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宝石オタクな占い師がブレスレットをオーダーしてみた話

こちらのnoteはすっかりご無沙汰になってしまいましたが、たまには書ける時に書いておきたい。

ということで、
先日させてもらった楽しい体験についてまとめていこうと思います。




オーダーを申し込むに至るまで

このブログを前から知っている方はご存じのとおり、普段は宝石オタクでもあるのがこの私。

カスタムオーダーしたリングに、
石を持ち込みペンダントをフルオーダーして、
今後ピアスも作ってもらう気でいるくらいには、
石とそこにまつわる手仕事を愛しています。

アクセサリーを楽しむって、既製品の範囲でもできることなんですが、

  • 心から「いいな」と思うモノだけ身につけたい

  • 「いいな」と思ったアイテムが人とかぶるのは避けたい

という、こだわりの強さがちょっと重症なオタクなんですね(笑)
たぶん既製品を買っても満足しないか、
最悪なくすところまで目に見えている……

自分だけのオリジナルなものはどうしたって特注品になるので、安くはない買い物かもしれない。

でも私の場合は、
お目が高いものを気に入りがちな分、
 背伸びした方が結局は長い目で見て得をする

という実感を、物をなくしたりダメにしてきた30何年かけてこの身に刻んできたのも事実。

ちょうど占い師として、
目標の一つをクリアできるかどうかの正念場にさしかかっているこの頃。
「どうせブレスレットを買うなら、自分にとっての節目のつもりで作ろう」
と思い立ったのでした。


運命の出会いを決めるオーラソーマ

こんな究極にワガママなオンナでも、
占い師が持つような天然石のブレスレットがほしい!!

……ということで、安心と信頼をよせる美音先生のサロン dandelionへ突撃。
こちらでトートタロットを教わっていた頃から、
置いてある石たちがピッカピカだったことは強く印象に残ってました。
ここならきっと満足いくお買い物ができるかも。

しばらく石禁していたので、あらかじめ欲しい石はとくに決まっておらず。
自分に必要な石の選定もかねて、
オーラソーマという色を使ったセラピーの一つを体験しました。

やることはいたってシンプルで、
4本の好きなボトルを直感で選びます。

直感にしたがったことなのに、
手に取った理由」「ボトルの色に何を思うか
をあらためて言語化していくのが、ちょっと大変だけどおもしろい。

選んだ理由を4本分は長くなるので、一番好きなボトルについてだけ。

100本以上あるボトルの中で、真っ先に私の目を惹いた色。
まだ手元になくてずっと欲しいバイカラーサファイアがあるんですが、その配色にそっくりで……

バイカラーサファイアにも色々ありますが、なんでこの色がいいんだろう。
王道サファイアの濃い青と、
あでやかなピンクが同居するギャップがたまらなく魅力的なんですよね。
もうちょっと個人的な連想ゲームをするなら、
青は知性の色だし、ピンクは可愛らしさや女らしさの色でもある。

かしこい女も、可愛い女も、強みがあるってだけで十分素敵なことだけど。
(どうせなら両方ほしい……!!)
って欲張りな私はつい思ってしまう。

そんなこんなで一番に選んだボトルは、「女王マブ」という名前でした。
もとはシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」に登場する妖精の名前らしいですが、
女王様…… 身に覚えがありすぎる響きだわ(笑)

うまく説明できなくて厄介だけど、
私の中にはたしかに昔から「女王様」がいる。

高飛車なオンナをやりたいわけではないのに、
こだわりが強くてワガママでいるのをやめられない。
でもその分どこかで、誰かの役にも立ちたい。

このボトルを一番に選んだってことは、
自分の中にいるこの人格をこれからも大切にしていいってことなのかも。


他の選んだボトルについても、がんばって理由をひねり出すのですが、
その時口をついて出た言葉に自分でもハッとさせられます。

たかが色、されど色。
無意識のうちに色へ先入観をもっていた、自分も知らない自分
彼女はどこから来て、どこへ行くのだろうか。

ボトルの上層の色・下層の色にもそれぞれ意味があって、さながら心理テストを楽しく受けている気分になれました。


ちなみに私が選んだ4本はこんな感じ。


【後日談】
少しだけオーラソーマを知りたくなって、あとで書籍を買ったんですね。
少し古いので最新の色までは載ってない本です。
選んだものがどういう意味だったか、振り返りたかったのに分からないボトルがありました……

