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【Config 2024間近】 はじめてのサンフランシスコ市内ガイド 2024夏

2024年6月26日と27日、サンフランシスコ市内にあるモスコーニ・センターでFigmaの年次カンファレンスであるConfig 2024が開催されます。
今年は現地参加の日本人の方も多そうなので、この記事では、

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な方々を対象に、去年の経験から知っておいたほうがよさそうなことや、おすすめ情報なんかを紹介していきたいと思います。
基本的に個人の経験に基づくものなので「違うよ!」ってところがあればぜひコメントをおねがいします。


事前準備

パスポートとESTA(一番大事)

何はともあれ海外にいくのでもちろんパスポートが必要です。たぶん現地にいく方でこの記事を読んでいる方はすでにもう飛行機の予約なども済んでいるとおもうので問題ないと思いますが、新規に発行する場合は1週間ほど時間がかかるのでお気をつけください。

そしてもうひとつ最重要なことがESTA(エスタ)です。ESTAとは、アメリカへの観光や短期商用目的で渡航する際に必要な電子渡航認証システムで、オンラインで申し込むことができます。パスポート番号やその他情報を入力して数分で終わりますが、承認は最大72時間ほどかかるようです。早めに申請しましょう。申請後はその証明書など持ち歩く必要はないですが、不安な場合は承認結果画面の印刷や番号をメモしておいてもいいとおもいます。僕は特に使ったことはありません。

旅行保険

正直保険そのものに詳しくないのですが、何があるかわからないので加入ししておくほうがいいと思います。会社の経費でいく場合はおそらく会社側の手続き上加入しそうですが、個人の場合にも事前にオンライン手続きや、空港で手続きしましょう。

現金とクレジットカード

サンフランシスコ市内での買い物などは経験上95%くらいクレジットカードで問題なかったです。チップもカードでの精算する場合は基本端末で選択することが多いです。
じゃあ現金が一切不要かというと、そうでもありません。ホテルでのハウスキーピングの人へのチップとして僕は毎朝枕元のあたりに1ドル~2ドルくらい置いています。あとは一部の街中の古い小さなベーカリーで現金のみのときがあったくらいでしょうか。基本はホテル等でのチップに使うため、1ドル札を宿泊数×1.5くらい、あとは街中で小さな店とかを周りそうならもう少し持っておいてもいいとおもいます。なおチップを小銭で払うのはマナー違反(?)だそうなので、お札を使いましょう。
あとクレジットカードはVisaやMastercardが無難で、JCBはほぼ使えないと思います。なお僕の場合、カードも紛失した場合などを備えて、1枚余分に持っていっています。

電気やモバイル回線

電気・電源周りでいうと国によってプラグの形状や電圧が違います。サンフランシスコでは少なくともプラグの変換器は不要です。
ただ電圧に関しては、使う機器の対応の電圧が「入力: 100Vのみ」のようになってるものは変圧が必要なようです。Macやスマホの充電機器では変圧器も不要で使えるので、個人的には特に変圧器を持っていったことはありません。もしかしたら日本製のドライヤーなど持ち込む方は確認したほうがいいかもしれません。
モバイル回線についてはいくつか手段があります。ポケットWifiのようなものを借りるか、eSIMの契約、そして日本で契約している回線で海外ローミングです。最近は海外ローミングで利用してますがあまり困ったことはありません。しいていえば、契約によって海外ローミングで1日あたり結構な料金がかかることがるので気をつけてください。僕の経験ではLINEMOのときに「海外パケット放題」で別途料金のオプションでつかっていたら、10日くらいの滞在でそこそこかかりました。今はahamoのような日本の契約プランの範疇でオプション費用なしで使えるやつにして、このあたりの料金は気にせずに済んでいます。回線関連のことはあまり自身ないので、周りに詳しい人がいれば聞いて下さい。

服装や陽の強さ

6月末のサンフランシスコは「昼間はあったかいが、夜は結構冷える」という感じです。なので昼間は半袖でもいいのですが、夜は個人的な体感だと日本の10月、11月頃くらい冷えるときもあるので、少し厚手のパーカーや、小さくたためる軽量ダウンみたいなものがあると便利かもしれません。去年はだいたい薄手のマウンテンパーカーみたいなのをよく着てました。
あと日差しが強いので、肌が弱い人は日焼け止め、またサングラスや帽子もあるといいかもしれません。

街中の人の服装はこんな感じ。写真は6月末のPride weekの様子。

常備薬

やはり海外だと食事や水が合わなくてお腹を壊すとかそういうことはよくあります。現地でも薬局はありますが、日本から持って行くほうが安心・安全だと思います。

フライト中のための準備

サンフランシスコまでは長いフライトになるので、あらかじめKindleやNetfix等のサブスクのコンテンツを事前にダウンロードしておくことをおすすめします。便によっては機内で観られる映画でも十分楽しめますが、かならず観たいのがあるわけじゃないので毎回一応ダウンロードしてます。

カンファレンスに参加するならLinkedIn

日本だとあんまり活用されているイメージの少ないLinkedInですが、海外のカンファレンス等で交流すると「LinkenInでつながろうよ!」等と言われることがあります。X(Twitter)よりもつながる場合にはLinkedInのほうが多い印象です。もしアカウントをつくってなければ作っておくのをおすすめします。

