住民訴訟BONDプロジェクト②小池百合子答弁書

割引あり

前回

ひ「どうも、認知プロファイリング探偵暇空茜です」

な「助手のなるこです」

ひ「住民訴訟のBONDプロジェクト、小池百合子からの反論だね」

な「これもだいぶ牛歩戦術でしたね、というか住民訴訟はどれも牛歩戦術ですが」

ひ「このBONDプロジェクトについては、若草プロジェクト・ぱっぷす・Colaboは補助参加で住民訴訟に参加してるけど、BONDプロジェクトだけは補助参加していないというのが他との違いだね」

な「え?補助参加しないと裁判が勝手に進むかもしれませんよ?別にどこかの横浜簡易裁判所で急に弁護士立てて拒否した自称学生みたいに拒否しないんだから補助参加すればいいのに」

ひ「うーん、BONDプロジェクトって厚生労働省の補助金も年間数億入ったりしてるうえに、公明党とつながりが強いみたいでさ。厚生労働省といえば公明党が持ち回りしてたわけだし・・・僕のカンだけど、多分BONDプロジェクトが一番ヤバいんだと思う。で、参加することすら不味いんじゃないかな?」

な「怖っピ」

ひ「でー、そんなBONDプロジェクトについての反論なんだけど、まず僕ら原告が問題とした点について

「他の国庫補助金や都補助金の補助を受けて実施している既存事業を活用して本事業を実施する場合は、補助対象とならない」

これどういう意味かな?」

な「え?他でもやってたら二重取りはだめだよって意味ですよね」

ひ「うん、BONDは厚生労働省と東京都の事業で二重に申請し、その相談窓口も1つしか設置せず、その実績(大変疑わしい)も合算して報告していた。これはむちゃくちゃだろって訴えたのが今回だよね」

な「はい、当然問題になると思います」

ひ「これ反論。長いけど読んで」

ひ「厚生労働省の事業と東京都の事業で同じ相談窓口を設け、実績も合算して報告し、とても区分していると思われないしこれは違反だろって言ったら、「他の国庫補助金や都補助金の補助を受けて実施している既存事業を活用して本事業を実施する場合は、補助対象とならない」というのは経費が二重取りになった場合を言ってるだけ!BONDプロジェクトは経費二重取りじゃないから違反じゃない!失当!失当!!経費二重払いにはなってないから合算したり窓口1個しかないからせーーーーーフ!」

な「はぁ????これいくら税金入ってるんでしたっけ???」

ひ「東京都と厚生労働省あわせて毎年数億かな?あとは困難女性支援法がこれをモデルに活性したら、日本中でこんなふうに何百億も公金チューチューされる予定だよ。だから絶対にこのモデルは潰せない、潰すわけにはいかない、訴えられて負けるわけにはいかない。なので、もし裁判所の判断で負けたらとか考えず、こんな無茶苦茶な答弁をしてるんだと思う。こんな解釈で逃げようとするのは本当にどうかと思うよ、百合子はもう公明党の言いなりなんじゃないかな」

な「ゆりこ?」

ひ「あとね、第四四半期だけ異常な経費だったりするのもおかしいだろ!についてはおかしくないが?(資料証拠は出さない)だってさ。まあこんなの見慣れたもんだよね」

な「あの、これ税金なんですけど」

ひ「住民監査請求ってなんなんだろって思うよね。結局監査事務局は都知事に任命される人間だから東京都の言いなりで、住民訴訟に持ち込んでも東京都は必死に隠蔽するだけだよ。司法が汚染されてないことを願って戦うしか、一般人の僕にできることはないよ」

な「ひ、ひどすぎるっピ・・・なんでオンズブズブマンが監査請求を出すだけでニュースになるのに、住民訴訟までしてるこれがニュースにならないんですか?」

ひ「知らない」

さて、書面はあっさりしてたんだが裁判期日のやり取りはさらに胸糞だよ。被告とは小池百合子の代理人弁護士ね。以下、期日の要約

裁判長「被告に対し何点か確認したい。関連事件とは異なり、本件では支援事業の受託者であるBONDプロジェクト(以下「BOND」という。)が補助参加をしていない。被告の方で、BONDが支出したとする金銭につき、支出の事実や事業実施のための必要性に関する具体的な主張立証をする予定はあるのか」

