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【超ショートショート】(241)~この世のすべてに音楽が存在する~☆『ASKA premium concert tour -higher ground- アンコール公演』オープニング曲より☆

人類に与えられた試練は
時代が変わり続けても
同じ事を繰り返すようだ。

でも、
時代が進み、歴史という
先人たちの苦しい貴重な経験という記録から
繰り返すことからは逃げ
新しい方向へと希望を見いだせるはず。

それでも、
人というものは
同じ苦しみを経験したがるのだろう。


2020年、
明日へのほんのささやかな
個々の希望が
無惨にもウイルスの出現で
葬り去られてしまった。

だが、
その影には、
ウイルスなど存在しなかったかもしれない。
もし存在し得たものがあるとしたら
誰かの欲というウイルスだったかもしれない。

その存在を
今に生きる人々が見つけ出すことは
おそらく難しい。

先に時代が進み、
今の世から孫の代に代われば、
公にこの時代で起こった
衝撃的スクープを
誰かが論じるのだろう。

その誰かこそが
本当の・・・だったら、
あなたはどうするのだろうか?
怒りに狂うのか?
それとも落胆するのか?
さらにそれとも希望の光を見つけるのだろうか?

この世を本当の意味で支配しているのは
音楽。

誰もが鼓動というリズムを持ち、
歩くリズムをまた持っている。

何をするにしても
人間も動物も
この地球上には
音楽が存在する。

それは生きるために必要だから。

泣く赤ん坊を優しいリズムで、
寝かしつける背中のトントンは、
誰かの鼓動のテンポに合わせると
安心すると言われる。

病院の検査でも
音楽が流れている。
入院すれば、
暇な時間は音楽が頼りとなり
心の寂しさを慰めてくれる。

会話のテンポも呼吸音も
すべてが音楽。

欲というウイルスも音楽を利用して
必ず人々を魅力する。

それくらい音楽は
生きるものすべてに
この地球の空気みたいに
この身体の血液みたいに
無くてはならないもの。

音楽を生み出すものは
いつの世もヒーローだったかもしれない。

だが彼らヒーローは
自分がヒーローだと思っていなければ、
たとえ思っていても、
また次の制作へと向かうのだろう。

時代は永遠に戻ることも止まることもなく
進み続けている。

彼らヒーローはそのことを知っている。

だから、
一瞬も留まることのない
この手で掴めることもない
音楽と向き合い続けるのだろう。


(制作日 2022.2.3(木))
※この物語はフィクションです。

今日のお話は、
ASKAさんのコンサートツアー
『ASKA premium concert tour
-higher ground-アンコール公演』
オープニング曲からイメージした世界を
書いてみました。

こんなテーマで、
ヒーローもののお話が書けたら、
それはそれでおもしろいかなって思っています。

上記ツアーは、
4月まで続きますので、
ご興味がありましたら、
ASKAさんのオフィシャルホームページで
スケジュールなどを参考にして頂ければと思います。
今回のツアーは
終始着席観覧ですので、
立てのが苦手な方や
ご不自由な方など、
過去になく、
観やすいライブ状況があります。
激しいノリの楽曲でも、
座りっぱなしですので、
この機会にゆっくりと、
元気な曲も吸収してもらいたいなって
思います。
ぜひ、
ASKAさんのコンサートに遊びに来てください!
よろしくお願いいたします。

(ニックネーム)
ねね&杏寿
(旧ひまわり&洋ちゃん)
(Instagram)
https://www.instagram.com/himawariyangchiyan/

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