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はなまつり…

今年もこの時期がやって来たんだ。
が咲き始め春祭りが。
隣町まで長いお散歩がてらわんこと歩く。
風は時折冷たく感じても午後の柔らか日差しに春を感じる。は2から3分咲きと言った所かな?

*八重野梅と言う名前との事

流行病下の3年間はイベントも中止だったので今年は賑やかだ。(去年も少し控え目な開催だった)
冬晴れの空の下、を愛でたり写真を撮ったり飲食を楽しむ人々の笑顔が至る所で見られる。
冬の終わりの木漏れ日の中、公園をゆっくり2周してベンチに座る。
本当は彼とふたりと一匹で来れたら良かったのだけど、仕事だから仕方がない…
お散歩中のわんこ連れの方とご挨拶したり、ひと言ふた言会話をする、なんかじ〜んと癒された。

皆、愛されていて可愛い…

*万葉集の時代は花と言えば梅だった

ぶらぶらと公園内を散策していると何処からともなく曲が流れて来た。
別れた恋人の事を思い出して切ない気持ちに陥る…そんな歌詞の曲だ。
訳もなく、いや自分自身の過去の後悔が痛い位に胸を締めつけ思わず涙が溢れた…
怪訝そうに私の顔を見上げるわんこの丸い瞳。
抱っこしているからか?私の感情をいつも敏感に感じとる…野性の本能なのかな?

大丈夫だよ、カフェに行こうか…?

と殊更明るく言ってぎゅうんと抱き締める。
が苦手で妙に感傷的になるんだ、大した事じゃないのにね…?
駅3つ分ひたすら歩いて行きつけのカフェのテラス席に座る。
見慣れた風景にいつもの常連さん達、笑顔の素敵なスタッフさん、ああ、落ち着く…
何も言わずともトレーにウィンナーコーヒーが置かれる。慣れたその手つきを見て家や自分の部屋以外に居心地の良い空間があるって本当に素敵だし、なんて癒されのだろうと改めて思う。

*何も言わなくてもいつものコーヒーが用意される

コーヒーを好きで飲みたいからもあるが、淋しくなるとカフェに足が向くんだな私…?今更か?笑。
誰かしら見知った顔があり、温かく迎えてくださるスタッフさん、わんこを可愛がってくださる方もいて…
久しぶりに会いたいと思っていた方にも会えた。
高齢になった愛犬と一緒によくいらしていた方。
最近見かけなくてちょっと心配していた。
わんこさんも身体は弱ってきたが元気との事だ。
今日はお留守番との事だった。
好きなもののみで穏やかに緩やかに繋がる関係が好きだ…
互いに名前を名乗る事なく、ただただ愛犬の話や他愛ない会話。本当にありがとうございます。 

大丈夫、だいじょうぶ、ダイジョウブ…
Alles in Ordnung.全て世は事もなし

2月中旬も良くない時も良い時も更に更に積んどく

*皆さま、どうかご安全にお過ごしください