被告「被告は、BONDの支出に関する領収書を確認した際、その原本又は写しの取得をしていない。そのため、領収書の原本又は写しを所持しておらず、支出の事実等に関する主張立証は、すぐには行えない。必要に応じ、BONDに照会をした上で主張立証をすることも考えている」

な「おいちょっとカメラ止めろ!!」

な「はい(ピッ)」

な「で、なんですかこれは。監査しましたよね?一切手元に資料がないからわかりまてーーん?マジですか?マジで言ってるんですかこれは???BONDプロジェクトどんだけヤバいんですか?おい小池百合子?おい?おいお前?おい?」

ひ「はっはっはなるくん、感情を出したら負けだよ。じゃ続きいくね」

原告「被告は、経費の精算の際、領収書等の資料を確認しているはずだ。BONDが所持している領収書や帳簿を取り付けた上で、本件訴訟に提出することもあり得るのか。」

被告「現時点では確答できかねるが、基本的には、領収書を提出することまでは考えていない。」

な「おいもっかいカメラ止めろ!!!!!」

な「はい(ピッ)」

な「はあ?領収書も出せない?公金事業なのに?ゆりこ?公約削除して逃げてんじゃねーぞ?おいこら百合子?????」

ひ「はっはっは、そろそろ我慢できないくらいムカついてきたね。じゃ続き」

原告「原告は一都民にすぎず、BONDの活動に関する資料を所持していない。よりBONDにアクセスしやすい被告の方で積極的に資料を取り付け、提出してもらえないか。」

被告「別件でも先日問題になったが、被告に対しどのような主張立証を求めているのか、原告の主張をもう少し具体的にしてほしい。」

な「はい(ピッ)これは?」

ひ「資料出せよなオラッってやんわり伝えたら、百合子の弁護士がのらりくらり言い逃れしようとしてるかんじかな」

原告「あくまで一例だが、訴状でも述べたとおり、一部の費目については、第4四半期に80%から90%が集中している。精算の段階で疑問を持たなかったのか。」

被告「各四半期の支払に関する領収書に基づいて判断をした。第4四半期の割合が高いことに基づく原告の主張は相当でないと考えている。」

原告「被告は、第1四半期から第3四半期までの経費の額を把握しながら、これらより遥かに高額の第4四半期の経費を認めたことになる。しかし、このような経費の額の推移は、それ自体で、第4四半期の支出の事実の真実性を相当程度疑わせる事情であると考えられる。より詳しくは書面にて主張する。」

被告「被告は、原告のようには考えていない。補助参加をするかどうかBONDプロジェクトに問い合わせているが、まだ確たる返事が頂けていない。」

ひ「以上が期日のやりとりだね、次回は原告の反論です」

な「本気で隠蔽しようとしてるとしか思えませんね・・・だいたい訴訟だしてから半年経つのにまだ確認できてないとか、領収書とか手元にないからわからないって東京都はむちゃくちゃ過ぎませんか?」

ひ「そうだよ?僕はそう思うからこうして住民訴訟してるんだよ?」

な「司法がまともであること、それしか祈ることができません・・・」

ひ「僕もそうだよ。東京都という行政は腐りきってるけど、司法は生きてると信じて戦ってる」

な「どうしてこんなことになってしまったんですかね東京都は。ゆりこ?」

ひ「そりゃゆりこの責任じゃ?」

な「ゆりこ!!!」


ひ「書面はnoteで有料販売しています。リンクは概要欄にあるのでよろしくお願いします。youtubeとnoteの売上は探偵と助手で折半しています」

な「個別の投げ銭は、探偵はnoteのサポート、助手は固定ツイートまでお願いします」

ひ「それではまた次回お会いしましょう」


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