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#1.営業に終わりなんてない。

入社して2日目。
速攻で仕事辞めたい病にかかった。

オフィスの環境は、色で言うとグレー。
空気は、澱んでいた。

周りを見渡すと、男しかいない。同期も10人いたけど、女子は、私1人。「あぁ〜死んだ。」心の中で叫びまくってた。

コロナ入社のため、大規模な研修はなく、完全オンラインでの研修。しかし、オフィスには出社をし、澱んだ空気の中で息をする。普通に病気になるレベル。
会話もなくて、黙々とPCと睨めっこ。

何をして良いのか分からないから、とりあえず、パソコンを見て仕事してるふり。
挙げ句の果てに
「新入社員なんで殴られるためにいるようなものだから、指示待ちくんにはなるなよ。」って課長に言われた。

今なら、笑い話だけど、入社して2日目にこの言葉はきつかった。普通にメンタル抉られた。速攻で死亡。ノックアウトーーー。

新入社員の半年は、自転車営業だった。
令和の時代に昭和にタイムスリップ。
雨の日も風の日もかっぱきて営業。笑ってしまう。
まぁ、この経験のおかげで、根性と度胸はついた。

会社き向かう行き帰りは、同期と愚痴大会。
あだ名つけて、愚痴って、自分のメンタル保ってた。

もし、このnoteを新入社員の病んでる子が呼んでくれたのなら、愚痴って発散して、とりあえず耐えようって言いたい。
病気になるまで、耐えなくても良いけどね。

地方といっても、雪国の地方だったので、10月11月の自転車営業は寒すぎた。

真面目に、飛び込み訪問して、嫌われて、、、
でも、好きになってくれる人もいて、、、

飲みに誘ってもらって、嬉しくていったりした。

でもね、そうやって、仕事以外の場所にいても、仕事のことをふっと考えてた。

同期と遊んでても、先輩と遊んだても、仕事のことを考える。だって、営業に終わりなんてないから。

そう。営業に終わりなんてないの。
だから、自分で目処をつけて仕事する。
でも、目処の付け方がわからない。

先輩に教えを頼んでも、ほぼ無視。
だって先輩たちも、「やってこいスタイル」で成長してきてるから。

そう。結局、営業に終わることなんてないの。
だから、常に、ふとした時に、仕事のことを考えて鬱になる。

自分は何でできないの?何で無能なの?

そんなことはない。
無能じゃない。

ちゃんと、教えて貰えば無能じゃないのに。

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