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衆合論序説(0)

衆合論が本当にモノになるかどうかはさて置いて、取りあえずは、現時点で想定している主な分析項目について挙げておくことにします。

・衆合素:対象とする団体、組織を規定する要素群。例えば、宗教団体であれば経典や教理、政治団体であれば政治信条など
・衆合力:対象とする団体、組織の求心力や糾合力。例えば、専任者の数や、組織化の度合い
・衆合数:対象とする団体、組織のメンバーの数
・衆合範囲:対象とする団体、組織のメンバーの存在する範囲
・(衆)活動量:対象とする団体、組織の活動量。例えば、集会の回数など
・(衆)連携度:対象とする団体、組織の、その他の団体、組織との連携志向の度合い
・(衆)変革性:対象とする団体、組織の、社会変革への志向性など

と、挙げてきながら、どれも実際に調査するのは手が掛かりそうなので、だんだんと気が萎えてきます。おそらく、手始めとしては、ごくごく大雑把なアウトラインの把握に止まるのだろうなあ、というのが偽らざるところです。