社会人に必要な3つの働き方戦略

今日は、社会人に必要な3つのスキルを紹介していきます。

一つ目に、スキルの前後のプロセスです。
スキルがある事はとても重要な事です。
ですが、スキルの前後のプロセスの方がもっと大事な事です。

よくある例としては、
「動画編集者はこれからどうすればいいんですか?」等です。

動画編集だけ、できては意味がないです。
プログラミングだけ、できては意味がないです。
大工だけ、できては意味がないです。

スキルの前後のプロセスが大事です。

スキルの前後のプロセスとは具体的にどういうものか、
「あなたの経営してるホテルには、消費者に伝え切れていない魅力がたくさんあります。その、伝え切れていない魅力を、私が動画を通して、全力で伝えていきます。そして、その後の売上を保証します。」
このように、動画編集というスキルだけでなく、そのスキルを相手にどう与えたいのか、そのスキルを与えた結果、相手にどんなメリットが待っているのかなど、スキルの前後にあたるプロセスを重要視する事です。

一つのスキルだけを、伸ばし続けるのではなく、他のスキルを掛け合わせていく事が最重要です。

2つ目に、価格設定についてです。

飲食店を例に例えると、ほとんどの飲食店はメニューを決めてから値段を決めます。
これは大きな間違いです。

値段を決めてから、メニューを決めるのです。

この、価格設定について詳しく話していきます。

価格設定における、大事なポイントが、二つあります。

一つ目が、利益分岐点です。利益分岐点とは、事業にかかる経費と、事業によって生まれた利益がプラスマイナスゼロになることを指します。

利益分岐点に到達するのは、大前提ですが、利益分岐点に到達するだけでは利益は生まれません。

そこで大事になるのが、2つ目に紹介するハッピーラインと言うものです。

ハッピーラインとは、「いくら稼げたら自分は幸せになれるか」という基準での価格設定のことになります。

自分が必要とする利益を先に決定し、その利益を生む価格で提供するための売り方考えていくことが大事です。

ここで
価格の原理と言うものを紹介します。

皆さんは、百円のペットボトル飲料がバカ売れしたらどうしますか?

この問いに多くの人は、「もっと売る、売る量を増やす」と答えると思います。ですが、それは間違いです。

正しくは、売る量を減らして単価を上げるのです。

分かりやすく言うと、顧客を狭めて、単価を上げるのです。

価格は絶対に下げてはいけません。クオリティで勝負できなくなるからです。値段勝負になったらビジネスはおしまいです。値段は上げ続けるのです。

三つ目に、コミュニティを作ると言うことです。

よくある話で、安定して顧客がつかない、リピーターの獲得が難しいというような声をよく聞きます。

なぜ、顧客が離れるのか
なぜ、リピーターが獲得できないのか、

その原因はコミュニティを作れていないことにあります。

例えば、おじいちゃんおばあちゃん向けのヨガ教室があるとします。
そのヨガ教室でコミュニティを作るために、イベントを開催します。
そのイベントをきっかけに仲良くなれた、という人を増やす事ができれば、そのヨガ教室でのコミュニティ、もっと言えば繋がりがどんどん増えていきます。

そうやって繋がりをどんどん増やしていくことが、安定した経営、リピーターの獲得に繋がります。

コミュニティを作るのは、経営後ではなく経営前でもできます。

例えば、起業に必要な資本金が百万円必要とします。

ひとりで、百万円用意するのは大きなリスクをとりますが、

10人で百万円を用意するのです。
ひとり十万円用意して、百万円用意するのです。

すると、ひとりで100万円用意する時に比べて、リスクが大幅に少なくなります。

「でも、10人集めて起業したら、利益は十等分になるわけでしょ?ひとりで起業した方が多くの利益を得れることくない?」

こう思うひとも出てくるのではないかと思います。
確かに一人当たりの利益は少なくなりますが、

10人の中で

ひとりは、動画編集ができる。
ひとりは、プログラミングができる。
ひとりは、ヨガが教えられる。
ひとりは、料理ができる。

等、一人一人の出来ることが明確であれば
いくらでも事業を展開できます。色々な手段で人を呼び込む事ができます。

今すぐ大きな金額を求める、のではなく将来的な大きな金額を求める事が最重要です。

以上となります。

まとめると

一つ目に、一つのスキルに注力するのではなく、そのスキルを使うにあたっての前後のプロセスに注力すること。

2つ目に、価格決定の際には、値段を決めてからメニューを決めること。利益分岐点を抑えた上で、自分はどれくらいの利益が有ればハッピーになれるかを考える。その、ハッピープライスを決めた後に、そのかかくで販売するためにはどのような商品、売り方が必要かを考える。

三つ目に、コミュニティを確保すること。
安定した顧客が欲しいので有れば、顧客同士が触れ合えるイベントを開催するなどして、客同士の接点を増やしていく。
コミュニティは自分の周りにも固めていくことで、自分の選択肢も増えていく。

以上となります。またお会いしましょう。

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