんじゃないかなと反省している点ではあります。

自分とタネボーさんの2人で59枚共有し、それぞれ準優勝、ベスト8になることができました。

参考までに当日のマッチングを記載します。

10/10 シティリーグ春日部(タネボー)

1 マッドパーティ ×
2 ピカチュウVMAX 〇
3 火の玉サーカスズガドーン(以下コズカ) 〇
4 モクナシジュナゴリランダー 〇

決勝T

1 ブルー型レシラム&リザードン ×

ベスト8

10/25 シティリーグ秋葉原チェルモ(つばき)

1 コズカ 〇
2 ムゲンダイナVMAX 〇
3 アルセウス&ディアルガ&パルキア(以下三神)+ギルガルドV 〇
4 ドラパルトVMAX ×

決勝T

1 ピカチュウ&ゼクロムGX 〇
2 ルカリオ&メルメタル(以下ルカメタ)+ザシアンV 〇

決勝

1 ブルー型レシラム&リザードン ×

準優勝

となります。
ちなみに、タネボーさんが4回戦目で当たったモクナシジュナゴリランダーの記事は半分くらい書かせてもらいました。普段練習しているTERAさんの記事です。よければ、買ってみてください。リンクはこれです。

https://note.com/tera12345/n/nef9e90afa899

以下、有料となります。文字数の割には中身のない文章になっていると思います。そこらへんを把握したうえで読んでいただけたらな、と思います。

シティリーグの自分なりの価値観

早速ですが、小話でも。
なぜ、こんな得体の知れないデッキを使うことになったのかを話そうかと。

僕の中で、シティリーグとは爆発力が重要です。
十戦以上も戦うCLとは訳が違います。シティリーグはとりあえず4連勝(今回のは)を目指します。
なので、安定感を多少でも削り、爆発力を高めるのが大事なのかなと思います。

短距離走か長距離走かの違いです。
シティリーグは短距離走。と、なると足が速い選手を集めなければいけません。

なので、CL横浜で強かったデッキがそのままシティリーグで流れ込んではくるけど、いまいち勝ちあがれないのでは? と考えていました。

個人的なシティリーグ向きなデッキは、マッドパーティやコズカ、ピカチュウ&ゼクロムのような早いデッキ。もしくは、力でねじ伏せるムゲンダイナVMAXのようなパワーデッキです。

三神ザシアンはシティリーグでは難しいのではないかと考えていました。
純粋に水エネルギーが触れず、安定してオルタージェネシスGXを打てるとは思えなかったのです。
先ほど述べたように、これは短距離走。途中で、加速しても追いつけません。

しかし、僕が参加する前の週では上位は三神ザシアンだらけ。そりゃあ強いデッキですし……。
持論崩壊。その日強いデッキが勝つだけです。

ですが、逆にこれはチャンスです。
人間はメタが大好きなんです。三神ザシアンに有利なデッキが増えるのではないか? と思いました。

思いつく三神に勝ちやすいデッキは、コズカとムゲンダイナVMAX。マッドパーティも該当しますが、減ると思っていました。
前者はボーマンダV、後者はアローラペルシアンGXを入れるなどして、対マッドパーティの対策をしていたからです。環境は自分たちが思ってる以上にぐるぐる回っています。CL横浜はもう過去の出来事です。

以上を踏まえて考えたのが以下のTier表となります。

Tier1
・コズカ
・ムゲンダイナVMAX

Tier2

・三神ザシアン
・マッドパーティ
・セキタンザンVMAX
・ルカメタザシアン
・ブルー型レシラム&リザードン(以下青レシリザ)

Tier3

・モクナシジュナゴリランダーを始めとした母数は少ないけど、いる可能性があるデッキ。

ドンファン(カウンター、頑丈)、タチフサグマ、ドラパルトVMAX、超型ミュウツー&ミュウ、コンボザシアンなどなど……。

正直、Tierなんて当てになりません。シティリーグはほぼ誰でも出れるのもあり、環境が混沌としているのに、さらに有象無象です。
何が出てくるか分からないびっくり箱みたいな環境だったと思います。

「環境が分からないときは、三神かクワガノンVが強い」

と、デッキを共有したタネボーさんは言っていました。
その通りだと思います。
有象無象のデッキを否定する力が2つのデッキには共通しています。
しかし、三神ザシアンは強力ではありどのデッキにも勝てますが、どのデッキにも負けます。ミラー対決まであると、考えることが多すぎます。
僕自身、プレイングに自信がなく、上手な三神ザシアンとミラー対決などをしたときに勝てる気が微塵もしません。
なので、消去法としてクワガノンVを選択することとなりました。

ですが、ここで矛盾が生じますよね。
クワガノンV、いわゆるロックデッキは短距離走ではないです。
時間もかかるし、パワーもないです。

言い忘れましたが、僕がデッキを握る際の条件がいくつかあります。

1.Tier1のデッキ(ミラーで勝てる気がしない)
2.ミラーをすると時間切れを起こす可能性が高いデッキ(ルカメタザシアンなど)
3.環境デッキにちゃんとした戦い方があるデッキ
4.イージーウィンが狙いやすい。

以上の4つです。3に関しては、それで勝率が4割~5割、だと多少は目を瞑ってしまいます。
2の理由は、とても重要で。両負けをしてしまうと、システム的に決勝トーナメントに上がることは難しくなってしまいます。
なので、ルカメタザシアンは自分には扱いきれないデッキだと判断しました。

そして、上の条件を満たしていたので、クワガノンVのデッキを握ることにしました。次にクワガノンVの強みについて説明します。

そもそも、クワガノンVの強みとは何か?

ここから先は

18,372字 / 9画像

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?