こんな占い師にはお金払っちゃダメ

今日は「ダメな占い師」について少し書きたいと思います。

ヒメゴトタロットの福永えりかです。
タロット歴は１２年をこえました。

最近、スピリチュアルブームも手伝って
カードリディングだったり統計学だったり
占う側に立つひとが増えたように思います。

だけど、ダメ占い師について、語られることって
あまり多くありません。

現在進行形で悩んでいる「占い師」

これ、いってしまえば２パターンあると思ってください。

１、前向きな悩みをもっているのか
２、ネガティブな悩みをもっているのか

はじめましての状態でここを見抜くことは難しいのですが
とても重要な部分になります。

なぜか？

心が病んでいるような人にあなたは相談をしたいと思いますか？
心が不安定な人に悩みを打ち明けたいですか？
生活が安定していない人に頼ることはできますか？
なによりも
そんな人に本当に心をひらけますか？

答えはNOだと思うのです。
自分より元気のない人に、人は頼ったり心を開くことが
できない生き物です。
それは、危険、危ないことだと本能で当たり前にわかっているから。

じゃぁ、前向きな悩みってなにかというと・・

クライアントさんのためにステップアップをすること
自分をより向上させるために動いていること
自分とその周囲にいる人が拡大するためにどうしたらいいかを考えていること
先の未来に対するアクションを考えていること

こんなことがあげられるかなと思います。
前向きな悩みを持つ人は、基本的にエネルギッシュですし
元気だし、人と健全な関係を築けている人が多い。
逆に、ネガティブな悩みを抱えている人は
占う側になって「自分を認めてもらいたい」というとても個人的な
欲を満たすためにやっていることが多いかなと思います。

話を聞かない

これは、どんなに霊能力があったとしても
その人の心を誠意を持って心を向けることができなければ
「良い鑑定」とはいえないということです。

どんなに霊能力があったとしても、です。

私の鑑定では、カウンセリングをかなりしっかり行います。
あなたが何を悩み、何を本質的に求めていて
何につまずき、なにがトラウマになっていて
スピ的にどんな課題があるのか、
現状はどんな状態なのかをしっかり見極めるためです。

そのうえでカードを引くことで
カードへの質問が一つ一つとても明確になります。
※私はオリジナルスプレッドを扱います

逆に、あまり質問をしないでカードを引いても
言い当てることはできますが
それは私自身の霊視力をチェックしたり、能力を
上げるためのトレーニング的な要素があるので
私としては、本質的に意味がないんです。
（当たっても、へぇ〜って感じです。笑）

それは、クライアントさんとして、私自身が
ちゃんと人間関係をつくりたいと思っているから。

逆に、そういった話を一切しない占いもあります。
電話占いや統計学なんかが当てはまります。

だとしても、あなたの思いが伝わっていない占い師が
どれだけあなたの求めていることを理解できるのか・・

人間である以上は、私としては疑問なところです。

できないことをできないと言えない

占い師であっても、万能なわけではありません。
実際、相談にこられたかたで「行政が介入が必要なレベル」の人も
中にはいらっしゃたりしました。
でも、行政の行う福祉サービス的なものは
やはりその専門家じゃなければわかりません。

また、離婚などの問題の時に
法律的な話や、実際の流れなどを詳しく知る占い師は
多くないと思います。

もし知っていたとしたら、よっぽど勤勉か
たまたま過去にそんな事例を持っていただけ、の
どちらかかと思います。

でも人は、わからない結果に対して占い師に言葉を求めます。
「この離婚どうなりますか」
「どうやったら親権とれますか」
「どうしたら幸せになれますか」
私も法律的なことに詳しいわけではありませんが
スピリチュアルな視点で、アドバイスをお伝えすることはします。
ただ、あくまでもそれは、ぬかよろこびをさせるためでもなく
ただ落胆させるためでもなく

今のあなたがどうしたら一番良いのか？

そこにフォーカスをあてるようにしているからです。
（そうじゃないとリーディングの焦点が定まりません）

その場合、離婚も親権も枝葉の一つなんです。
問題が解決したその先の未来を思うこと。

でも、できないことをできないと言えなくて
「スピ的な理由でそれ以上は話せません」とか
「時間なので・・」とか
具体的な話もせず、苦手な部分をスルーしてしまう占い師も
いるということです。

どんな占い師をのぞんでいる？

実際のところは、あなたがどんな占い師を
望んでいるかどうかにかかっていると思います。

逆にあなたが占う側ならば
どんあ占い師があなたの理想なのか？も
重要なわけです。

そこを自己理解として持っていると
下手な占い師になびいちゃいけないことが
よくわかると思います。

占いの講座でも、カウンセリングに関する部分を
しっかり伝えているところって
どれくらいあるか知っていますか？

占いというカテゴリー自体が、専門的な分野なので
そこまで教えたり伝えたりしているところは
案外すくなくって
生徒さんも、スピリチュアルな世界を求めていく人が多いので
「クライアントさんに目を向ける」ということが
あまりできていない人も多いように思います。

そんな、なんちゃって占い師にさせないために
私のタロット講座の本講座のカリキュラムでは
カウンセリングについて必ずお話しします。

人は違うから知ることができる

なぜ私たちが人間をやっているか？の
問にこたえるならば、一つはそう答えることができます。

人は一人一人確実に違います。
だから違いを見て、知ることができる。
そこを中途半端にすることは、どんな世界においても
うまくいっている人は見ませんね。

だからこそ、カウンセリングで
占い師自身の「余計な思い込み」をはずすように。

福永えりか

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