見出し画像

思わぬ伏兵。

午前中の診察の際に器具が入りづらかった為、「明日の手術で器具が入りやすいように棒状のものを入れて膨らませて子宮口を広げておきましょう」と医師に言われ、何の予備知識もなしに診察台にホイホイと乗った午後。

今までは痛くても何とか我慢できる痛さだったから、今回もそんなもんだろうと思っていたのに、そんな思惑を大きく裏切る激痛が内側から襲いかかる。

棒状のものは私の絶叫と悶絶を無視してグリグリと言うよりはゴリゴリと奥へ奥へと押し込まれる。
「もう少しで終わりますよー、痛いけど頑張ってねー」って言う割には詐欺レベルで終わらないゴリゴリ…。 
最後にトドメの止血の為のガーゼを突っ込まれて処置は終了。

激痛で大悶絶&大号泣の上に処置後は気持ち悪くなり顔色は真っ青。
病室に帰ってからもお腹の中に違和感ありありで重い生理痛のような鈍痛が続く。
ロキソニンと胃薬を飲んで少しマシになってきたので、この処置というか拷問器具の正体が知りたくて検索してみたら…

ラミナリアっていうんだってʕ´• ᴥ•̥`ʔ
エヴァの使徒みたいな名前やん…。

出産の時にも子宮口広げる為に使う器具で、見た目はその辺に落ちてそうな木の棒にしか見えない代物、屋久杉のお守りとかって売られてそうな見た目。(屋久杉に失礼)
しかし、それとは真逆の海のもの「海藻」で出来てるんだそうな。

手術前にこんな伏兵が潜んでいたとは…。
少しずつ手術の実感が湧いてくる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?