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3年生がカッコよくなってきて、ゼミが変質しはじめた感じがする

4年生は少しずつ卒論書いていて、グルグルと声かけつつやっている。目の届く範囲でやってくれているので、その分ちょっとモチベーション下がってきたかなという人へのアプローチはしやすくなっている。

今週は2年ゼミに3年ゼミ生が話に来てくれた。「モリゼミ就活部」というのを立ち上げるらしい。「就活キャンプ」という企業分析しながら企業訪問をする取り組みが、うちの大学にはある(キャリア支援センターの素晴らしいメンバーがやってくれている)。そこに参加したメンバーが発案してくれた。

「就活部」という名前は私ではつけられない。もうちょっとアカデミック気取りたくなるからだ。こういうストレートさを残しつつも、やることは結構タフな企業分析とプレゼンテーション。もうスケジュールも全部組まれていて、2年生の6-7割は参加希望がある。そこにいる人の7割が(負荷あるのに)参加したくなるコンテンツなんてお化けやないの。いや、負荷があるから参加したくなるのか。

3年生は、ゼミの良さをもっと伝えたいと言ってくれていた。ゼミ募集につなげられることを考えて欲しいという話を私はしたけども、なんだか私以上に熱が前に出てきている。ゼミの売りになるコンテンツも作りたい、自分たちの成長もしたい、でも2年生のためになる内容でないといけない。この三方を行き来しながら、声を掛け合い、企画を進めてくれている。前回の松本さんの講演、バチバチに利いている。

就活キャンプ行ったことないメンバーもいる。でもそういう人もリーダーシップを取れるのが素晴らしいチームだなと思わされる。「自分は参加経験がないからみんなと同じだ。一緒に学ぼう」と2年生に目線を合わせていく。自分の存在意義をうまく出せている。カッコよかった。

3年ゼミが始まって1か月だけども、なんだか3年生が急に変わってきた。講演会の企画運営を任せた学生も振り返りをまた始めたり(また次の講演会も企画運営してくれるらしい)

太宰府でシャルソンやるチームの学生も動きが増えてきた。

2年ゼミ生向けにはポッドキャストの作り方も教えてくれたり。

https://www.fukuoka-u.ac.jp/fukudaism/campus_life/23/10/18711.html

大変そうだけど学園祭のメインステージ責任者もゼミ生だったりしていて、疲れもありそうだけど、ゼミには良い刺激をもたらしてくれている。

3年生には2年生とチームを組んでプロジェクトをするメンバーもいて、前よりも意志を感じる。色んな環境でみんな成長してきてるんだろうし、能ある鷹の爪を出してあげられていなかったんだと自省もしている。

2年生と3年生で縦断的に何かをやるということも今まであまりしてこなかった。でも今年は3年生自ら橋を架けに行っている。4年生の代で初めて、忘年会やBBQなどを恒例行事的にではなく自分から企画してくれる人が出てきたことは下地になっていると思う(4年生も参加してくれるしね)。意志による架橋が増えて、これまでとは全く異なるコミュニケーションや行動、考え方が生まれつつあることを感じるし、なんだか雰囲気も変わってきている。

就活部を立ち上げた学生は最後に「参加してくれたら必ず良いと思ってもらえます」という内容のことを話していた。ふつうは「初めてだからうまくいかないかもしれないけど」とかエクスキューズしたくなる。初めての企画に対して、コミットメントを意思表示する。ストレッチ体験を自ら作る様子、とてもカッコよかった。大風呂敷には見えなかった。いいチームがあるから。

さて30分ほど書いたのでこの辺で。ゼミ外のヒマラボのこともまた書いていこうかな。

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モリタヤスノブ/ヒマラボ代表理事/福岡大学商学部シチズンサイエンス研究センターセンター長
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