障がいが有るとか無いとか関係なかった
脳性小児麻痺という障がいあるいは病気を持って生まれた私には手足に軽い麻痺と言語障がいがありました。市の教育委員会や学校への母の必死の説得もあり、小学校と中学校は普通の学校の普通のクラスに通学することが出来ました。
中学三年の担任の先生の紹介で、最寄り駅から二つ目の駅にある私立高校に入学することが出来ました。
高校では数学と物理に興味を持ったので、理系の大学を目指すことにしました。三年生の三学期それも二月の終わり頃、浪人することも覚悟していたのですが、最後に受験した大学に