あるひとつぜん、かちかんがかわっても、こころにふかくのこるおもいもある…?
価値観ががらりと変わる事なんて、余程の事がないとないと思っていたんだ、わんこを迎える迄は。
いやもう本当に典型的?と言うか、ブランド物のバックや洋服、靴なんか買って習い事(語学)をして月に2、3回アロママッサージに行ったりしてた。
ところがわんこを迎えて以来お仕事とわんこファーストの生活に。
この小さな命を守りたい
わんこには生まれつき内臓疾患がありその思いが強くなった…
わんこのお洋服やおもちゃ、ブランケットやフード等日々必要な物や病院代にお金を費やすのでアウトレット、セールやネット通販を上手く活用して購入。自分自身は"清潔でさっぱりしたファッションしていればいいや"位に落ち着いた。
古着が好きなのでリーズナブルに買える事がありがたい。時折り思いがけない掘り出し物に出会う事も。
"はあ〜なんでこんなに安いの?"って以前XSサイズだからか?売れ残っていたGUCCIのT-シャツをワンコインで購入した事も。
何だか以前の生活が信じられない位に激変した。でも夜遅く帰宅して全身で喜びを表して迎えてくれるわんこがいる幸せは何物にも変え難い。
以前好きだったブランドがアウトレットに出店してワンコ服の展開をしている事を知った。
わんことおそろ服を買う楽しみが新たに出来た。
すぐ色々な物や人に沼るので(そして飽きる事がほぼない)そう言う物を楽しむのも何よりの癒しかな?
ただ今、伊藤若冲に沼っている…何故だ!?
検索かけるとわさわさ色々なグッズが見つかる。
かつてのブランドバッグや洋服が若冲に取って代わったんかな?笑。
わんこ以前の私を知っている人はちょっと驚くかも知れないが、海外旅行も全くしなくなった。
わんこはペットホテルが駄目なので、そして私も心配だから一緒に行ける所にしか旅行しない。
幾つか定宿も出来たし、旅館やホテルのスタッフさんとも顔見知りになり温かく迎えて貰っている。今年の1月は群馬に雪遊びに行って来た。
ふと見かけた映像で真冬のベルリン、ウンターデンリンデンを歩く人、素晴らしい意匠の施されたブランデンブルク門、或いは台湾の淡水の海に沈む夕陽の神々しさ、香港のペニンシュラホテルのカフェの3段トレイのアフタヌーンティーを見ると胸がぎゅうんとなる…
ああ、あの風景の中に私、確かにいたんだ…
それでも…?目の前の小さな命をぎゅうっと抱きしめていられるハッピーに感謝。
良くない時も良い時も更に更に積んどく
*皆さま、どうかご安全にお過ごしください
*付記*
そうは言ってもやはりブランデンブルク門は美しいし、バリ島のタナロットに沈む夕陽も脳裏に深く刻まれて忘れられないかな…?