指標が見えると意欲が生まれる
株)ハートマッスルトレーニングジム代表 主体的人生を構築する人材育成トレーナー 桑原規歌です。
今日のテーマは
「指標が見えると意欲が生まれる」です。
非常事態宣言が延長され
予想していたとはいえ、多くの国民からは、ため息が漏れています。
街頭インタビューでも
「いったいいつになったら?」「これから先どうなるの?」
「まだ、頑張らなくてはならないの?」という声が上がっていますね。
そんな中、大阪のイケメン知事吉村さんが
大阪モデルを打ち出しました。
「出口戦略」ということばを使っていましたね。
「出口戦略」とは、もともとは軍事用語で戦場から兵を引き揚げる際、
人命や物資の損失を最小限に抑えるための撤退作戦。
この視点をもって、明確な数値で目指すべき指標を示したことで、
多くの大阪府民は、自粛にむけてのモチベーションが
上がったのではないでしょうか?
現に、ネットニュースのコメント欄には
「知人は、吉村に恥かかせられないと言って孫とも会わずステイホームしています」
「具体的数値に、皆で協力しながら、おさえていきましょう。」
「ウイルス以外に不安もストレスも抑えこめてるのは、吉村知事のリーダーシップによるところだ」
などの肯定的な書き込みが目立ちます。
コロナに限らずですが、「ここが出口だ」と示されること
「行きつく先」が明確に示されることで、人間は、よし、頑張ろうという気になります。
共通認識、共通目的ができるということは、一致団結して何かをしようとする時に、とても大切なことになります。
学校再開に向けても、現場は様々な意見が交錯し
なかなか一体感が生まれないという話も聞きます。
この場合、まずは定義を明確にし、共有することが
必要かと思います。
何を定義するか?
そもそも「子どもたちが安全に学校生活を送る」ということは
教職員全員の願いです。
しかし、その定義をどのくらい明確にしているでしょうか?
「安全」ということばは誰でも知っていることばであるからこそ
具体的にしていく必要がありますよね
「安心して学校に来れる」という時の「安心」とは
具体的にどんな安全が確保され、不安になった時、どんな対応がされるのか
それを、保護者にも子どもにも地域にも
しっかりと説明できるようにしておく必要があります。
定義が不明確で共有されていなければ、それぞれが自分のイメージで
話してしまうからです。
定義が明確になれば、数値として、登校の条件も示すことも可能になります。
その定義のために、家庭に協力していただく行動を示しやすくなります。
混乱している状況では、リーダーが保身に走ることもあります。
リーダーは役職名ですが、リーダーシップは能力であり、役職に関係なく発揮することができます。だから・・・まずは、あなたが、リーダーシップを発揮する。
一人では不安という時は、理解者を少しずつ増やして
現状を打開していく一歩を踏み出す必要があります。
それでは今日も、希望を胸に
すてきな1日を作りましょう!
この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」2020年5月7日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。
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