入国・市内への移動

入国時の審査

はじめての海外の人だとそわそわしそうな入国審査。僕は毎度妙に緊張します。基本的に聞かれるのは、

  • 目的

  • 滞在期間と滞在場所

  • 申告が必要な持ちものをもってるかどうか

  • (たまに聞かれる)現金はいくら持ってるか

あたりでしょうか。滞在場所はホテル名などを言うことになりますが、覚えるのに自身がない人は予約確認書を印刷するとかメールで見せるなどをしてもいいと思います。
あとは指紋のスキャンや顔の撮影などがあります。帽子を被ってる場合は外しましょう。

市内への移動

空港から街中への移動は、主にBARTという鉄道か、バス、あとはUberなどRide appだと思います。もちろんUberじゃないタクシーもありますが、適切な値段で乗れるかわからないので、それならUberやLyftを使うほうがいいです。
今の会社にはいってからは基本Uber等を使ったことしかないですが、大体市内まで30,40分くらいでしょうか。
Ride appを使う場合は、専用の待合場所みたいなところがあるので、アプリでピックアップ場所を指定するときはその場所を選んでください。たまにピンの場所がずれて変なところを選んでしまうと合流できないので気をつけてください。
もし公共の交通機関や、街中を走るケーブルカーに乗る場合は、Clipper cardという交通ICカードアプリをスマホに入れておくと便利です。日本でいうとSuicaアプリみたいなものですね。

街の様子や治安など

荷物の警戒

空港では調べ物をするために立ち止まってスマホをみたりなどすると思いますが、そのときにちゃんと荷物にも注意を向けておきましょう。これはサンフランシスコだからというよりは、海外だと気をつけたほうがいいことだと思います。
あとはレストランやカフェで、日本のように机の上にスマホなどを置いてると、それをスッと持っていかれることもあるようなので気をつけてください。同僚はサンフランシスコじゃない国・場所ですが、信号待ちでスマホをみてると、走ってきたバイクにスマホを持ってかれたそうです。日本は安全すぎるので、気をゆるめないようにしてください!

注意が必要なエリア

治安に関してよく警告されるのがテンダーロインというエリアです。窃盗や薬物などの犯罪が多いエリアでホームレスも多くいます。この数年でサンフランシスコ全体の不況もあってかホームレスも増えており、テンダーロイン内だけでなくその周辺もやや警戒エリアといえます。主要な大きな通りから、わりと遠くないエリアなので、ぼーっと歩いているとエリアに入りこんでしまうかもしれないので気をつけてください。
テンダーロインに限らず、夜間は危ないので、一人で歩いたり、大通り以外の道を歩いたりというのはなるべく避けるほうが良いでしょう。
あと中移動もUber等を使うのをおすすめします。地下鉄やバス使うよりはお金はかかりますが、安全で確実です。
気を緩めないようにはしてほしいですが、危ないエリアばかりというわけではありません。フィッシャーマンズワーフのような観光エリアようなところは賑やかですし、Configが開催されるエリアも普通だと思います。普段日本にいることが多い人は、土地の雰囲気を感じるたけでも新鮮で楽しいとおもいます。

食事の場所や日用品など

あまりレストランなどには詳しくないですが、多国籍にいろんな店があるように思います。昨年の滞在中はイタリアンやメキシコ料理(タコスなど)が多かった気がします。ちなみにラーメン屋などもありますが、結構高いと思います。
僕はコーヒーが好きなので、いくつかのカフェやロースタリーにも行きましたが、たぶん比較的メジャーなところとしては、SOMA地区にあるサイトグラスコーヒーだと思います。

サイトグラスコーヒー(SOMA)

日用品はスーパーで

市内にはTargetやTrader Joe's、Whole Foods Marketなどがあります。Targetは食料品以外の衣類を含めた日用品も売ってるので、下着が足りなくなった、とかあれば利用しても良いと思います。実際ぼくも少し足りなくてインナーなどを買いました。他のスーパーはわからないですが、Targetは無人レジもあるので、なるべく英語のやりとり避けたい…みたいな人にもおすすめです。

お土産など

市内で買うのがおすすめ

前提として、空港でもお土産はもちろん買えますが、市内で買うより1.5倍,2倍くらい高いような気がします。例えば、代表的なお土産のひとつであるギラデリのチョコレートは市内にショップがありますし、前述のスーパー等にも売ってることがあります。スーパーにあるものでも日本では買えないものは多いので、お土産として十分なものが手に入ると思います。

食べ物以外のお土産

お土産かつ観光地的におすすめしたいのがSF MOMA(近代美術館)で、もちろん展示も多くて楽しめますし、お土産コーナーではいろんな雑貨が買えます。MOMAのグッズは日本でも取り扱ってますが、現地でしか買えないものもあるので、お土産にはちょうどいいと思います。

SF MOMA限定らしいマグ。かわいい。

あとはまたコーヒーの話ですが、好きなコーヒー器具メーカーのFellowがサンフランシスコに店舗を構えているので、そこでお土産としてタンブラーなども買うのもいいかもしれません。ちなみに電化製品を買う場合は、変圧器などが必要な場合があるので要確認です。

まとめ

自分は海外旅行マスターでもないので、あくまで数回の経験からの話にはなりますが参考になるでしょうか?

せっかくの旅なので、みなさんが安全に、そして楽しめるのを祈ってます。
6月24日から6月28日あたりに滞在する皆さん、現地でお会いしましょう!

2023のConfig Openingの様子。

明日の元気の素になります。