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日記9-結局簡単に割り切れない話。

どうも、陽毬(ひまり)です。

数日前の話ですが、好きなキャラクターを演じる声優に関するニュースを見てショックを受けました。

正直今まで声優界隈において時々こういうネガティブなニュースが報道されてきたので、慣れたといえば慣れたかもしれません。
(なんなら好きな声優さんが週刊誌に報道されたのはすでに経験済み)

とはいえやはり悲しいので、この気持ちを文章にすることにしました。


漫画で描かれているキャラクターたちは色んな表情や言葉を介して、その人間性が読者に伝わります。
しかし、漫画のキャラクターは声を出すことができないので、アニメで声優の演技があってこそ、キャラクターがさらに人間としての魅力が増します。
そういった意味で、声を得たキャラクターたちは二次元の壁を越えて(?)より立体的な人物となります。
だからこそ、キャラクターはキャラクターで、声優は声優だと簡単に割り切れないし、そもそも両者を分けて考えること自体があまり現実的ではない気がします。

「降板させて」という声は痛いほどわかります。
私も他人を傷つけるような行為をする人が好きなキャラの声を当てるのが嫌です。
しかしその一方、声の価値を評価したい気持ちもあります。
私が好きなキャラはその声優の声でより魅力的になっていることは紛れもない事実で、その事実を無視できない自分がいます。
それに、実力で積み重ねてきたものを人間性で一蹴するのはあまりにも乱暴な気がします。
とはいえ、好きなキャラが話すたびに声優さんがやらかしたことがちらつくのも嫌だなぁ…
いや、しかし声が変更になったら普通にショック…
と堂々巡り。

ある人の実力を肯定することと、その人の人間性を否定すること。
ばさりとどちらかを切り捨てられたら気が楽になるけど、そうしてしまったら人間として何かを失うような気がして、結局思考がまとまらない。
このモヤモヤした気持ちはどこに発散すれば…


声優が自身の声以外のものを売りにすることの是非について話すつもりはありません。
その必要性があるから主流になってきただけだと思うし、私のような局外者が偉そうにコメントできることでもありません。

ただ、得られた人気や地位を溝に捨てるなんて正直すごくもったいないと思います。
プライベートについて自由にやればいいと思うけど、見つからないようにやった方がいいのに…
(やらない方が圧倒的にいいけどね、1回でも報道されたらどんなに好きでも応援できなくなるから)

まとまらなかったけど、とりあえずモヤモヤした気持ちだけが伝われば良いです。
これからも、一オタクとして好きな声優が裏で何か悪いことしていないかビクビクしながら生きることになると思うけど、まぁ…もう慣れてるかも(悲しいことに)。


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