それもそのはずで、4本中の2本はここ5年くらいの間に登場した新しい色を選んでいたようです。
私ったら意外と新しいもの好きでミーハーなセンスをしてたんだな(笑)


いざ、運命の出会いへ

オーラソーマで選んだ色や、いまの自分にマッチする石を、いくつか美音先生が提案してくれます。

こういう無限に組み合わせがあるオーダーって、
ちゃんと決めようとすると本当に迷ってしまって大変……
一つ一つに個性がある石なら、どの一粒を選ぶかまでつい考えてしまう。

おすすめしてくれたトルマリンの中に、
スイカを思わせる綺麗なバイカラーの石を発見。
見つけた時は先生と目が合ってさすがに笑いました。私ったらお目が高い〜
石禁しててもオタクはしぬまでなおらないようです(笑)

その一粒をメインに、

  • トータルの予算

  • ブレスレットのサイズ

  • instaにあるこれまで作られたものの中で好きなデザイン

を伝えて、あとはお任せすることにしました。
だいたい2週間くらいで、デザイン案の写真を送っていただけるとのこと。

案なので、ピンと来なければリテイクもOK。
(写真見ても決めきれなくて迷うのかな~)
と思っていましたが、杞憂に終わりました。

石って、光のあたり方で色味が変わるものがあるけれど、めちゃくちゃ写真を送ってくださる……
微妙な雰囲気の差もできる限り伝えてくれます。
なんて親切なんでしょう。
おかげで着けてる妄想がとてもはかどる~~

そんなこんなでリテイクなしで、完成が決定。
1週間たのしみに待てば、鑑定書と一緒に届きます。


ブレスレットが届いてみて

先日ポストしたものですが、まさに写真のとおりと言いますか。
いまだにテンション冷めやらぬって感じで自分でも変だとは思うけど、
ほんとカッコよくないですか?!?!(落ち着いて)

肌の色とのなじみ具合や、外して置いてる時、
あびている光の種類が日光か照明の光かで、
みせる雰囲気が一定ではなくて見飽きることがないのがいい……

真ん中のウォーターメロントルマリンから順に、
ガーネット、アイオライト、青翡翠、ラブラドライト、サファイア、
ルチルクオーツ、アンデシン・・・
ちょいちょい飾りにカットされた水晶を使ってくれました。
金属パーツを使わないところも個人的には好き。

ブレスレットを付け慣れていないので小粒な石メインで作ってもらったら、
付けているのを忘れるほどに一日で身体になじんでました。すごい。

そして数日たった今、このブログを書きながら、
「この石とあの石の色、女王マブの組み合わせだ……!」
ということに今さら気づきました。芸術点が高すぎる~~

……本当に好きなものの話っていくらでもできちゃいますね。
よろこびのオタクムーブはこのあたりでおしまいにしましょう(笑)




アクセサリーが持ち主にとって特別な意味や力を持つのは、別にアクセサリーそのものに不思議な力があるわけではなくて。
身につけるたび、手元に届くまでの大切な経験を思いだすことで励まされているからなんですね。

この先どんなことがあったとしても、
きっとこの相棒を見て背筋をのばすんだと思います。
こんなにシブくて素敵なブレスレットも、ある意味では戦装束です。

そう遠くないうちにいろんな経験を相棒にさせてあげられるよう、引き続き楽しくがんばります。
長い話にお付き合いくださり、ありがとうございました。
ではまた~~!!




【今回お世話になった場所】

サロン dandelion では、不定期開催のイベントデーもされているとのこと。

何の石がほしいかノープランだった姫嶋とは反対に、ご希望の石がある程度きまってる方はこちらの方がいいかもしれません。
先生の占いも面白いのでぜひ。


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