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親子旅デビュー。生後10ヶ月のディズニーがベストだった話。

記念すべき我が子との初旅行で、ディズニーデビューを果たしました。

正直行くまでは、「0歳児でも楽しめるのか?」「親は時間を持て余して、或いはお世話がメインになって疲れちゃうんじゃないか?」と不安でした。

しかし結論、「めっちゃ疲れたけど、行って大正解!」の一言に尽きます。

お子さまとの旅行/ディズニーデビューを迷っている方に、我が家のディズニーデビュー体験が少しでも参考になれば嬉しいと思い、備忘noteさせていただきます。


デビュー2ヶ月前

きっかけは、たまたま2ヶ月先にミラコスタの空きを1日だけ見つけて、予約したこと。

当時は夫の休みも取れるかわからなかったのですが、一応いつでもデビューできるように赤ちゃん用のデイジーとミニーのコスチュームだけ、いそいそと準備していました。

この時点では、ホテルを押さえていただけで、パークチケット(ランドとシーの入場券)もレストランも何も予約せず。
「もっと早くリサーチしておけばよかった。。。」と、後悔することになります。

ここから約2ヶ月間、ハイハイとつかまり立ちで目が離せなくなった娘の育児と保活戦争に追われて、ディズニーのことはさっぱり頭から消え去っていました。

デビュー1週間前

ホテルからのリマインドメールが来て、ようやく「あ、そういえばディズニー行くんだった」と気づいた私。

夫に休みを取れるか再度確認し、休めることが確定してから、ようやくリサーチや予約に動き始めました。

しかし、1週間前では遅すぎました。
パークチケットはホテルで購入できると知り安心しましたが、宿泊しない場合はオンラインであらかじめ購入しておかないといけません。
宿泊者特典がなければ、危うくホテルステイだけで終了するところでした。

運よく1月は入場者が少ないこともあり、1日目のディズニーシーのパークチケットのみをオンラインで購入し、2日目のランドのチケットはホテルで購入することに。

残るはレストラン。
レストランも本来ならば予約開始日を調べた上で、開始と同時に予約しておくのが安心ですが、1週間前では完全に予約が埋まっていました。

幸い、1日何回も予約サイトを見ていると、たまに空きが出ることがありました。
空きを見つけては時間を確認し、適当なものがあれば即予約。
新たな空きを見つけたら時間とメニューを比較して、より良い方を再度予約の繰り返し。

最後は、当日朝9時からとれる当日予約枠をなんとか手に入れ、滞在中の食事は全て予約することができました。

それでも一番行きたかった、ミラコスタの「ベッラヴィスタ・ラウンジ」の予約は取れませんでした(そりゃ、そうですよね。。)
ここは、ディズニーシーに入場したらすぐにある、メディテレーニアンハーバー(海と山が臨める絶景スポット)を眺めながら食事ができる素敵なラウンジです。

本当は宿泊日の夜はホテルでのんびりと夕食を楽しみたかったのですが、案の定予約がとれず。
辛うじてパーク内で席を押さえられたからよかったものの、1日に何度もひたすら予約画面を更新する作業は、育休中だったからこそできた方法だと思います。
次回からは絶対予約開始日から予約しようと誓った、一番の後悔ポイントです。

その他、ディズニーリゾートからのお知らせや、乳幼児のお子さんとディズニーに訪れた方のブログなどを拝見し予習。
当日乗りたいアトラクションや参加したいショーなどをリサーチして準備を進めました。

いざ、ディズニーランドとディズニーシーへ!

いよいよデビュー当日!


朝から電車に乗って、舞浜駅へ。

舞浜駅を出て左手にあるウェルカムセンターにてプリチェックインをすれば、宿泊先のホテルまで荷物を届けてくれて、ホテルでのチェックインを省けます。

ミラコスタ宿泊者は、ディズニーリゾートラインの乗り放題パスをもらえました。

荷物が軽くなったところで、早速1日目のディズニーシーへ。

パークは9時からと公式ページにありますが、実際は8時半くらいでしょうか、もっと早く開園しているようです。

入園したら早速ディズニーリゾートの公式アプリを使って、ショーやキャラクター・グリーティングのエントリー(抽選)を行います。

入園が遅れればその分、エントリーできる時間枠が限られ、当選するチャンスも減ってしまうので、次からは開園と同時に入園できればと思いました。

この時点で、食事やエントリーに当選したイベントが、当日のスケジュールに組み込まれ、その日の動き方がなんとなく決まります。

スケジュール

我が家の場合はざっくりこんな感じでした。
(太字がベビー関連)

