📖完全記憶探偵📖

完全記憶探偵【上下合本版】 (竹書房文庫)

2022年7月11日（月）読了

相変わらず、探偵ものの小説を探しています。
で、見つけたのがこちら。

外国の小説はあまり読まないのですが、評判もよさそうだったので読んでみることにしました。
外国の小説をあまり読まない理由は、名前を覚えられないから。。。

主人公のデッカーは元刑事で今は私立探偵。
学生時代のフットボールの試合中の事故がきっかけで、あらゆるものを記憶できる完全記憶能力を身につけた。
ある日、自宅に戻ると妻と娘、妻の兄が惨殺されていた。
犯人も動機もわからず自暴自棄になっていたが、犯人と名乗る男が自首してきたことで事態は急展開することになった。
同時期に起こった地元高校での乱射事件も関係していて、さらに犠牲者は増え、謎は深まるばかり。
現場に残された犯人からのメッセージや記憶を頼りに、事件の謎を解明していく。

非常に長い小説ですが、読み応えもあり、大変おもしろかったです。
翻訳もよかったんでしょうね。
とても読みやすかったです。
事件の謎が解き明かされていくと、本当にそういうことがあったらとても悲しいなと思うようなこともありましたが、今の世の中、同じようなことはもしかしたらもうすでに起こっているかもしれないなと思ったら、本当に悲しく思います。

このシリーズには続編もあるみたいなので、ちょっと読んでみようかなと思います。