【ヒストリックBo3】グルールカンパニー【ミシック達成】

デッキリスト

デッキ
4 森 (ANA) 60
4 集合した中隊 (AKR) 186
6 山 (SLD) 66
2 熱烈の神ハゾレト (AKR) 159
4 グルールの呪文砕き (RNA) 179
4 ラノワールのエルフ (M19) 314
4 楽園のドルイド (WAR) 171
1 ギャレンブリグ城 (ELD) 240
1 エンバレス城 (ELD) 239
4 根縛りの岩山 (XLN) 256
2 奔放の神殿 (THB) 244
4 踏み鳴らされる地 (RNA) 259
3 寓話の小道 (ELD) 244
3 砕骨の巨人 (ELD) 115
2 不屈の神ロナス (AKR) 213
2 エンバレスの宝剣 (ELD) 120
4 義賊 (ELD) 138
2 ガラクの先触れ (M21) 185
1 ケルドの心胆、ラーダ (M21) 224
2 探索する獣 (ELD) 171
1 原初の力 (M21) 197

サイドボード
3 変容するケラトプス (M20) 194
2 打ち壊すブロントドン (RIX) 148
3 漁る軟泥 (M21) 204
3 削剥 (AKR) 136
2 運命の神、クローティス (THB) 220
2 灰のフェニックス (THB) 148

構築の流れ

 ヒストリックにアモンケットリマスターが追加される
→《悪魔の契約》入り《予言された壊滅》デッキを回してダイヤまで来る
→せっかくダイヤまで来たからミシック行きたいな
→ヨーリオン入りなせいで安定しないし、ハンデスデッキに勝てないなこれ……コントロールもキツすぎる……あとカンパニーサクリみたいなデッキもキツい
 というわけで、
・ハンデスが苦にならない
・コントロールには強く出られる
・アグロやサクリファイスとも最低限戦える
構築を探すことになりました。要求が高すぎる、婚活かな?
 Bo3のプラチナ~ダイヤまでやってて思ったのは、仕掛けるターンが遅めのデッキが多いなーと。
 アグロがほぼ赤単しか存在していないので、リマスターで追加された《神の怒り》1枚でアグロを見てるデッキが多いので、速攻持ち、ないしは破壊不能クリーチャーを厚めに展開するデッキが強いのでは?と思いました。
 そうして目に付いたのがこのカード。

画像1

《集合した中隊》です。当時のスタンを荒らしに荒らし、モダンやパイオニアでも活躍する超パワーカード。 しかしながら、現在のヒストリックではサクリファイスデッキの展開手段がメインです。
 「コンボパーツの展開ではなく、攻めのカンパニーデッキを組めば強いのでは?」
そう思ったのでは、《炎樹族の使者》が禁止されてガードが下がっており、かつ優秀な3マナクリーチャーを擁するグルールカラーでデッキを纏めることにしました。
 結果、青白コンやハンデスには強く出られて、赤系アグロにもサイズ差で引き勝負に持ち込める感じの戦い方が出来たので正解だったと思います。

カード個別解説

大体のカードは「普通に強い!!」で採用しているので、差別化点と言えるところだけ。
・《義賊》
 2マナ域の候補はヒストリック込でもそんなに居ないので、《楽園のドルイド》かウーズかこいつを積むかになる感じ。あとガリアぐらい?
 環境が遅めのオタクデッキVS遅めのオタクデッキに感じたので、しっかり序盤から打点を出せるのを強く見て自分は採用しました。
 M10+チェック+占術の2・3色デッキが幅を効かせてるので、1ターン目の相手の占術ランドに対して叩きつけるとめちゃくちゃ笑顔になれます。
 速攻持ちなため、次ターンのカンパニーからの展開も強く、《不屈の神ロナス》のパンプの振り先としても優秀で、だいぶいぶし銀の活躍をしてくれました。 後攻だと弱いのでサイドからは《漁る軟泥》に変える。

・《不屈の神ロナス》
 アモンケットの神の一柱。3マナ5/5破壊不能の代わりにパワー4がいないと殴れません。アモンケット当時は単色にして緑のデカブツを積むしか無かったですが、令和のMTGは強い生き物がいっぱいいるのでスイスイ動けます。
  後述のハゾレトもそうですが、現状のヒストリックの遅めのデッキがアグロの処理を除去に頼り切っているため、面白いぐらい神が生き残ります。

・《熱烈の神ハゾレト》
 赤単の一時代を作った神。何とは言わないけど色々デカい。
 こいつも破格のスペックの代わりに、手札が1枚以下じゃないと動けないデメリットがついています。 
 「火力をいっぱい投げ込める赤単と違ってアグロでハゾレトを積むのはどうか?」とお思いの人もいるかもしれませんが、ぶっちゃけかなりなんとかなります。中隊を軸に動く以上マナクリーチャーと3マナ以下のクリーチャーを多めに取るため、ちょうど手札が切れるタイミングで着地できます。
 ロナス+ハゾレトと並ぶとお互いの弱点をほぼカバーした状態で破壊不能のアタッカーが2体並ぶので壮観です。ただし、複数枚引きをケアできるデッキではないので、枚数はそれぞれ少なめになっています。

感想

 セット実装直後のカオスな環境とは言え、自作デッキでのミシック達成が出来たのは非常に誇らしい気持ちになりました。
 カードゲーマーの夢ですよね……自作デッキ。
 ここまでのヒストリックは「スタンダードの強いデッキに追加カードを足しただけ」というデッキが多かったのですが、Jumpstartとアモンケットリマスターの実装で独特のプレイ感のデッキが多くなった感じがあります。
 スタンと比べて混沌としていますが、おもしろデッキ愛好家やデッキビルダーの人にはオススメのフォーマットなので、是非やってみてください。

それでは!


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