1日目@ディズニーシー

8時半 舞浜駅着 ウェルカムセンターでプリチェックインと荷物預け
9時入園
9時半〜10時 朝寝
10時半 グリーティング①
11時半 昼食、離乳食
13時〜14時 昼寝
14時半 グリーティング②
15時 アトラクション
16時 ホテルチェックイン 夕寝
17時半 夕食 離乳食
18時半 アトラクション、夜寝
20時 花火
20時半 ホテル着、就寝

2日目@ディズニーランド

6時 起床、お風呂
7時 朝ごはん、離乳食
8時半 チェックアウト
9時 入園
9時半 朝寝
10時 アトラクション
11時半 昼食、離乳食
13時 アトラクション、昼寝
13時半 パレード
14時半 グリーティング
15時 ショー
15時半 おやつ、ショッピング
16時 ランド出発、帰路へ


体験したアトラクションは、こんな感じです。

ディズニーシー
トランジットスチーマーライン、エレクトリックレールウェイ、キャラバンカルーセル、マジックランプシアター、ブローフィッシュバルーンレース

ディズニーランド
美女と野獣、プーさんのハニーハント、イッツ・ア・スモール・ワールド、蒸気船マークトウェイン号、空飛ぶダンボ、クラブマウスビート

娘のねんね中は、電車や船に乗って景色を楽しんだり、ショップでお土産をみたり、アトラクションの待ち時間に活用したりして過ごしていました。

おむつ替えは、通常のトイレでもできそうでしたが、我が家ではベビーセンターを利用していました。
ベビーセンター内のおむつ替えスペースは室内なのであったかいですし、パパママどちらも入れるところがよかったです。

デビューが生後10ヶ月でよかったこと

行く前は本当に楽しめるのか不安でしたが、結果とってもいい思い出になりました!
特によかったことを4つご紹介します。

・体験できるアトラクションが多い
一人座りができるようになっていたので、楽しめるアトラクションが思った以上に多かったです。
おかげで一日中遊んでも時間が足りないくらい、時間があっという間に過ぎて行きました。

イッツ・ア・スモール・ワールドは大人と並んで一人座り、その他のアトラクションは大人の膝の上で楽しみました。
美女と野獣も少し早いかな?と思っていましたが、音楽に合わせてキャラクターが動く様子やライトがキラキラするのを興味しんしんに眺めていました。

面白かったのは、ランプの魔神のジーニーが登場する「マジックランプシアター」。途中から3Dメガネをかけると、ジーニーがスクリーンから飛び出してくるのですが、ジーニーの初登場シーンでは、口をあんぐり開けて見つめていました。

・離乳食が大人と同じタイミング、タイムロスが少ない
3回食に切り替えた後だったので、大人の食事時間と合わせてご飯を食べました。
結果、パークを楽しむ時間が多く確保できたと思います。

ベビーフードを持参しましたが、茹で野菜やうどんなど、取り分けられるものをシェアできたので、食いしん坊の娘の食欲も満たすことができました。

ディズニーデビューの前に、小さく刻めば食べられる食材をある程度増やしておくと、大人と同じものを食べられて、より楽しいごはんタイムになるなと感じました。

・ゲストやキャストの方に可愛がってもらえる
ゲストのみなさんに対してホスピタリティあふれるディズニーですが、特にベビーには愛情たっぷりに接してもらえるように思いました。

どのキャストさん(ディズニーリゾートのスタッフの方)も、娘を見つけるなり「こんにちは!かわいいミニーだね!」と、手を振りながら声をかけてくれました。

また他のゲストの方も、娘と目が合うと微笑んで「かわいいねー」と手を振ってくれました。

たくさんの方に笑顔を向けてもらい、娘もとても嬉しそうでした。

より多くの方に声をかけてもらうには、ヘッドアイテムを身につけるべきだと思います。

娘には、1日目はデイジー、2日目はミニーの全身コーデを着せていました。

が、寒い時期だとほぼ上着と抱っこ紐で折角準備したコーデが隠れてしまい、全身コーデで撮影できたのは、室内のほぼ限られた時間のみでした。

そんな中、デイジーやミニーのリボンを頭につけているだけで、キャラクターになりきれますし、キャストの方にも声をかけていただきやすくなります。

ディズニーに行かれる際は、ヘッドアイテムだけでも赤ちゃんにつけてあげると、より楽しめるのでお試しください。

事前に知っておきたかった!


