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レバレッジは効かせるべきか

不動産投資をしていけば必ず耳にする「レバレッジ」

レバレッジとは「テコの原理」のことです。

自己資金が少なくても、融資を利用して物件を購入することで、自己資金に対し大きな利回り(収益)を得ることを、レバレッジを効かせるといいます。

例えば、月々10万円の家賃収入が得られる1000万円の物件があったとします。

この物件をすべて自己資金で購入した場合の利回りは

10万円(家賃収入)×12ヵ月÷1000万円(自己資金)で12%です。

これを900万円融資を受けて、自己資金100万円で購入した場合の利回りは

10万円(家賃収入)×12ヵ月÷100万円(自己資金)で120%になります。

これが「レバレッジ効果」というもので、少ない自己資金で資産を加速的に増やすテクニックとして知られています。

私自身、これまでフルにレバレッジを活用して不動産投資をしてきました。

幸いにも今のところ資金がショートするようなこともなく順調ですが、レバレッジをかけるということは、それだけ巨額の借金を背負うことです。

・金利上昇リスク
・入居率の低下リスク
・災害リスク

など、さまざまなリスクを知り、しっかりとした信念のもとでやる必要があります。

レバレッジのおかげで今の私があるので、レバレッジを効かせることには賛成派でしたが、昨今のコロナや自然災害を鑑みるといちがいには言えません。

これからはレバレッジを効かせながらも、有事の際にはそれを補えるように備えることが大切なのではないでしょうか。

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