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2021年を振り返って

今年ほど怒涛に過ぎ去った1年はなかったのではないか?というぐらい1年があっという間にすぎていきました。

お正月の準備を全くしないで30日を迎えたのはいつ以来でしょう?
(会社員時代はよくあった話…)
とりあえずあわててお年玉の準備と少しだけ正月飾りを買ってきました。

葉牡丹も買いたかったのですが…年明けに買うことにします。
そんな最後までバタバタの1年でしたが、自分自身の備忘録もかねて振り返ってみたいと思います。

よければお付き合いください


8ヶ月遅れの出版

2月12日に「あきらめない妊活」キャリアと不妊治療を両立させる方法を8ヶ月遅れで出版させていただきました。

正直、2月に出版したのがもう遠い昔のように感じます。

出版に向けて、あれこれと考えていたタイミングで起こった流行拡大。予定していた出版日を変更し、ようやく2021年2月に出版することができました。何かイベント等を企画してもいつ感染拡大で中止になるかわからない…そんな状況の中でモチベーションを維持するのも正直大変でした。それでもなんとか形にして出版できたことにはホッとしています。

そして改めて振り返ると、この出版が私の中で大きな区切りにもなりました。私自身も長くとらわれていた「不妊治療退職」という呪縛から解き放たれたることができたのです。

私自身の原動力は「不妊治療退職」に対する後悔からでした。同じような思いをする女性を一人でも減らしたい、この思いは今でも変わりませんが、それでも今の原動力はまた別のところにあるなと感じます。

不妊治療退職から10年。ちょうどいいタイミングで出版させていただくことが出来ました。


トライ&エラーとスピード感

コロナの影響を受けて立ち止まるしかできなかった2020年とは違い、緊急事態宣言下でも動く人は動く、進む人は進む、ある意味「行動する人とそうでない人」がはっきりとした1年だったのではないかなと思います。

2021年、私自身は個で動くというよりは、ベンチャー企業の中でお仕事をさせていただくことが主の1年間でした。(なので笛吹さんって今は何しているの?とも思われていたようですが…)

その中で感じたことは「トライ&エラー」「スピード感」でした。とりあえず決断と行動が早い。ベンチャーを立ち上げる人とそうでない人の違いはここにあるのか…というのもそばで感じることが出来た1年でもありました。

個人で事業をして成功できるかどうかの違いは、結局はこのスピード感なんだろうなと思うのです。私も含め多くの人は失敗することを恐れて「挑戦」を躊躇います。「挑戦」の為に何ヶ月もかけて準備します。しかしその間に時期を逃してしまうことも…実際、私自身もあれこれ計画を立てるものの計画倒れで終わってしまったものもたくさんあります。

いかにPDCAを早く回すか、同時に回すかが仕事をするうえで非常に大切ということを改めて気が付いた1年でもありました。同時に、完ぺきにしてからリリースしないということも…やりながら固めていく。そうでないと、これだけ変化の速い時代にはついていけないのかもしれません。


時代の変化を感じた1年

このコロナ禍で色んなものが立ち止まってしまうのではないか?そう感じたのもどことやら…フェムテック、不妊治療の保険適用をはじめ、女性のヘルスケア分野の進化が著しく激しかった1年だったように思います。

この分野に関しては、正直立ち止まっていたら置いていかれる…そんな1年だったように感じます。
性や女性のヘルスケアを扱う人は、今は少し大変でも必死で動き続けていかないといけない、世の中が一気に動いている、まさにそんな時期なのかもしれません。

数年前は、不妊治療と仕事の両立の話をしてもなかなか耳を傾けてもらえませんでした。笑いながら軽くあしらわれたなんてことも…
それが今では少しずつではありますが、興味を示してもらい、話に耳を傾けてもらえるようになりました。もちろんまだまだスタートラインに立ったばかりですが、これが流行り廃りで終わらないように、取り組んでいきたいなと思うのです。

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もしかしたらこの分野は今が一番過渡期なのかもしれません。
男女問わず、健康の事、性のこと、不妊・妊娠・出産・育児など様々な課題をしかたないで済ませない社会にして、これからの世代にバトンタッチしたいなと思います。次の世代に何を残し、何を終わらすか?そういう事も考える年齢になったんだなと感じます。

2022年は・・・

2022年はすでに新しいお仕事も何件かいただいており、2021年同様走り抜ける1年になるだろうなと思います。

そして、個としても新しいことを始めようと現在準備中です。年明けには皆さんにご報告出来ると思いますが、また一つ新たなことにチャレンジします。それ以外にも水面下ではあれこれ思案中ですので、来年にいくつか形に出来ればいいなと考えています。

2021年、本当にたくさんの方とご縁をいただきありがとうございました。
2022年もどうぞよろしくお願いいたします。


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