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電車内で座らず 電車の音を大きな声で真似する人たちに出会った息子


「ガタンゴトーン、ヒュー、プシュー」
大きな電車の音真似が聞こえた。

地上から
地下に入って、2駅目で
降りた私たち。

吃音症である小2の息子が
「あの人たちは僕と一緒で
言葉の病気なの?」

わたしは普段から思っていることを伝えた。

あなたもそうだけど、
病気とは違うとお母さんは思うよ。

人は、
感じたり考えたりする
事ができるよね、
それは
頭に脳があって、それが働いてるの。

1人ひとり
違った個性があって
あなたにはあなたの脳
お母さんにはお母さんの脳
みんな違うのよ。
不思議だけど
これは誰が決めたんだろうねー

さっきのお兄さん達は
きっと電車が小さい時から
好きなんだろうね。
嬉しい楽しい気持ちを感じて
それを電車の音で表してるんだね。
そうしたくなっちゃうんだね。

それで良いと思うよ。

だから、
あなたも言葉につまるけど
話したい事は最後まで
話していいんだし、
詰まってもそれで構わない。
それがあなたなんだからね。
みんなと違うけど
何にもおかしいことは無い。
みんなもそもそも
それぞれみんなと違うんだから。

息子は、電車を見ながら
「うん、わかった」って
うなづいていた

相手の事に思いを馳せ
自分の事と照らし
落とし込む事って

心の感度が良くないと
出来ないよねー

自分自分になったり
相手相手がって
かたよっちゃう。

息子ちゃん、
あなたはなんか
すごいんじゃないかい。


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