行く前に一通りリサーチしてはいましたが、行ってから知ったこともあります。

ここでは調べても見つからなかったが、事前に知っておきたかったことを4つご紹介します。
あくまでディズニー初心者レベルの感想なので、大したことない情報だと思った方、ご了承ください。


・アトラクションのエントリー基準は、キャストの方によって案内がちがう
アトラクションによっては、「一人で座れること」「一人で座って揺れる乗りものに耐えられること」などの案内があります。

また、アトラクションの入り口でキャストの方に「結構揺れますが、お子さまは大丈夫ですか?」「お昼寝中だと乗っていただくことができないのですが、お昼寝はもうすぐ終わりそうですか?」と声をかけていただきました。

我が家の場合、最初のキャストさんには、「一人で座席に座れないと乗れない」、中盤のキャストさんには「一人で座ることが難しければ親の膝の上で乗れる」と、異なる案内をいただくこともあったので、すぐに諦めずに念入りに確認することをお勧めします。

子どもの発育状態は親が判断してあげるしかないので、親の方針にもよります。

ちなみに娘は揺れない場所では一人座りができる状態、揺れる場所での一人座りの経験は親のひざの上くらいでしかありませんでしたが、美女と野獣もプーさんのハニーハントも乗れましたし、いろんな刺激を受けて楽しんでいるようでした。


・離乳食はレストランで温めてもらえる場合あり、ミルクのお湯はもらえる
事前にネットでリサーチしたときは、ランドにもシーにも各1箇所電子レンジのあるベビーセンターがあるとのことだったので、1日目の昼食前に、離乳食の温めに利用しました。

しかし、昼食先のレストランにダメ元で尋ねてみると、なんと温め対応をしてくれるとのこと。
少なくとも我が家が利用した3箇所のプライオリティ・シーティング対応のレストランでは、全て温め対応をしてくれました。

ディズニーランドのイーストサイドカフェでは、わざわざ離乳食を子ども用の食器に入れて提供してくださったので、娘もレストランでの食事気分を味わえました。

また、ミルク用のお湯もレストランで提供してくださったので、食事前にベビーセンターに立ち寄らなくても済みました。

離乳食期のお子さんがいる方は、ぜひプライオリティ・シーティングを利用した方がいいですね。

・プリチェックインと通常チェックインの時間がちがう
対象のホテル宿泊者は、舞浜駅前のウェルカムセンターでプリチェックインができると知り、当日朝にチェックインを試みました。

しかしキャストの方によると、「プリチェックインだとホテルへの入室は16時半以降、ホテルでの現地チェックインだと15時以降に入室できる」、との情報をいただきました。

娘を一度夕寝させたかったので、荷物だけ先にホテルに届けてもらって現地でチェックインすることにしました。

15時半ごろにホテルに到着しましたが、チェックインに長蛇の列ができていて結局入室できたのは16時ごろ。
プリチェックインした場合とあまり変わらなかったかも。。と思いつつ、タイムスケジュールを練るにあたって、この情報は有用だったなと思いました。

・パーク内グッズのラインナップが豊富とは限らない
最近、オンラインでもパーク内で販売しているグッズを買えるようになっています。

そのせいなのか、たまたまなのか、パークでもオンラインでも売り切れているグッズが多数ありました。

我が家では大人用のカチューシャを現地で購入しようとしていたのですが、残念ながらミッキーとミニーのシンプルなものはパークで全く見つけられず、店員さんにアプリを使えばパーク及びオンラインでの商品の在庫を確認できること、そもそもオンラインで購入できることを教えてもらいました。

行く前にこの情報を知っていれば、なんとかして事前にカチューシャを手に入れて、親子揃ってディズニーキャラクターになりきった写真を撮れたのになぁ、、と後悔しています。

初めての親子旅がディズニーでよかった!

娘との初めての旅行で、準備もリサーチも手間取りましたが、最終的にとってもいい思い出になりました。

特にディズニーリゾートを選んだおかげで、ホテルでもパークでも、ベビーのお世話に困ることはありませんでした。

ホテルでも、哺乳瓶の煮沸消毒器を貸してもらえたり、おねしょシーツを準備してもらえたり、親子旅初心者でも安心して利用できました。

特に旅を通じて、ゲストやキャストの方に温かい笑顔をたくさん向けてもらえたことは、娘にとってとても貴重な経験になったと思います。

私個人としては、「親になっても、変わらず旅を楽しみたい!というか、全然楽しめる!」というのが自分の中での発見でした。

大好きな旅を、これからは娘と楽しんでいきたいと思います。


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